2010年02月12日おすすめCDは下記の店舗で試聴できます。 コンのおすすめCD チャイナ・モーゼス 「フォー・ダイナ」 福岡店 カプのおすすめCD ヌンツィオ・ロトンド 「ジ・アーティストリー・オブ・ヌンツィオ・ロトンド」 日本橋店 |
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コンのおすすめCDチャイナ・モーゼス 「フォー・ダイナ」 チャイナ・モーゼス(vo)、ラファエル・ルモニエ(p)、フランソワ・ピアンサン(tp)、ジャン・クロード・オネスタ(tb)、フレデリック・クーデルク(tb,bs)、オーレリー・トロベッツ(as,cl)、ダニエル・ユック(as)、ファビアン・マルコス・ラファエル・ディーバー(b)、ジャン・ピェール・ドルアール(ds)、アンリ・ル・ニ(vo) 2008年7月パリで録音 EMIミュージックジャパン TOCJ-66515 2009/6/17発売 曲名 1)ファイン・ファイン・ダディ 2)ダイナズ・ブルース 3)マッド・アバウト・ザ・ボーイ 4)恋人よ我に帰れ 5)イズ・ユー・イズ・オア・イズ・ユー・エイント・マイ・ベイビー 6)ブルー・ガーディニア 7)チィーチ・ミー・トゥナイト 8)クライ・ミー・ア・リバー 9)コール・ミー・イレスポンシブル 10)ファット・ダディ 11)グッドバイ 12)エビル・ギャル 13) 縁は異なもの 14) ガーデニアス・フォー・ダイナ |
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ボーカル界において毎月のように新しいシンガーがデビューを果たしているが、あのカサンドラ・ウイルソンを彷彿させるような新進気鋭のボーカリストがデビューした。歌の上手さを聴くと納得させられる。母親がいまやジャズ・ボーカル界のトップスターでもある、ディー・ディー・ブリッジウォーターなのだ。だからチャイナ・モーゼスも小さい頃から音楽と演劇に興味をもち、96年頃にポップ・ミュージックでデビューし活躍してきたということだ。またブルースの女王と言われ50年代に活躍したダイナ・ワシントンを彼女は非常に尊敬しているということで、アルバム・タイトルからもお分かりのようにダイナ・ワシントンに捧げるアルバムとなっている。 まず1)「ファイン・ファイン・ダディ」、2)「ダイナズ・ブルース」から聴いた。ブルースを織り交ぜ、「素晴らしい声量を持った何と美しい声だろう!」と思わせる表現力とセンスの良さが分かる。声質がまさに尊敬しているというダイナ・ワシントンによく似ているように感じる。しかし、真似ているのではなく、ダイナが好きだからその歌をよく研究しているので自然に繰り出されてくるのであろう。3)「マッド・アバウト・ザ・ボーイ」においても、個性的な歌い方である。4)「恋人よ我に帰れ」のようによくスイングする曲ではゲストのアンリ・ル・ニのスキャットが何とも気分よく素敵にハミングしていく。8)「クライ・ミー・ア・リバー」のようなバラードにおいては、情感あふれるブルース感覚でスケール感豊かに唄っていく。10)「ファット・ダディ」、11)「グッドバイ」でも、小編成のコンボをバックに情感あふれる歌声はしっとりとしていて、チャイナの素晴しさが活かされている。13)「縁は異なもの」、14)「ガーデニアス・フォー・ダイナ」においても、チャイナはラファエル・ルモニエのピアノのアレンジと美しい響きに乗っている。ジャズ・シンガーとしてダイナ・ワシントンの声質に似ているのは天声の声がたまたまダイナに似たということだろう。今後そんなチャイナにより期待感が高まる。 サウンドは若々しくしなやかなボーカルを鮮やかに描き出し、空間的表現もリアルで鮮度も抜群も高い。美しい響きのコンボとチャイナの歌声がミックスしたまさに1ページェントであると感じた。 |
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カプのおすすめCDヌンツィオ・ロトンド 「ジ・アーティストリー・オブ・ヌンツィオ・ロトンド」 Nunzio Rotondo(tp)、Gino Marinacci(fl.bs)、Enzo Scoppa(ts)、Leo Cancellieri(p)、 Raymond Flo(p)、Berto Pisano(b)、Bibi Rovere(b)、Gilbrto Cuppini(ds) 1959.3.26 / 4.29 録音 曲名 1)Whispering 2)Bag’s Groove 3)Scrapple From The Apple 4)De Concilio 5)Noi E Lord 6)Garineipaulus 7)Epiphone 8)Harf Nelson 9)Circeo 10)Thrilling |
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節分を過ぎると、2月もあっと言う間に中旬に入り一年で最も寒さが厳しくなります。心身共に温かくしましょうね。という訳で、今回のおすすめCDは温もりを感じるイタリアのジャズ・トランペッター、ヌンツィオ・ロトンドのアルバムです。アメリカ・ジャズに比べて音源入手できなかったこともあり、優れた作品があるにも関わらず認知度が低いということなので、ヌンツィオ・ロトンドのプロフィールからご紹介しましょう。 ジャケットのヌンツィオの印象はと言うと、トム・ハンクス似のハンサム・ガイ。1924年生まれのヌンツィオ・ロトンドは1949年にHot Club de Romaを結成、その時にルイ・アームストロングと初対面をしました。1951年にデューク・エリントン、ロイ・エルドリッジ、ズート・シムズ、トゥーツ・シールズマンたちとローマ、ミラノのジャズ・フェスティバルで共演をしました。1952年、Musica Jazz誌でベスト・トランペット奏者と認定されました。1956年、ローマのジャズ・フェステイバルでチェット・ベイカーとセッション。1960年〜69年まで活動休止をしていましたが、ラジオ番組を開始し、2000代年には作曲活動に専念。2009年 9月にローマで84歳で永眠。(ライナー・ノーツより引用) スターティングは1)“ Whispering “ トランペットとフルートが優しく絡み合い、爽やかな風を運びます。2)“ Bag’s Groove “ 、6) “ Garineipaulus “ ちょっとダークで渋いヌンツィオのトランペットとフルートの涼しげな音色の対比が面白いです。ウォーキング・リズムをキープしながら、語り掛けるべース、どこかレトロで温かいピアノも心地良く響きます。控え気味なブラッシュ・ワークもスパイシーです。3) “ Scrapple From The Apple “ は低音の重厚なホーン・セクションとのハーモニーも楽しくスインギーに奏でます。4)“ De Concilio “ は可愛いイントロで意表を突きます。ちょっと不思議で格好良い楽曲です。5) “ Noi E Lord “ホーン・セクションの滑り出しがファンファーレのようですが、粋なジャズの仕上がりになっています。7) ” Epiphone “ ドラムスのマレットが繊細に奏で、優美なフレーズのトランペットと供にロマンティックな世界へと誘います。Cappuccinoが気に入った 9)” Circeo “ 力強くキレの良いブラッシュ・ワーク。エキゾチックな旋律でピアノ、べーズ、ドラムスのソロへとバトン・タッチします。メリハリを効かせてスイングします。 クールさとウォーミッシュなヌンツィオのトランペットとお洒落を加味したストレート・アヘッドなイタリア・ジャズをお楽しみ下さい。ご試聴ご希望の方は店頭スタッフまでご遠慮なくお申し付け下さい。お待ちしております。(^^) |
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