ダストカバー始めました
メンテ一覧
LPセットまとめ買いが安い!
技術者募集
ダストカバー始めました
|
LPセットまとめ買いが安い!
|
技術者募集
Cappuccinoのちょっとおすすめ第14弾「歌舞伎鑑賞教室」京都四條南座2006.4.21(金)
大阪は造幣局の桜の通り抜けも終え、いよいよ桜前線が北上しつつあります。それにしても、今年の春はなかなかやって来ませんね。さて、今回のおすすめは京都四条河原町にあります京都四條南座での「歌舞伎鑑賞教室」にお邪魔しました。毎春恒例行事になっているようですが私は初参加。歌舞伎を鑑賞したいがどうも敷居が高いとおっしゃる初心者さんや学生さん対象に企画された内容充実の2部構成。本格的なパフォーマンスを堪能出来、なんと2000円というリーズナブル料金で更に満足度アップ。笑い有り、感動有り、五感を刺激するあっという間の2時間。
会場40分前、南座に着くやいなや驚く光景が私の目に飛び込んだ。全席自由席の為か、女性グループ、お歳を召したご夫婦らしき人、学生服の生徒さんと引率の先生らしき人などの長蛇の列。ちょいと小粋なお方が目の保養になった。入場するとすでに沢山の人が座席に着いている。女性陣はすごいねぇ。こんな時の素早さは見習うべきか。持ち物を座席に置いて場所取りする姿はお勉強になりました。3階まである会場は平日とはいえほぼ満席状態。人気の高さが伺い知ることができる。写真撮影、録画、録音は硬くお断りとのアナウンスが何度もされておりました。と言う訳で写真がないのでお見せできないのが残念です。(写真は南座HPより引用)
1部開演。なにやら花道から和服姿の男性が現れました。司会進行役の落語家・桂九雀さんです。案内役は今年で14回目。先ずは、参加学校名を読み上げ観客の拍手と共に場を和ませます。流暢な喋りで、南座の仕掛けや歌舞伎のイロハを紐解いていきます。影の立役者とでも申しましょうか。歌舞伎の唄、お三味線、鳴物という鼓、笛などの紹介。役割の大切さを無声ならぬサイレント歌舞伎を演じて解く。音が無いとなんとも「間抜け」な立ち回りに思わず噴き出した。他には客席から希望者を募りレクチャーもある。この日は大太鼓で波を表現。黒衣さんがレクチャーに出演された人を記念撮影するサービスもあった。「黒衣」くろごといって黒い着物と頭巾を身につけている者や衣装をさすのだそう。歌舞伎の中では姿が見えていない事になっている。いわば透明人間。現代っ子ならハリー・ポッターの隠れマントか。仕掛けの解説で驚いたのが「廻り舞台」だ。舞台の床を円形に切った床下では昔、男衆が「ころ」という太い棒で動かしていたらしい。これがほんとの「縁の下の力持ち」やね。桂九雀さんが立っている舞台が回りだすと結構奥行きがある。この仕掛けがドイツで汽車を回転させる装置に利用され日本に逆輸入されたという話にも関心させられた。「廻り舞台」の画期的な発明が海を渡り発想の転換で新しい作品を生んだなんて素晴らしい事じゃないかと思った次第。
ここで、ちょっと南座歌舞伎鑑賞教室資料より「歌舞伎」のひとくちメモpart1:「黒衣」(くろご)とは、舞台上で役者が美しい姿でいられるよう、又、スムーズに演技ができるように補助する「後見(こうけん)」の一つだそうです。他には「引き抜き」といって、観客の目の前で、瞬時にして衣装を変える演出。特殊な方法で重ねられた衣装を「後見」が取ると、別の衣装が現れる仕掛け。「ぶっかえり」とは、引き抜きの一種で衣装の上半身部分が前後に分かれ、下半身部分を覆い、内側の衣装が現れる仕掛け。隠していた本性や性格を現す際に用いるらしい。(写真は京都南座HPより)
2部では、本公演第1回から連続出演されている、上村吉弥氏(かみむらきちや)(只今ご活躍中の女方です。)が舞踊「鷺娘」を披露されました。真っ暗な舞台でお三味線の音色がこれからの展開を予見させ、更に好奇心をそそります。あの暗闇でしっかり演奏される長唄三味線の今藤佐敏郎氏。あたり一面を真っ白に染める冷たい雪の中。舞台は寒色系の青で川を表現。突如現れる妖艶な娘が白無垢の花嫁姿で現れる。白鷺の化身だ。あまりの美しさにおっ〜っと歓声が湧く。バレエに例えれば「白鳥」とでもいいましょうか。なんとも優美なお姿。心情の変化などを目の表情・指先・しなやかな動きで表現する美しく雅な舞踊にも感動。結婚式のお色直しさながら衣装が変る度に感嘆の声をあげる。宝塚歌劇団やハリウッド映画のど派手さは無いが情趣に富む作品だ。衣装変えを手伝う後見さん、演奏者や舞台操作など、関係者のチームワークも必須。舞踊者の動きを計りつつ鳴物との共演をリードする長唄三味線奏者今藤佐敏郎氏の趣のある演奏にも感服。一言では表現し難い伝統芸能の奥深さに敬意を表すると共にこれからの普及促進活動に期待する。(写真は南座チラシより引用)
