CDショップ「コン&カプ」 新春特別企画最終回 3人がおすすめするCDを読者の皆様にプレゼントします。お名前、送り先、欲しいCDを明記の上、下記メールアドレスまでご応募ください。締め切り日時は1/27(木)21:00です。当選者の発表はCDの発送をもって替えさせていただきます。 mailto:merumaga@hifido.co.jp |
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オーナーのコン&カプも知らないうちにいつの間にかオープンしていたCDショップ「コン&カプ」。臨時アルバイトが働きたくなるとオープンするようです。お客様はメルマガの読者のみ、店の所在地は秘密。店をオープンさせる謎の臨時アルバイトはハイファイ堂社長の寺本光男です。オーディオをおすすめするのに疲れるとCDをおすすめしたくなるらしい?先日寺本がおすすめしたCDを気に入ったお客様のご来店です。 |
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社長のおすすめ サキソフォン・コロッサス ソニー・ロリンズ(ts)、トミー・フラナガン(p)、ダグ・ワトキンス(b)、マックス・ローチ(ds) 1956年6月22日録音 社長にすすめられて我が家ではジャズを聞く機会が多くなった。CDの試聴は、台所のミニコンポで、たいてい子供達のおやつ時に自分も一息つくついでに、となる。すると子供達も否応なくそのとき流れている音楽を聴くことになるわけだ。うちなど、あまりTVを見ないほうなのに、どこで拾ってくるのか、子供達は流行歌などすぐに覚え口ずさんで見せる。音楽のジャンルがなんであろうと良いものは良い。彼らの心にも響くものらしい。この「サキコロ」を台所で流していたら、長女が1曲目の「セント・トーマス」の出だしをいつのまにか鼻歌混じりに歌うようになっていた。1才半の末っ子は、曲が始まると、「あ、これよこれ」と言わんばかりにニッと笑い、ガニマタ足をふんじばり上半身を左右に振りだす。さすが、「ジャズの歴史に不滅の名をとどめるロリンズの最高作!」と謳うだけはある、子供たちの食いつきの良さといったら! |
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ところが、じっくりと子供達にきかせてみると、意外な反応を見せた。2曲目が始まると、長女がそれまでのノリノリのステップを止めて、「ママ、なんかこれヘン」。「へん」?それから彼女は、タオルを鼻の下で結んでほっかむり、抜き足差し足、大股で忍び歩きを始めた。音楽に合せて、ときどき、おしりをふりふり。これでは「クレヨンしんちゃん」である。5才の長男は大喜びで彼女に続いた。以後、この曲は「ドロボーの曲」と命名された。 人声に最も近い楽器といわれるテナーサックスによるバラード。ロリンズのテナーはその魅力を最大限に引き出した音色。あふれる情感を熱く力強く歌い上げる'You don't know what love is'「愛」ってなんだかわかってんの?教えてあ・げ・る、なんてやはりコドモには理解を超えるものがあるようだ。アップテンポでノリの良い曲には喜んでスウィング、大人の雰囲気のバラードには???で、子供らしい反応を引き出したといえる。心を酔わせ頭の芯を痺れさす、包容力あるダンディな響きも、子供の変換キーを通ると、ユーモラスで父性的な面が強調されて「船の汽笛」「パパのお○ら」にきこえるのだろう。それはそれでよい。 社長がジャズを聞き始めたきっかけのCDだという。冴え渡るドラムスはじめ、各奏者どの演奏とっても申し分ない。うちでは、仕事で遅いパパの帰宅を待つときにこどもたちとスウィングしながら聴く1枚として、長く聴かれることとなるだろう。 |
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ちょっぱらさんのつぶやき これだけ有名な盤ですから一度ならずどこかで耳にしているはずですよね。でも、ちょっぱらさんのあまり当てにならない音の記憶がわずかながら違和感を訴えるのですよ。なんでかなーと曲解説なんかボーっと見てたら、これは、レコードできいてんのかなーと。いやあ、レコードで聴きなおしたいですね。 ちょっぱらさんが聴いたのは20bit盤のCDでした。読者プレゼントにはXRCDを用意致しました。 |
