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10月後半、続々と来襲する台風で、洪水や土砂崩れの被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
ハイファイ堂 秋葉原店 廣川勝正です。11月に入り、東京都内も大分秋が深まってまいりました。真空管アンプやA級アンプの暖かさが心地よく感じられる今日この頃、皆様オーディオライフを満喫されていますでしょうか。
さて今回は、手放した後に中毒や後遺症でしばらく悩まされたKRELLのパワーアンプについて語りたいと思います。
上の写真は秋葉原店に入荷しましたKRELL/FPB-400CXパワーアンプです。後で紹介する同社プリアンプと一緒に試聴したのですが、「相変わらず独自の世界だな〜。」と思わず声を上げてしまう音を聴かせてくれました。試聴内容については後で述べるとして、まずは簡単にFPB-400CXの説明を。
出力は400W×2(8Ω)、800W×2(4Ω)、1600W×2(2Ω)と理論値通りで抜群の駆動力を誇ります。さらに1992年発売の最上級機KASで開発されたサスティーンプラトーバイアスA級回路を改良し、パワー効率が向上。同社プリアンプと電流伝送接続が出来るCASTもCAST2へ進化。Fレンジが広がった上、位相特性も改善されています。サイズはW483×H262×D547mm、50.0kgの大型重量級パワーアンプです。
下の写真の様に試聴セットを組ませて頂きました。スピーカーにはJBL/4343、プリアンプにはKRELL/KCT、CDプレーヤーにPHILIPS/LHH900Rと、いずれも実力の高い機種を使用。
過去に自分もJBL/4344を所有していた時にKRELLのパワーアンプを導入したのですが、記憶の中にある音が再現されるかが一番気になるところです。それはずばり「癖になる厚み」。それでは試聴開始です。
聴き始めからの30分間位は、確かにKRELLらしい厚みは感じられましたが全体的に眠さを感じさせる音です。それを過ぎてからの音は粒立ちやクリアーさを伴ったKRELLサウンドが再現されました。まるで4343のウーファーが地の底から沸き上がる力によって動かされているかの様です。創業当時のKSA-100の持ち味である低域から中域に渡っての厚みのある音はこの2000年代のパワーアンプにも引き継がれているようです。実にたくましくモリモリと鳴ってくれる快感に、もっとボリュームを上げたいという誘惑に駆られます。また、ボリュームを上げても中高域にうるささを感じさせないところもこのパワーアンプの美点です。
残念ながらCASTケーブルが無かったため通常のXLRケーブルの接続での試聴でしたが、プリのKCTとの組合わせでは全帯域に渡っての力感とソリッド感が加わって相性の良さを感じました。ただ、やはりKRELLの音の真骨頂はパワーアンプでこそ味わえると思います。自分にとってKRELLは「パワーアンプメーカー」なんだと改めて感じさせられました。
さて、試聴前に期待していた「癖になる厚み」が今回再現されたかというと、実際のところ過去の記憶が大きくなりすぎていたのかなという感じでした。FPB-400CXは以前のKMA-100やKSA-80Bなどの第一世代、第二世代のパワーアンプよりも若干ニュートラル方向に振られている分、そう感じさせたのかもしれません。でも、それでもKRELLはKRELL。「厚さ」は他のライバルメーカーを凌駕していた事は歴然たる事実です。
さて、今回の試聴で使用したソフトは「松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。」です。3枚組CDのDisc1から、4曲目の「Hell,my friend」と「ベルベット・イースター」を中心に試聴しました。
今回は、過去に自分で使用していたKSA-80Bで鳴らした4344の音を思い出しながらの試聴でした。自分は一旦KSA-80Bを手放して、他のメーカーのパワーアンプを試したことがあるのですが、1週間と我慢出来ずに元に戻した経験があります。まさにKRELLの音の麻薬的な厚みの中毒にかかってしまったのだと思います。もしかしたら、同じ様な事を体験された方もいらっしゃるのではないかと思います。いかがでしょうか。
その後、ハイファイ堂に入社してKMA-100MK2を試聴の為にAPGEE、B&W、JBLを立て続けに鳴らしてみたのですが、全てのスピーカーがKRELLの色に染まっていて驚いた事もありました。スピーカーを支配してしまう程の駆動力に改めて感心させられた経験でした。
今回のFPB-400CXも歴代のKRELL同様、凄まじい程の駆動力を感じさせてくれて、聴いていてとても嬉しくなりました。
創業者のダン・ダゴスティーノは独自のブランドを立ち上げ、KRELLは輸入元がアッカに代わるなどの動きがあった最近ですが、メーカー独自の個性や音はいつまでも引き継いでいってほしいと切に願っています。
では、また次回。
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2024-04-19 McIntosh管球コントロールアンプの1番人気、C22の良品がメンテナンス完了です。鮮やかで押し出しを感じるマッキンサウンドは永遠に色褪せない魅力です。ウッドケース付き、復刻と見間違うほどのナイスコンディションです!
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2024-04-11 続々大型スピーカーやアンプなど入荷してます!ジェービーエルのエベレストやオラクルのプリメインなど変わり種も多いです。今後の商品化をお楽しみに。
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2024-04-19 福岡店の新着です。TANNOY ARDENが綺麗に仕上がっているほか、McIntosh MA7200やHARBETH HL MONITOR MK4など入荷しています。ご興味のある方は是非ご連絡ください。
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2024-04-19 JBL 4435が2ペア入荷! 京都商品部でメンテナンス後販売予定です。
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