ひとくちメモpart2:廻り舞台には、「せり」という大掛かりな装置がある。役者や大道具を舞台に上げ下げでき、舞台効果も図れる。花道の出入り口揚幕を吊っている輪が開け閉め時に鈴のような音色を奏でるので、役者の出入りが2階、3階の観衆にも分かる仕掛け。ここから七分、花道の舞台付け際から三分のところを七三と呼ぶ。この場所に設けた「せり」に似た装置を「すっぽん」と呼ぶ。九雀さんが「せり」で上がってくると確かにすっぽんが甲羅から首を出したように見える。亡霊、妖精、忍者など超人間的な登場人物が出入りする場所らしい。人間なら揚幕まで去って行く前の「見えを切る」場所でもある。
今年、鑑賞する機会が無かった人は今から来春の予定に組み込んで是非足を運んでください。この時期は、あちらこちらで「京おどり」、「都をどり」、「鴨川をどり」などの華やかな催しもあります。文化・歴史を肌で感じる情緒漂う京都観光も併せてお楽しみください。
京都南座HP:
http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/gekijyo/
大須本店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37 (052)249-2600
秋葉原店
〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F 3F (03)5818-4751
日本橋店
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611
福岡店
〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681
営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休
お問い合わせは
こちらをクリック
株式会社ハイファイ堂トップページ
トップページへ
ジャンク店トップページへ
English
会社案内・振込先
お問い合せ受付け
インターネット参加
オーディオ買取
メルマガバックナンバー
メルマガ登録・解除
特定商取引法及び
古物営業法による表記
ハイファイ堂みせますカム!
入荷案内登録
ポイント会員特典について
修理規定
送料について
返品ポリシー
プライバシーポリシー
過去情報データベース
検索
オーディオ高価買取一覧
DENON
/
viola
B&W
/
cello
TANNOY
/
SONY
DIATONE
/
JBL
Mark Levinson
Accuphase
EXCLUSIVE
TAD
/
McIntosh
audio-technica
Jeff Rowland
Sonus_Faber
Luxman
カートリッジ
トーンアーム
真空管
/
昇圧トランス
出力トランス
チョークトランス
電源トランス
プリ用電源トランス
インプットトランス
RCAケーブル
XLRケーブル
電源ケーブル
フォノケーブル
オーディオ買取の流れ
全店
分割12回まで無金利ショッピングクレジット
商品部
2024-04-19 現在メンテナンス中のスピーカー達です!近々商品化されると思いますので是非ご検討ください!
日本橋店
2024-04-19 McIntosh管球コントロールアンプの1番人気、C22の良品がメンテナンス完了です。鮮やかで押し出しを感じるマッキンサウンドは永遠に色褪せない魅力です。ウッドケース付き、復刻と見間違うほどのナイスコンディションです!
秋葉原店
2024-04-11 続々大型スピーカーやアンプなど入荷してます!ジェービーエルのエベレストやオラクルのプリメインなど変わり種も多いです。今後の商品化をお楽しみに。
福岡店
2024-04-19 福岡店の新着です。TANNOY ARDENが綺麗に仕上がっているほか、McIntosh MA7200やHARBETH HL MONITOR MK4など入荷しています。ご興味のある方は是非ご連絡ください。
大須本店
2024-04-19 JBL 4435が2ペア入荷! 京都商品部でメンテナンス後販売予定です。
一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC規定に基づいて営業しております
買い替え相談・ご意見などを受け付けます。(このページから商談することはできません。)
*
*
*
*
メッセージの確認画面へ
クリア
詳細検索
●ジャンル
●キーワード
●価格
~
●年代
年代を選択する
●入荷日
●国
メーカー国籍を選択する
●表示件数
●画像一覧
●ジャンクを除く
Eメールアドレス
パスワード