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都内の私の住む亀有近辺では、連日の寒さのせいで未だに16日に積もった雪が軒先に残っています。皆様いかがお過ごしでしょうか。ハイファイ堂 秋葉原店 廣川 勝正です。
今回は現在秋葉原店在庫のスピーカーの中でも、見た目にもインパクトの強いREVEL AUDIO「ULTIMA STUDIO」の実力を掘り下げてみたいと思います。
1999年にあのマドリガル社がプロデュースしJBLの協力のもと彗星のごとく姿を現したレヴェルオーディオ。その中核をなす代表モデルが今回紹介する「初代」(2008年に外観が別物に変身してしまった2代目となるULTIMA STUDIO2が登場してますので初代と呼ばせて頂きました)ULTIMA STUDIOです。
しかも中々お目にかかれないローズサイドウッドバージョン。そのオリジナリティ溢れる容姿と個性的な音で当時注目の的だったスピーカーです。簡単に仕様を紹介すると、2機の20cmウーファーを軸にした3ウェイ5スピーカーです。大きな特徴としてはサイドパネルにサンドイッチされた独特のプロポーションと、左下の写真の通りリアにもツイーターが搭載され、音場空間をアレンジ出来てビジュアル用のスピーカーとしても使いやすさを追求された面も持ち合わせているところです。
ちなみにリアに搭載された1.9cmツイーターの効果は非常に大きく、単なるちょっとした音場補正的な…と想像して聴かれた方は驚くと思います。かなりの音圧が有り、スピーカー全体のバランスや鳴り方に大きく影響を及ぼす程です。逆に言えば十分な効果が得られるので、積極活用すれば左の写真のリアにある調整ツマミで聴く楽曲に合わせて自分の好みの音に調整しやすいという大きなメリットが発生します。
さて、上記の様に個性的な一面からこのスピーカーを紹介しましたが、本来のこのスピーカーの持ち味は現代的な見た目とは裏腹のグイグイと前に迫ってくる往年のアメリカンサウンドをややタイトにしたところだと感じました。近年のハイエンドスピーカーの様な美音をフワッと柔らかく奏でるのとは違う独特の個性があります。そこをうまく生かせる組合わせを、この後模索して行きたいと思います。
上の写真が「強い音」のスピーカーの魅力をうまく引き出そうと秋葉原店在庫の商品で組上げたシステムの一案です。フロントエンドのCDプレーヤーはLINDEMAN/D680をチョイスしました。きめ細かくしなやかな音が魅力の本機が、音の上流に清らかさを与えてくれます。
プリアンプは、無音時の静寂性が魅力のJEFFROWLAND/COHERENCE。クオリティの高さを一番の条件に選びました。
パワーアンプには、スピーカーとの定番の組み合わせといえるMARKLEVINSON/No.333L。引き締まった筋肉質な音と高い駆動力が魅力です。300W/ch(8Ω)の出力も安心感を与えてくれます。
さて期待通りの音の強さを表現してくれるでしょうか。
ここで視聴ソフトの紹介です。
左から、SACDソフトのEXTONより6曲目のチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」、角松敏生/TIME TUNNELから9曲目の風のあやぐ、Melodies/The Best of AORよりDISC2の12曲目ケニーロギンスのハートトゥハートです。
ご覧の皆様の中には、選択機種のうち上の写真のCDプレーヤーのみ、「音が優しすぎるのでは…」と違和感をお感じになっている方もいらっしゃるかと思いますが、スピーカーの中高域のエネルギーの強さからくる「痛さ」をうまくしなやかさに変換してくれているという効果に期待した為の選択です。結果から申し上げれば角松敏生の声の質感の生々しさや、チャイコフスキーの弦のしなやかさなど、うまく再現出来て成功という感じでした。プリアンプのCOHERENCE唯一の不満点である低域の量感や厚みの不足感はチャイコフスキーの後半の部分でやや感じます。しかし、それを補って余ある音数の多さと静寂感に感心させられました。
No.333Lはグイグイと引き締め過ぎるほどの凝縮感がスピーカーの個性との相性の良さにうまく作用していた様に感じます。
この「ULTIMA STUDIO」を聴いているうちに、音の強さ以外に、「スピードの速さ」に新たに感心させられました。上の写真の通り20cmウーファー2発というユニットの優秀さよりも、凄まじい強度のサイドパネルに代表される強固なエンクロージャーが生み出しているトラクション、グリップの良さが速さとして感じるのだと思います。車で例えるとメルセデス・ベンツがよく「エンジンよりもシャシーが速い」といわれている事に通じるものがあると思います。
スピードといえば1995年発売のGOLDMUND/MIMESIS9.4が現在秋葉原店に在庫してましたので、パワーアンプをこちらに交換して試聴してみました。
期待通りのスピード感をはじめ、超弩級のパワーアンプならではの駆動力と独特の中域のしなやかさが加わり、システムの音のグレードを一段引き上げてくれたと感じました。
しかし、別の視点で見れば、「ULTIMA STUDIO」の実力が高いからこそ、違いをうまく表現出来ていたのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。今回はスタンダードな形状じゃない故に敬遠されてきたと感じていた、超優秀スピーカーを紹介させて頂きました。ハイファイ堂は、在庫してる商品をご希望に合わせて組み合わせ試聴が可能です。是非、お気軽にスタッフまでご相談ください。
では、また次回。
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2024-04-19 McIntosh管球コントロールアンプの1番人気、C22の良品がメンテナンス完了です。鮮やかで押し出しを感じるマッキンサウンドは永遠に色褪せない魅力です。ウッドケース付き、復刻と見間違うほどのナイスコンディションです!
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2024-04-11 続々大型スピーカーやアンプなど入荷してます!ジェービーエルのエベレストやオラクルのプリメインなど変わり種も多いです。今後の商品化をお楽しみに。
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