ダストカバー始めました
メンテ一覧
LPセットまとめ買いが安い!
技術者募集
ダストカバー始めました
|
LPセットまとめ買いが安い!
|
技術者募集
祇園祭で賑わう京都から、京都商品部の朴 高史です。
今年から宵山の行事が49年ぶりに前祭、後祭の二回と成り、31日の八坂神社の境内にある疫神社で行われる「疫神社夏越祭」まで、祭りは続きます。
気になるオーディオの事や、このメールマガジンの為にインターネットで調べ物をしてますと、最終的に辿り着くのが瀬川冬樹氏の文章だったりします。
今回は、瀬川冬樹氏についてのお話です。
「現実の音質の向上、あるいはいつかそういう音が鳴るという予感は、ちょっとやそっとのことでこの道楽をやめる気にならないくらい魅力的なものだから。だってそうだろう。
うまくいったとき、現実に自分の部屋で、まるで生の演奏をほうふつさせる音が鳴り出すという体験を一度でも持てば、これはもう、深みにはまらない方がどうかしている。
しかし、生をほうふつさせるというその音の魅力――あるいは魔力――の陰に、オーディオの危険な陥し穴が無気味な口をひらいている。」 『虚構世界の狩人』より
こんな文章にゾクりとさせられてしまいます。
ステレオサウンドの創刊頃からの代表的なオーディオ評論家であります瀬川氏ですが、工業デザイナーでも有った様です。
「工業デザインか録音ミクサーかと迷っていた私は、昭和30年代の半ばに工業デザインの道を選び、おそまきながら勉強のし直しをした。
学校を出てぶらぶらしていたところへ、当時、パイオニア大森工場のアンプ設計のチーフであった長真弓氏が声をかけて下さって、非常勤の嘱託で大森工場のアンプの意匠担当、という形でパイオニアのめしを喰わせて頂くことになった。」・・・
「その頃としては珍しかった、アルミニウム押出材をアンプのパネルに(おそらく日本で最初に)採用したのは、当時の大森工場長であった角野寿夫氏の助言によるものだった。
SX−801、802、803……等のシリーズがそれだ。また、分厚いアルミパネルの両端に、ローズウッドのブロックでコントラストをつけたSM−90シリーズも、わりあいに成功したと、いまでも思っている。」 ステレオサウンド別冊「世界のオーディオ・パイオニア」「私のパイオニア観」より
後に、47研究所の主宰者の木村準二氏と一緒にユニクリエイツというデザイン事務所を興されています。
70年代初頭に存在していたラックスマンの幻のブランド「L&G」のデザインはユニクリエイツが担当してた様です。
著作はほぼ絶版と成ってますので、古書店を探すしかないです。(web上で、ほぼ読めたりもします。)
お世話になってますのがこの2冊です。
「オーディオの楽しみ」 新潮社 (1981/03)
1977年発行の「オーディオABC」の内容をビギナーズ向けの文庫向けに纏められたオーディオガイドブックです。
ビギナーズ向けかと思われるのですが、最初がレコードの歴史から始まります。それもエジソン以前の話からです。とても細かく、詳しく且つ分かりやすいです。
兎角、感覚的に語られるオーディオの事を、実に客観的に、論理的に書かれており、目の前の霧が晴れる様です。ありがたいです。
「オーディオの系譜」 酣灯社 (1982/01)
こちらは、ネット上で読んでます。(audiosharing.com)
遺作と成りましたこちらは、オーディオの歴史が書かれております。こちらもじつに細かく、他ではまず見当たらないエピソードなどもあり、大変に為になります。(私のオーディオ関係の元ネタはだいたいこの2冊からです。)
そして、昨年に発行されましたのが、こちら
「良い音とは、良いスピーカーとは? 」(別冊ステレオサウンド 瀬川冬樹著作集) ステレオサウンド (2013/5/31)
ステレオサウンド創刊号に掲載の自己紹介的な内容の「私のスピーカー遍歴」から、9号掲載の「オーディオ装置拝見」では、1969年頃の瀬川氏の自室のシステムも紹介されてます。
この本の中でやはり一番の読みどころが、「JBL#4343研究−3」だと思います。JBL4343をマーク・レビンソンで極限まで鳴らしてしまおうと言う企画です。
「こういう、いわばゼイタクな、もったいない、言いようによっては気狂いじみた一見無駄の多い使い方をして、費用を倍加してまで、
おそろしく微妙な音質の向上に嬉々とするのは、、まあ、相当にクレイジーな人種だと、ここではっきり言っておいたほうがよさそうだ。
そいういう音きちがいが、♯4343をオール・レビンソンで、ともかく極限まで鳴らしてみようというのが今回の試みだ。」(本文より)
