"What Is This Thing Called Love?"期待膨らむイントロからクリフォードの突き抜ける音色と湧き出るフレーズのトランペットに華を添える弱冠26歳のソニーのサックスが好演。宙を舞うオーロラの様なリッチーのピアノ。リズムセクションはメトロノームのように正確なリズム・マンのマックスとジョージのベースがきっちりキープ。"Love Is a Many Splendored Thing" タイトルのごとく光輝なハーモニー。ラテン・サウンドを醸し出す"I'll Remember April"幻惑的なスピード感あるtp。ぴったり寄りそうds。甘い音色のsax。其々の個性を十二分に発揮。特にtpとsaxの絡みはgreat。"Powell's Prances" はタイトなドラミング、不思議なメロディーを奏でるリッチーのピアノ。"Time"は哀愁漂わせるピアノ演奏とホーンセクション。"Gertrude's Bounce"は心弾むスインギーな曲。3曲はアレンジとピアノを担当するリッチー・パウエル作。"Step Lightly"ベニー・ゴルソン作。ホーンの絡みとこれまた不思議さを醸し出すピアノが面白くこれはお気に入りの曲。"Flossie Lou" タド・ダメロン作。他alternative take やbreak downのおまけ入り。これは必聴版。CDプレゼントにご応募お待ちしております。 今年もご愛読有難うございました。皆様良い年をお迎えくださいませ(^^)