2010年12月31日 おすすめCDは下記の店舗で試聴できます。 コンのおすすめCD ブライアン・ブロンバーグ「プレイズ・ジミ・ヘンドリックス」日本橋店 カプのおすすめCD Dag Arnesen Trio「Norwegian Song 3」 秋葉原店 |
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コンのおすすめCD ブライアン・ブロンバーグ 「プレイズ・ジミ・ヘンドリックス」 ブライアン・ブロンバーグ(el-b,pic-b),ヴィニー・カリウタ(ds),トム・マコウリー(vo),ブルース・ストーン(vo) 2009年12月LAで録音 キングレコード KICJ-590 2010/7/21 発売 曲名 1)ファイア 2)マニック・デプレーション 3)風の中のメアリー 4)ヴードゥ・チャイル 5)フリーダム 6)ウォッチタワー 7)フォクシ一・レディ 8)ヘイ・ジョー 9)クロスタウン・トラフィック 10)スパニッシュ・キャッスル・マジック 11)紫のけむり |
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いつも新鮮なベースを披露してくれるブライアン・ブロンバーグ。ブロンバーグといえばアコースティック・ベースのイメージが強いが、今回はウッド・ベースではなく、エレクトリック・ベースを思い切り弾きまくる。天才ロック・ギターのジミ・ヘンドリックスの曲を取り上げ、ボーカルを入れ、きっちりと仕上げているところは、さすがブロンバーグだ。ブロンバーグは実はロックも好きだということがよく分かる。演奏はドラムスのヴィニー・カリウタとの二人だけの多重レコーディングである。 1)「ファイア」2)「マニック・デプレーション」では、ヘンドリックスさながら、ギターリスト顔負けの高速で始まる。強力なエレクトリック・ベースの音源に圧倒されんばかりだ。ジミー・ヘンドリックス・ナンバーの新たな魅力を引き出す。3)「風の中のメアリー」4)「ヴードゥ・チャイル」においては、ブロンバーグ独自の美意識でブレンドされたピッコロ・ベースを使う。ヘンドリックスをはじめ様々な音楽の影響を取り込んでのアプローチがブロンバーグらしさを感じさせる。5)「フリーダム」7)「フォクシ一・レディ」では、通常の音量で聴いていたが、音が出た瞬間、ボリューム感に圧倒された。8)「ヘイ・ジョー」9)「クロスタウン・トラフィック」においても、ギターサウンドのように聞こえるピッコロ・ベース。特異ベース・サウンドのこうした探求心は、まさにブロンバーグの音楽を語る上で重要なことだ。そして10)「スパニッシュ・キャッスル・マジック」11)「紫のけむり」、まさにジミ・ヘンドリックス音楽が乗り移ったかのように、ロック・スピリットが炸裂し燃え上がる。ドラムスのヴィニー・カリウタのシンバル、ブラシワークが繊細で小気味よい音が分厚いベースに反応して一段と光る。ロック好きにはこれはたまらないであろう。ブライアン・ブロンバーグはとにかくジミ・ヘンドリックスに成りきっている。自ら今回は楽しんで「グルーブ感を出し切った!」と言っているがそのとおりだ。ウッド・ベースではなく、あえてエレクトリック・ベースにこだわった訳は「ハード・ロック音楽の楽しさを多くの人に知ってほしい!」ということだそうだ。 ハード・ロックでエレクトリック・ベースを弾きまくって、ドラムスでメリハリを効かせる。録音にも配慮、最新のデジタル・マイクでレコーディングした。太いベース音、癒されるピッコロ・ベースとのコンビネーションも抜群だ。ブライアン・ブロンバーグの懐の深さを改めて思い知らされた。音質は迫力があり素晴らしい。聴き応えも十分といえよう。 |
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カプのおすすめCD Dag Arnesen Trio 「Norwegian Song 3」 Special guest Palle Mikkeborg Dag Arnesen(p,synthesizer)、Ellen Andrea Wang(acoustic b,electric b)、Pal Thowsen(ds perc.)、Palle Mikkelborg(tp,flu.beatboxing) 2010.8 Rainbow Studio録音 曲名 1) Close At Heart 2)Astrid My Astrid 3)Dialogue 4)Paul On The Hillside 5)A Morning On Vareggen’s Summit 6)Ballad 7)Norwegian Valley Song 2 8)Good Night 9)Dancing Flower 10)The Interval Signal |
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皆さんこんにちは。一年一年過ぎるのが早く感じるようになりました。我ながら歳なのかぁとネガティブ思考になってしまいます。今年も色んなことがありましたね。ポジティブ思考に転換しようにも動きが取れずに固まってしまう場合も多々ありましたが、来年は上手く付き合って楽しく充実した一年にしたいと思っているcappuccino。 というわけで、おすすめCDはリラクゼーションを届けてくれる北欧ジャズをご紹介します。 1)” Close At Heart “ 、5)” A Morning On Vareggen’s Summit “ 、9)” Dancing Flower “ はタイトルからも想像できると思いますが、北欧らしい温もりがあるベース、芳香なピアノの音色、乾きがあるドラミングとのハーモニーがあなたに心地良い風をお届けします。4)” Paul On The Hillside “ 、7)” Norwegian Valley Song 2 “ は軽快なビートに乗りEllenのベース、Palのパーカッションが楽しませてくれます。3)” Dialogue “ は本アルバムで作・アレンジをしていますDagがピアノとシンセサイザーを使い分けて幻想的な世界に仕上げています。8)” Good Night “ 、10)” The Interval Signal” はスペシャルゲストとして参加していますドイツ人ホーン奏者のPalle Mikkelborgが8)では静寂さを10)では少しダークさを醸し出します。6)” Ballad “ は弾力に富むベースが語りかけているかのようですよ。 ご試聴ご希望の方は店頭スタッフにご遠慮なくお申し付けください。お待ちしております(^^) 2010年最後の「コンとカプのおすすめCD」ご愛読有難うございました。来年もご贔屓にお願い申し上げます。皆さん良いお年を! |
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▼コンさんから、松尾大社の大絵馬を頂きました。 メルマガ読者の皆様、今年も「おすすめCD」をご覧頂き、またハイファイ堂各店舗にて、ご試聴頂きありがとうございました。来年も皆様にとって勢いよくピョ〜ンと飛び跳ねるウサギのように、飛躍する年でありますよう願っています。 |
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