エラ・フィッツジェラルド、カウント・ベイシー、ジョー・ウィリアムス 「ワン・オクロック・ジャンプ」 エラ・フィッツジェラルド(vo)、ジョー・ウィリアムス(vo)、カウント・ベイシー・オーケストラ 1956.1〜1957.8 La & NY録音
このアルバムで唯一エラのヴォーカルが参加している"Too Close For Comfort"はジョー・ウィリアムスの弾力のある歌声とエラ・フィッツジェラルドの優美な歌声と優れた歌唱に魅了される。この1曲だけとは残念です。"Smack Dab In The Middle"はジョーのビートが効いています。"Amazing Love"は声量があり雄大な歌唱にうっとり。
"Stop Pretty Baby,Stop"は高低のある楽曲ですがメリハリがあり粋。"One O'clock Jump" 、"Jamboree"、"From Coast To Coast"はカウント・ベイシー・オーケストラの演奏のみです。スイングするカウント・ベイシー・オーケストラ。1936〜44ではニックネームが"Pres"。「テナー・サキソフォニストの大統領」と称賛されたレスター・ヤングが参加しておりましたが時代の変遷と共に参加ミュージシャンも移り代っていきます。このアルバムでは、ジョー・ニューマン(tp)、サド・ジョーンズ(tp)、ウェンデル・カリー(tp)、ヘンリー・コーカー(tb)、フランク・フォスター(ts)、ベニー・パウエル(tb)、フレディ・グリーン(g)、エディ・ジョーンズ(b)、ソニー・ペイン(ds)等が参加しております。ヴォーカル無しの楽曲でもリズム・セクションとホーン・セクションが素晴らしいスイングを堪能させてくれます。なんと言ってもオーケストラではバッキングのドラマーがリードするのが一番格好いいのだ。と思うのは私だけでしょうか?プレゼントに応募お待ちしております。(^^)