The Jazz Couriers 「THE LAST WORD」 RONNIE SCOTT(ts), TUBBY HAYES(ts,vib,fl),TERRY SHANNON(p),KENNY NAPPER(b),PHIL SEAMEN(ds) 曲名 1)IF THIS ISN'T LOVE 2)EASY TO LOVE 3)WHISPER NOT 4)AUTUMN LEAVES 5)TOO CLOSE FOR COMFORT 6)YESTERDAYS 7)LOVE WALKED IN
皆さん、こんにちは。花見シーズンが終わったと思ったら、次はゴールデン・ウィークですね。今年は昨年に比べ国内外共飛行機の利用客が増加ということです。5月3日(木・祝)、4日(金・祝)は、高槻市の恒例イベント「高槻ジャズ・ストリート」、そして7月3日(火)には、浪速のシンボル「通天閣100周年」というおめでたいイベントもあります。大阪方面にお越しの際は、どうぞ足を運んで下さいませ。というわけで、今回のおすすめCDは、通天閣を拠点とする澤野工房のアナログ企画よりリリースされましたTHE LAST WORD「The Jazz Couriers」です。イギリス・ジャズ・テナー・サックス奏者の重鎮、ロニー・スコットと全曲アレンジを手掛けたテナー・サックス奏者のタビー・ヘイズ。イギリス出身の二人のテナー・サックスの応酬とハーモニーが織りなすハード・バップです。本作品ではサックス以外にもビブラフォン、フルートも演奏しております。イギリスの名門ジャズレーベル「TEMPO」レーベルより1959年に録音された作品だそうです。
スターティングからアップ・テンポで迫真のパフォームです。1)“IF THIS ISN'T LOVE“2)“EASY TO LOVE“7)“LOVE WALKED IN“は、軽快なリズムに乗り、フレーズを淀みなく繰り出す2ホーンのバトルが圧巻です。味わいがあるピアノ・スパイスが効果的です。ベニー・ゴルソン作3)“WHISPER NOT“は、ウォーキング・ベースに乗せた陰影があるパフォームが渋いです。4)”AUTUMN LEAVES“は、アップ・テンポでメリハリを効かせたサックスの応酬。タビー・ヘイズが趣を変えたビブラフォンを奏でます。5)“TOO CLOSE FOR COMFORT“は、2ホーンと力強い躍動感が伝わるドラムスとの掛け合いがとても楽しいです。6)”YESTERDAYS“は、円やかな音色で魅惑のテナー・サックスを披露してくれます。歌心があるピアノ・パフォームにも魅了されます。タビー・ヘイズがフルート演奏もしています。