「澤野工房」時代のものは両方ともオリジナル仕様に基づいて製作されており、「3 am」はコーティング・ジャケットになっている。もう1枚の「COCKTAIL FOR THREE」はオリジナルもコーティングがないので、コーティングなしのジャケットで復刻された。ここにも「澤野工房」のセンスの良い「拘り」を観ることができる。
さらに「OKTAV」原盤の「SAHIB SHIHAB and THE DANISH RADIO JAZZ GROUP」だ。オリジナルですら入手困難な超弩級のアルバムが聴けるのはジャズ・フアンには誠に有り難いことだった。
他にも貴重な復刻がされている。 「I GOT IT BAD AND THAT AIN'T GOOD / ROB MADNA」原盤は「OMEGA」 「H.U.M.」原盤は「VEGA」。 ダニエル・ハマー(ds)の「H」、ルネ・ウルトラージュ(p)の「U」、ピエール・ミシェロット(b)の「M」と3人の頭文字から取ったものがタイトル。 「A BOY FULL OF THOUGHTS/BERNDT EGERBLADH」1988年録音の復刻盤。内容が素晴らしい、通称「子供」と称されるアルバム。 「NIGHT IN FONORAMA / FRANNCO TONANI」 前回「REWARD」盤で紹介しましたが、「澤野工房」盤では「JUK BOX」のラベルで復刻している。