レコマ君のジャズレコード独り言
2015年 04月03日 レコマ君
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「TIME=タイム・レーベル」に関して。(続)
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前回に続き「TIME」レーベルの復刻盤に関して述べます。 今回の「プレーヤー」は「ケニー・ドーハム」と「ベニー・グリーン」。
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「プレイ」にも「アルバム」にも派手さはないが、「コレクター」には「外すことの出来ない」1人でもある「ケニー・ドーハム」の「TIME」での2枚のアルバム。
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「ケニー・ドーハム / ジャズ・コンテンポラリー」
ケニー・ドーハム(tp),チャールス・デイヴィス(bs),スティーヴ・キューン(p),ブッチ・ウォーレン(b),ジミー・ギャリソン(b),エディ・エンロウ(ds) 1960年録音
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ドーハムの哀感漂うトランペットにスティーヴ・キューンの瑞々しいピアノが彩りを添えたモダン・ジャズのメインストリームまっしぐらな香り高き逸品。 (レビューより)
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「ケニー・ドーハム / シ ョウボート」
ケニー・ドーハム(tp),ジミー・ヒース(ts),ケニー・ドリュー(p),ジミー・ギャリソン(b),アート・テイラー(ds) 1960年録音
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ジェローム・カーンのミュージカル・ナンバーに一抹のペーソスを漂わせるブルーなムードが横溢するオールスター・セッションによるドーハムの傑作。 (レビューより)
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この「レコード」は、「センチュリー」の前に「テイチク・レコード」から復刻されたもの。 「テイチク・レコード」からも,1957年ごろに「TIME」のアルバムが復刻されているが、「ダブル・ジャケット」の採用は「センチュリー・レコード」からだけ。
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「ベニー・グリーン / ベニー・グリーン・ウィズ・ソニー・クラーク
ベニー・グリーン(tb),ジミー・フォレスト(ts),ソニー・クラーク(p),ジョージ・タッカー(b),アル・ドリアース(ds),ジョー・ゴーガス(bongo) 1960年録音
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ソニー・クラークの大傑作『クール・ストラッティン』からの再演2曲をはじめ全編にメロディアスでブルージーなプレイが満載のグリーンの代表作。(レビューより)
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次回は、「スタンレー・タレンタイン」等の「アルバム」を述べます。
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♪「今週の推奨盤」♪
今回は「OJC」のなかから「RIBERSIDE」の推奨盤を、3 アイテムとりあげます。
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「Thelonious Monk Plays The Music Of Duke Ellington」 RLP 12-201
Thelonious Monk (p) Oscar Pettiford (b) Kenny Clarke (ds) 1955年 録音
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これが「オリジナル・ジャケット」で国内盤で復刻されたのは「セカンド・ジャケット」だった。
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「Jazz By Gee! / Matthew Gee All-Stars」 RLP 12-221
Kenny Dorham (tt) Matthew Gee (tb) Frank Foster (ts) Cecil Payne (bs) Joe Knight (p) John Simmons (b) Art Taylor (ds) 1956年 録音
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この「オリジナル」は結構レアで、廃盤市場にもあまり見かけることの少なかったアルバム。 それだけにこの復刻は貴重なものだった。多分国内盤では復刻されていないかと。
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「 Look Out For Evans Bradshaw!」 RLP 12-263
Evans Bradshaw (p) George Joyner (b) Philly Joe Jones (ds) 1958年 録音
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これも「国内盤」では復刻されていないと思う「アルバム」で、「WAVE 」からリリースされている。 「ファンタジー盤」でリイッシュされている。
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上記のほかにも「RIVERSIDE」系のよい「アルバム」を「カスタム・シリーズ」等でもリイッシュしている。又、機会が有れば述べてみたく考えています・
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メールはこちら。 mailto:mifumi@tb3.so-net.ne
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