ウェス・モンゴメリーの『フル・ハウス』に収録されている「come rain or come shine(降っても晴れても)」は実際、雨の歌でなないのですが、タイトルの通り『雨の日』でも『晴れの日』でもピッタリの曲です。 ウェスのオクターブ奏法の弦の音が、豪雨のように、あるいは太陽の紫外線の様に変幻自在に輪郭をとっていきます。
最後は、ドビュッシーの『jardins sous la pluie(雨の庭)』 モニク・アースの弾く『雨の庭』は、台風の日に聴きたい曲NO.1です。 全3曲から成る『版画』の中の第三曲。演奏が始まったとたんに雨です。 それも強いやつ。 とても細かい、でも激しい雨です。 クラシックは、季節や天気を表現するのがとても上手ですね。