システムの内容です。
JBL #4343 1ペア 、 マーク・レビンソン ML-2L 3ペア(中高音域用 1ペア 低音域用 2ペア(ブリッジ接続)) 、マーク・レビンソン LNC-2L 2台(モノラル使用) 、 マーク・レビンソン ML-6 1ペア
マーク・レビンソン JC-1AC+PLS-153L 2台(モノラル使用) 、 マイクロ RX-5000+RY-5500+AX-6G 1台 、オーディオクラフトAC-3000MC+AB7 、オルトフォン MC30 以上と成っており、ケーブル類を含め1000万円を超えております。
ケーブルの繋ぎ方や、コンセントプラグのさし方などの入念なセッティングの後、さて、どんな音がしたのでしょうか・・・・。
ソースは、瀬川氏ですからクラシックです。4343は、写真の通り床に直置きです。 オーディオの奥深さを痛感します。
JBL #4343に、マーク・レビンソンの極限の音の再現もハイファイ堂ならお手伝い出来るかと思います(多分)。では、失礼します。
大須本店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37 (052)249-2600
秋葉原店
〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F 3F (03)5818-4751
日本橋店
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611
福岡店
〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681
営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休
お問い合わせは
こちらをクリック
株式会社ハイファイ堂トップページ
トップページへ
ジャンク店トップページへ
English
会社案内・振込先
お問い合せ受付け
インターネット参加
オーディオ買取
メルマガバックナンバー
メルマガ登録・解除
特定商取引法及び
古物営業法による表記
ハイファイ堂みせますカム!
入荷案内登録
ポイント会員特典について
修理規定
送料について
返品ポリシー
プライバシーポリシー
過去情報データベース
検索
オーディオ高価買取一覧
DENON
/
viola
B&W
/
cello
TANNOY
/
SONY
DIATONE
/
JBL
Mark Levinson
Accuphase
EXCLUSIVE
TAD
/
McIntosh
audio-technica
Jeff Rowland
Sonus_Faber
Luxman
カートリッジ
トーンアーム
真空管
/
昇圧トランス
出力トランス
チョークトランス
電源トランス
プリ用電源トランス
インプットトランス
RCAケーブル
XLRケーブル
電源ケーブル
フォノケーブル
オーディオ買取の流れ
全店
分割12回まで無金利ショッピングクレジット
秋葉原店
2024-04-11 続々大型スピーカーやアンプなど入荷してます!ジェービーエルのエベレストやオラクルのプリメインなど変わり種も多いです。今後の商品化をお楽しみに。
大須本店
2024-04-19 JBL 4435が2ペア入荷! 京都商品部でメンテナンス後販売予定です。
商品部
2024-04-19 現在メンテナンス中のスピーカー達です!近々商品化されると思いますので是非ご検討ください!
福岡店
2024-04-19 福岡店の新着です。TANNOY ARDENが綺麗に仕上がっているほか、McIntosh MA7200やHARBETH HL MONITOR MK4など入荷しています。ご興味のある方は是非ご連絡ください。
日本橋店
2024-04-19 McIntosh管球コントロールアンプの1番人気、C22の良品がメンテナンス完了です。鮮やかで押し出しを感じるマッキンサウンドは永遠に色褪せない魅力です。ウッドケース付き、復刻と見間違うほどのナイスコンディションです!
一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC規定に基づいて営業しております
買い替え相談・ご意見などを受け付けます。(このページから商談することはできません。)
*
*
*
*
メッセージの確認画面へ
クリア
詳細検索
●ジャンル
●キーワード
●価格
~
●年代
年代を選択する
●入荷日
●国
メーカー国籍を選択する
●表示件数
●画像一覧
●ジャンクを除く
Eメールアドレス
パスワード