スターティングは"You've Got A Friend"越智さんのゆったりした歌唱に合わせてルイスは控え気味にカッティング。続いては"It Might As Well Be Spring"ブラッシュ・ワーク、ハンド・ワークやマレットを使い別けてアーシーさを醸し出す。"Bye Bye Black Bird"はルイスの優しい笑みと共に軽快なブラシュ・ワークが心地良く響く。名脇役との評価が高いですが、ソロでは個性を発揮。特に"Day By Day"は残像を残す程メリ・ハリのある力強いドラムスに思わず体が弾む。リズムを刻むたくましい太ももに釘付け。何見て感動してるねんと突っ込みがきそうですが、ほんまに躍動する肢体に魅了される。体内から湧き出るリズム・多彩なスティック捌きにノック・アウト。
ラスト曲の"Side By Side"ではルイスはスキャットを披露。上手いですねぇ〜。すごく得した気分。メンバー全員は初めての共演にもかかわらず調和があり、即興に応えられるグレードの高さに安堵を感じる。着実に実力をつけオールマイティー・ドラマーの地位を確立したルイス・ナッシュに脱帽。幸福感に満たされながら家路を急ぐ車中自然とリズムを取っていたcappuccinoでした〜。