今回の新年号では、上記「A LOVE SUPREME」がレコーディングされた、1964年の「JONE COLTRANE」の数々のアルバムを考察する。 '64年〜'65年は「COLTRANE」が「IMPULSE」に最も多くのレコーディングを残している。この時期は未発表になっていて、「IMPULSE」以外からもリリースされているものも有るが、ここでは「IMPULSE」に絞って述べます。
「CRESCENT」IMPULSE A-66/AS-66 録音 1954年4月、6月 アルバムNO.の「A-66}は「MONO」、「AS-66」は「STEREO」 この時のメンバーはすでに固定化していた、JONE COLTRANE ts McCOY TYNER p JIMMY GARRISON b ELVIN JONES ds の「黄金のQUARTET」。
「THE NEW WAVE IN JAZZ」 IMPULSE A-90/AS-90 録音 1955年3月 「ビレッジ・ゲイト」でのオムニバス・アルバムに1曲「NATURE BOY」が収録されている。
1965年4月、5月の未発表モノは「BLUE PARROT」から2枚のアルバムで発掘されたが、同じ1965年 5月、6月の録音が「TRANSITION」 AS-9195 で1曲 5月のものがドラムにROY HAYNES が入っているが、後は上記の、JONE COLTRANE ts McCOY TYNER p JIMMY GARRISON b ELVIN JONES ds のカルテットの録音。
「KULU SE MAMA / JONE COLTRANE」IMPULSE A-9106/AS-9106 録音 1965年6月、10月。 このタイトル・ナンバーの「KULU SE MAMA」はレギュラー・メンバーに、PHAROAH SANDERS ts ほかの八重奏団になっている。 これも「COLTRANE」の没後にリリースされたものだ。