こちらはエリック・クラプトンが2004年に発表した伝説的ブルース・ミュージシャンのロバート・ジョンソンの楽曲をカヴァーしたアルバムです。 すっかり現代のブルース・マン代表的な風格すら漂わせているクラプトンですが、1994年発表のブルース・カヴァー・アルバム「FROM THE CRADLE」に始まり、2000年に「RIDING WITH THE KING」というB.B.キングとの共演アルバムを発表するなど、この時期は特にブルースに傾倒していたようで、その集大成のような印象のトリビュート・アルバムのように感じます。 クラプトンらしいちょっとAOR感漂う洗練されたサウンドで見事なまでのブルースを演奏しています。 まだブルースをちゃんと聴いた事が無いけど興味はあるような人への入門盤としてもいいかも知れません。