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コンのおすすめCD ココドール/Cocod'Or(ココドール) Cocod'or:hiro(vo)、鈴木明男(sax)、安部潤(p,key)、池田達也(b)、松山修(ds)、その他 2004年作品 エイベックスAVCD-16049 2004/8/4発売 いらっしゃいませ、ちょっぱらさん。CDショップ「コン&カプ」にようこそ! 今日は「Cocod'Or」をぜひおすすめしたいと思います。コンはこの年にして元SPEEDが好きなんです。驚かれたでしょう?それもメイン・ボーカリストのhiro(ヒロ)の大ファンでもあったのです。そのhiroが「Coco d'Or」という名前でジャズアルバムを制作しました。なんと嬉しいじゃないですか。 |
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選曲も1曲目「ルート66」、2曲目「チュニジアの夜」、6曲目「サマータイム」16曲目「コーリング・ユー」など名曲、そして現在の有名な曲をも取り上げているのだから、いやぁ・・これは実に本格的じゃないですか。これなら親子で十分楽しめますよ。そして彼女のボーカルは、コンもそうだったのですが、知らずに聴いたらまずhiroだと分らないほど、違和感もなくうまく歌い込んでいるのが素晴らしい。これは意欲作です。一家の愛聴盤に一枚どうぞ! |
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ノラ・ジョーンズ&ハンサム・バンド・ライヴ(DVD) ノラ・ジョーンズ(vo,p,el-p)、ダル・オダ(backchorus,fl)、ロビー・マッキントッシュ(mandolin,acoustic-g,resonator-g)、リー・アレキサンダー(b)、アダム・レビィ(g)、アンドリュー・ボーガー(ds)、guest:ドリー・パートン(vo)他 2004.8.9〜10 ナッシュビル“ザ・ヒストリック・レオン・オーディトリウム”で実況収録 メジャー・デビューしてからわずか2年半というのに、独自の音楽を世界に発信した彼女のドキュメンタリータッチの映像。彼女の音楽をジャンル分けするのは難しい。Jazz、カントリー、ポップスと、其々の要素を持ち合わせながら不思議とノラっぽい音楽に様変わりする。リハーサルも本番も変わらず穏やかなステージだ。人々の心の傷を治癒するかのような温もりをもった歌声と独特の歌唱法。メンバー皆が居心地良く演奏してるところからしてなんとも癒しの世界。トロ〜ンとした優しい空気を醸し出す。ステージには絨毯を敷き詰め柔らかい照明と飾り気のないジーンズ姿のバンド・メンバーたちが暖をとりノラの部屋へ招いてくれてるようだ。別の癒し系で感動をしたのがゲスト出演したドリー・パートンだ。彼女はカントリーの女王。大分お年を召されていますがスタイルの良さとキュートさは変わりません。ノラの若さにはかないませんが下町の元気アイドル風のドリーが出てきたとたんにパッーと明るい風を吹かせてくれた。 |
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映像は、リハーサル風景、ノラへのインタビュー形式によるメンバー紹介、ツアー・バス、ステージ準備、ギタリストのギター自慢大会等が収録されている。このギター自慢が面白い。ギブソン、テレキャスター、ドブロ・ギター、ジュニア・マンドリン等ギターファンの興味をそそるかも。あの曲のイントロはこのギターからかと。ノラ・ジョーンズは今春4月には来日公演決定。ホワット・アム・アイ・トゥ・ユー、サンライズ、ドント・ノー・ファイ、カム・アウェイ・ウィズ・ミーなどお馴染みの曲が聴けるかもよ。 ちょっぱらさん、子供連れでコンサートに出かけるのは難しいけれど、お家でコンサート気分を味わえますよ。読者の皆様!ご応募お待ちしています。(^^) |
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社長登場 クラシックのCDを持ってきました。いつの間にやらハイファイ堂に並んでいたオーディオもセットされています。どうやらちょっぱらさんに試聴させるつもりです。ちょっぱらさんのお気に召すのでしょうか? |