これは国内盤でも発売された人気盤。この当時「ブルー・ノート」のプロデューサーにもなっていた「デユーク・ピアーソン」のアルバム。 「BST 84252 SWEET HONEY BEE / DUKE PEARSON」 メンバーはFreddie Hubbard (tp -1/3,5/7) James Spaulding (as, fl) Joe Henderson (ts) Duke Pearson (p) Ron Carter (b) Mickey Roker (d) 1966年録音。 ここでも「ジョー・ヘンダーソン」が活躍。「デユーク・ピアーソン」のアレンジが良く効いたアルバム。
このアルバムは国内では「キング盤」でリリースされたと記憶しているが、「グラント・グリーン」のウオンツの多いアルバム。 「BLP 4253 STREET OF DREAMS / GRANT GREEN」とステレオの 「BST 84253 STREET Of DREAMS / GRANT GREEN」 Bobby Hutcherson (vib) Larry Young (org) Grant Green (g) Elvin Jones (d) のメンバーで「ラリー・ヤング」のオルガンが入っている。 メンバーも良いが、「グラント・グリーン」の単音ギターはホーン・ライクで「ボビー・ハッチャーソン」との相性は素晴らしい出来だ。
次に「BST 84259 BLACKJACK / DONALD BYRD メンバーはDonald Byrd (tp) Sonny Red (as) Hank Mobley (ts) Cedar Walton (p) Walter Booker (b) Billy Higgins (d) 1967年の録音・ この時期に「ドナルド・バード」のアルバムが結構あるが、最後期の「エレクトリック・バード」(BST 84349)まではどれもよく出来た内容的になっている。 これもリズム的には「8・ビート」等を取り入れているが、本格的な演奏だ。
上記と同時期のもので、上記から「ハンク・モブレー」が抜けた構成になっている。 「BST 84292 SLOW Drag / DONALD BYRD Donald Byrd (tp) Sonny Red (as) Cedar Walton (p) Walter Booker (b) Billy Higgins (d, vo) 1967年の録音。 「ブラック・バード」と同時期で、ほぼ同メンバーだけに、同様の方向性を持ったアルバムだ。 「グルーブ・ジャズ」が主流になってきているこの時期に、これらの「モダン・ジャズ」がまだまだ有ることは、サプライズだった。
これは「BLP 4263 ALLIGATOR BOGALOO / LOU DONALDSON この資料は「MONO」盤。この時期も「ルー・ドナルドソン」のアルバムが結構あるが、「オルガン」と組んだモノが多い。 Melvin Lastie (cor -1/4,6) Lou Donaldson (as) Lonnie Smith (org) George Benson (g) Leo Morris (d) 1967年のレコーディング。