パロディの対象は誰もが知っているものです。いつしか忘れ去られるものがほとんどでしょうが、時代を超えて愛されるものもあります。ジャズ専門のレコード店主がパロディ化するほどの名盤中の名盤、ビル・エヴァンストリオの「ワルツ・フォー・デビィ」が後世のアーティストに与えた影響ははかり知れません。コン&カプが「Waltz for Debby」の収録されている最近のアルバムを紹介します。
「Damn That Reality」はバックのリズムセクションがしっかりサポートしてる中、華やかに演奏。「Waltz For Debby」は以前「オーディオ屋のオヤジ」ことハイファイ堂社長に薦められて拝聴したビル・エバンスとは違い、ウォンジー・タッチは膨らみがあり愉快。「Nobody Else But Me」 ではドラムスのブラッシュ・ワークソロが入るのだが、ここでタップでも披露して頂けたらハッピー。トニー・リーダスのドラミングも好きだな〜。いいよな〜。 余談だが、収録曲の殆どがミディアム・テンポ。一曲だけウォンジーお気に入りのバラードがある。ベルトラン・ダベルニエ監督、ハービー・ハンコック音楽担当、デクスター・ゴードンがサックス奏者で主演された映画「ラウンド・ミッドナイト」に使用された美しいメロディーの「The Peacocks」をブルージーに演奏。楽曲もいいけどJazz Menの影を垣間見れる感動作もおすすめ。CDの応募お待ちしてます。(^^)