二月は日数の短い月、疲れのたまる時期でもございますが、いかがお過ごしでしょうか。秋葉原店の上本です。今回は、おすすめのレコードプレーヤーについて書かせて頂きたいと思います。 現在、音楽ストリーミングサービスが主流になろうかというアメリカで、数年前に米国ミュージシャンが中心となりレコード店を盛り上げようという試み『RECORD STORE DAY』が創始されました。その波が日本にも押し寄せきており、昨年あたりアナログディスクが活発にリリースされなってきました。その影響もありアナログ再生に興味を持つ若い世代が増加傾向にあると感じます。 アナログ再生に際してプレーヤーをお探しに来られるお客様も多くなっています。これからアナログ再生をはじめられる方や、再度トライしたいという方におすすめの機種「TECHNICS SL-1200MK4」をご紹介します。
SL-1200シリーズは、DJ御用達でありMADE IN JAPANターンテーブルの代名詞的な名機。欲しくもMK6まで進化し2010年に生産終了してしまいました。 そのシリーズ中で、1998年に発売されたこのMK4は、ピュアオーディオ用に開発されたモデルでした。高トルクでクイックなスタート/ストップ性能、比較的コンパクトで操作性の良いデザイン等の基本性能は引き継ぎ、33/45/78rpmのスリースピードに対応し、ピンケーブルは脱着式を採用したのが特徴。又、補助ウエイトを取り付けることで重めのカートリッジに対応していることや優れた振動対策を施した設計はオーディオファンにも指示されている理由でしょう。発売当時の定価は85,000円ですが、現在この価格で同等性能の製品化はかなり難しいのではないかと思います。生産中止は本当に残念でなりません。