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どうも、京都店の永井です。先週に引き続き書かせていただきます。
先週予告しました「同じ型番のCDでも音質が違う?」というマスタリングのお話です。
↑よーく見ると、右がSACD(スーパーオーディオCD)です。
ここでいうマスタリングとは原盤(マスター)を制作する工程の総称で、レコーディングされた音源をCDなどデジタルのソフトに記録する際に音をきちんとそろえる、というような作業のことです。
デジタルの技術が進みCDというフォーマットができ、今までアナログレコードで発売されて来た音源をCD化するということが盛んに行われるようになった時代。その当時、初期に発売されたCDは「なんだか音が軽い」「シンバルなどの音がシャリシャリする」といった印象を持った方が多く、「デジタルに置き換えられて音が良くなったはず」のCDの音に疑問の声が上がりました。これはどうしてだったのでしょうか?
実はレコード化のためにテープにレコーディングされた音源は、アナログ盤にカッティングされその後再生される時に「低域が増えて高域が削られる」ということがわかっていたので、わざと「低域を押さえ気味に、高域を高めに」音質が整えられていたのです。そのマスターテープからあまりちゃんとしたマスタリングをせずにそのままデジタル化された初期のCDは、全音域がちゃんと録音再生されたためおのずと「低域が少なく高域がシャリシャリ」になってしまったのでした。僕は当時こういった仕様で発売されたレッド・ツェッペリンのCDを聴いて、あまりにトレブリーなドラムの音のビックリした覚えがあります。今となっては笑い話のようなエピソードですね。しかしそのころは、「後々もっと音が良くなったCDがでる」などということは思いもよらなかったのです。
さてそういったことがあらわになった後、アーティストが「こういう音でオーディエンスに聴いてほしい」と思って録音した音源を、きちんとそのままCD化(デジタル音源化)する=「デジタル信号の量の限られたディスクの中に、最大限に良い音として整理した音情報を記録する」というこの行程は、最終的に作品の音の善し悪しを決めてしまう大事な作業として認識されるようになりました。
あのグラミー賞でも2002年にマスタリングエンジニア部門が初めて設けられ、第一回は全世界で2000万枚以上のセールスを記録したノラ・ジョーンズのアルバム「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」を手がけたテッド・ジェンセン氏が受賞。彼は「CDとデジタル配信でマスタリングを変えたものをリリースする」ということで話題になった宇多田ヒカルのアルバム「HEART STATION」CD版のリマスターも担当しました。音楽制作をしているアーティストはアルバムや曲によってマスタリングエンジニアを選ぶような時代になったのですね。
今や普通のCD(というのも変ですが)のほかに、HMCD、SACD、DVD AUDIOなどなど様々なフォーマットで同じアルバムがリリースされたりしています。対応する特別なプレイヤーが必要な場合もありますが、お気に入りのタイトルがそのような盤で出ていたら、聴き比べてみるのも一興です。そしてそのような様々なディスクに対応したユニバーサル・プレーヤーを持っていればバッチリですね!
↑SACD・DVD-audio・CD_MP3にも対応している人気のユニバーサルプレーヤー TEACのDV-15。
もちろん、DVDも見れます!お買い得な74,800円。
はい、では最初に書いていた「同じ型番のCDでも音質が違う?」というお話を最後に。
初期のCDの音質に飽き足らないのはその音源を作ったアーティストとて同じ。例えば先ほどのレッド・ツェッペリンものちにジミー・ペイジ監修の上リマスタリングが行われ、より良い音質でCD化されました。そのように「本人が監修したリマスター盤!」と銘打ったものももちろんなのですが、それ以外にも実は同じ型番のCDで、何もアナウンスされずにひそかにリマスターが行われているようなのです。
あるアーティストは自分が作った古いアルバムに関して「今リリースされている新しいミュージシャンの作品に音質・音圧で負けたくないので、マスタリング技術が進んでより良い音質になるのなら、随時リマスターして良い。」というおふれをレコード会社に出しているという噂があり、そういったCDは見かけなど全く一緒でマスタリングだけがちょこちょこ変わっているらしいのです!
これが本当なら、大好きなアルバムは一年に一度ぐらい新しく買い直して聴き比べないといけないのかも…。という都市伝説のようなお話でした。
ということで今回はこの辺で失礼します。ではまた!
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