初回に書いた、「THE NEW WAVE OF JAZZ IS ON IMPULSE」が表記されているジャケットの裏を再度掲載します。「IMPULSE」の最初のアルバムは「THE GREAT KAI & J.J.」IMPULSE A-1である。ビル・エバンスが参加した、ケイ・ウインディングとJ.J.ジョンソンの2トロンボーンのもの。
「THE NEW WAVE OF JAZZ IS ON IMPULSE」が表記されているジャケットの裏
「THE GREAT KAI & J.J.」IMPULSE A-1 「IMPULSE」レーベルのファーストアルバム。
ジョン・コルトレーンの「IMPULSE」でのファーストアルバム
ジョン・コルトレーンの「IMPULSE」でのフアーストアルバムは1961年の「AFRICA BRAS」IMPULSE A-6 になる。 このあと、「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」A-10、「IMPRESSIONS」A-42、「COLTRANE」A-21を次々にレコーディングすることになる。
上左:「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」A-10 上右:IMPRESSIONS」A-42 左:「COLTRANE」A-21
NO.が2桁のものの最後はコルトレーンでいえば「ASCENSION」IMPULSE A-95になる。このあと正規に発売されるものは4桁のNO.に変わる。「KULU SE MAMA」IMPULSE A-9106がコルトレーンの9000番台の最初のアルバムである。録音日は「KULU SE MAMA」の方が古いのだが、発売順で並べると上記のようなことになる。この傾向は「IMPULSE」のコルトレーンのアルバムではよく見られる。理由の一つにはインパルス時代の吹き込みが大変多かったことにあることが考えられる。コルトレーンは残されている時間を知っているがごとく、どんどん変化を繰り返し、記録としてのレコーディングを膨大なものにしたのではないか。