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PINKY WINTERS
ハイファイ堂メールマガジン第676号 ハイファイ堂レコード
いつもハイファイ堂をご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。
本年も何卒よろしくお願い致します。
寝て起きたら年が明けていたというのが例年の私の年越しでございます。レコード店の堀田です。
皆様はどの様な新年の迎え方をされましたでしょうか。
友人はセントレア空港で御来光を拝んだり、富士登山をしたりとアクティブに過ごす話を聞くと憧れたりもします。
ですが寒さにめっぽう弱いので永遠の寝正月はなかなか卒業できそうにありません。
さて、そんな筋金入りのインドアな私ですが年末はたくさんのアーティストのライブを見る機会を得られました。
その中でも、日本でも人気の高いPINKY WINTERSのライブが特に素晴らしく感動しましたので今回は彼女について書いてみようと思います。
”PINKY WINTERS”
1930年2月1日生まれ(86歳)
おそらく現役で活動している最高齢の女性シンガーではないかといわれています。
アメリカ インディアナ州、ミシガンシティで生まれ4歳からピアノを始め、その年にはもう初めてのコンサートを行い青春時代もずっとインディアナで活動していたそうです。
高校卒業後、友人に”街を出よう!”と誘われてデンバーへ移り”Dante's Inferno”というクラブへ行った際、友人の後押しで歌い始めたようですが、そこで”PINKY WINTERS”というステージネームが生まれたと語っています。
本名はPHYLLIS WOZNIAK(フィリス ワズニァック)という発音の難しいお名前です。
またその夜、ピアノを演奏していたDICK GROVEに師事し、また後に結婚するベーシストのJIM WOLFとも出会うことになります。
-PINKY-
VANTAGE 1954年
1954年に、彼らとロサンゼルスへ移住しウェスタンアヴェニューの”STARLIGHT”で歌いはじめます。
そしてその年にVANTAGEから”PINKY”を発表することになります。
幻の10inc.とマニアの方々には有名と聞きます。国内盤ではART UNIONから同デザインで発売されています。
また、これにZOOT SIMSとのセッション7曲を加えた物がNORMA盤となります。
当時若干24歳ながら、すでに完成された歌声に感じます。
甘くハスキーな声で音の抑揚を鋭く歌うような、跳ねるような表現が所々聞かれます。
But not for meやCool Sazerac、個人的に大好きなThe nearness of youなどゆったりと心を落ち着かせてくれます。
-Lonely one-
Argo 1958年
'50年代にはもう1作”Lonely one”を発表します。
こちらはジャケットが2種類あり、オリジナルは左のArgo盤。
右の湖畔ジャケットはそのデザインの美しさからこちらも入手困難です。
ちなみにジャケットの女性はピンキーではありません・・・
バックはジェラルド・ウィギンス、ハワード・ロバーツ、チコ・ハミルトンとスマートで豪華な面々です。
後にこれら初期2作は、「別人が歌っているように感じる」とか「実はあまり気に入っていない」なんてインタビューで語っていますが、それでもチャーミングで自由に歌う彼女の魅力は充分に満足できます。
-This Happy Madness-
France verve 1994年
'50年代に2枚のアルバムを発表して以降カムバックするまで約30年間、彼女は実質上ステージから引退することとなります。
そのあいだ2度の離婚を経験し、1980年ステージ復帰をします。
その時のピアニストがLou Levyで1990年彼が亡くなるまで共に暮らします。
そして1994年、France Verveから”This Happy Madness”を発表します。
初期2作と比べると格段に成熟し深みのある歌声に変化していることがわかります。
年齢的なところもあると思いますが、低音域を生かして原曲のメロディを大切にした歌唱法へと変わっています。
パートナーのLou Levyもこのアルバムを制作するにあたって彼女が、取り上げるオリジナル曲を研究し演奏のアイデアを練っていたと語っています。
長いキャリアに比べて、非常に寡作であると言われるピンキーですが、発表作はどれも甲乙つけがたいものです。
その中でも上記3作は特に評価、人気共に高く入手困難な作品です。
彼女を評する時によく引き合いに出されるのがChris ConnorやJune Christyのcool系な方々ですが、実際ライブに行ってみると明るくジョークを交えて話すとてもチャーミングな女性でした。
熱唱したりはせず本当に自然に歌い、むしろ歌うというより語るといったスタイルで、温かくて深くて、失礼を承知で言うなら祖母が話しかけてくれるような優しさに溢れていました。
ライブ後にそのようにお話しさせていただくと、”I give you my heart.Enjoy your life.”と声をかけてくださいました。
Enjoy my life...ピンキーに言われるととかく深く感じます・・・
今年も皆様の宝物になる1枚を見つけるお手伝いができるように、また自分自身も琴線に触れるものを見つけ大切に過ごせる1年にしたいと思います。
最後までおつきあい下さいましてありがとうございました。
本年も変わらずハイファイ堂をよろしくお願い致します。
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