2012年02月03日 おすすめCDは下記の店舗で試聴できます。 コンのおすすめCD 平井あみ「クワィエット・ナイツ」日本橋店 カプのおすすめCD エタ・ジェイムス「Her Best」福岡店 |
|
コンのおすすめCD 平井あみ 「クワィエット・ナイツ」 平井あみ(vo)板垣光弘(p)石田衛(p)成川修士(g,arr)佐藤鉄也(el-b)山村隆一(ac-b,el-b)上村計一郎(d)金井塚秀洋(ds) スイングキャット WNCS-5128 2011/10/19 発売 曲名 1)ハウ・インセンシティヴ 2)スカイラーク 3)アット・ザ・リヴァー 4)ワット・ア・ワンダフル・ワールド 5)イッツ・ア・シン・トゥ・テル・ア・ライ 6)サマータイム 7)コルコヴァード 8)アイ・ガット・リズム 9)テイク・ジーズ・チェインズ・フロム・マイ・ハート 10)ホエン・ウイ・セイ・ハロー |
|
新進のボーカリスト平井あみが、成川修士のユニークなギター・アレンジで歌う。A.C.ジョビンなどのボサノバを主体としたスタンダード作品を親しげに歌い綴った。パワフルなサウンドと、透明で艶がある声質の平井あみの歌唱力とがよくマッチしている。ギターの成川修士の技巧とセンスのいいアレンジが見事に生かされたアルバムだ。 1)「ハウ・インセンシティヴ」2)「スカイラーク」、透明感で潤いのあるボーカルに魅了される。聴き応え十分といえる。軽やかな声、伸びやかに少し色っぽく歌っているところが実に気持ちがいい。3)「アット・ザ・リヴァー」4)「ワット・ア・ワンダフル・ワールド」、心の底からメロディをこなしていくボイスには好感を抱く。ボサノバのエモーショナルな魅力を十分に出し、細かなニュアンスまで表現してみせる。5)「イッツ・ア・シン・トゥ・テル・ア・ライ」6)「サマータイム」、新鮮な空気が運ばれてきた感じを与える。バックの好演も光り、聴き手を魅了する。溢れんばかりのロマンチックなメロディが、美しい歌声と相まってフレッシュな感触を伝える。7)「コルコヴァード」8)「アイ・ガット・リズム」、平井あみのメリハリのある声質は好感。各楽器も適度な艶を維持しながら、分離のよい深みを持つ音場へと高まり、情感豊かに盛り上げる。9)「テイク・ジーズ・チェインズ・フロム・マイ・ハート」は、聴くほどにリスナーを引き付ける。彼女の個性が生きている。10)「ホエン・ウイ・セイ・ハロー」は、自身のオリジナル曲である。ソング・ライティングにも長け、今後が楽しみだ。 豪華なサウンドをバックにボサノバ・スタンダードなどを、ラブリーでチャーミングなボーカルで聴かせる。さらりとした唄い方が耳に非常に心地よく響き、愛らしく輝きがある。 |
|
エタ・ジェイムス 「Her Best(コンプリート・アルバム)」 輸入盤 曲名 1)At Last 2)All I Could Do Was Cry (1960 ) 3)If I Can't Have You (featuring Harvey Fuqua) 4)A Sunday Kind Of Love 5)My Dearest Darling 6)Something's Got A Hold On Me 7)Trust In Me 8)Next Door To The Blues 9)Don't Cry Baby 10)Fool That I Am 11)Two Sides (To Every Story) 12)Pushover 13)Stop The Wedding 14) In The Basement, Part One 15) Baby, What You Want Me To Do [Live (1963/New Era Club)] 16) I'd Rather Go Blind 17) Security 18) Losers Weepers, Part One 19)All The Way Down 20)Tell Mama |
|
皆さん、こんにちは。全国的に今年最大級の寒波が居座り、日常生活にも支障をきたしておりますが如何お過ごしでしょうか?インフルエンザは大流行レベルです。ウィルス感染予防に「マスク」が有効のようです。しかし、暦の上では明日は「立春」。本当に待ちどおしいですね。先週に引き続きお家でホッコリしましょう。というわけで、今回のおすすめCDはエタ・ジェイムスの「ハー・ベスト」です。ポップス、バラード、ソウル、ブルース、ゴスペル、ジャズと幅広い歌唱をこなします。全20曲中前半はオールディーズ・サウンド、後半はブルージーなサウンドを収録しています。では、アルバムのご紹介とまいりましょう。 トム・クルーズ主演映画「トップ・ガン」やマイケル・J・フォックス主演の「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のワン・シーンが脳裏をかすめます。デューク・ボックスから流れるサウンドがあなたをレトロな世界へと誘います。1)”At Last“ 、2)”All I Could Do Was Cry“ 、4)”A Sunday Kind Of Love“ 、5)”My Dearest Darling“ はストリングスと共にソウルフルにラヴ・バラードを歌います。3)”If I Can't Have You (featuring Harvey Fuqua)“ 、11)”Two Sides (To Every Story)”12)“Pushover“はR&B、ポップ調。3)は男性ヴォーカリストとのデュエットです。6)”Something's Got A Hold On Me“はゴスペル・ソングです。7)”Trust In Me“、10)”Fool That I Am”はコロコロと流麗なピアノが魅了します。9)”Don't Cry Baby”、13)”Stop The Wedding“はブルージーな仕上がり。14)”In The Basement, Part One“アレサフランクリンを彷彿させる力強い歌唱です。15)”Baby, What You Want Me To Do : Live (1963/New Era Club)“はブルースです。エタの強烈なヴォイス・パフォーマンスが楽しいです。どれも味わい深い本作品ですが、cappuccinoが気に入ったのは16)”I'd Rather Go Blind“17)”Security“18)”Losers Weepers, Part One”です。 オルガン、ギター、ホーンをバックに心地よいスイング感と共に‘60代に誘います。16)、20)”Tell Mama“ はマッスル・ショールズとの共演です。 R&Bのエッセンスをもつ優れたジャズ・シンガーと言われるエタ・ジェイムス。歴代のヴォーカリストを彷彿させる歌唱力とスピリッツをご堪能下さい。ご試聴ご希望の方は店頭スタッフにご遠慮なくお申しつけ下さい。お待ちしております。(^^) |