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Accuphaseブランド
ハイファイ堂メールマガジン第670号 京都店
京の都はすっかり寒波厳しく、年の終わりを感じる気候になってきました。今年は10月~11月末まで非常に多くの観光客の方々とここ京都店でお会い出来ました。もうここ1年の間では1日で海外のお客様の来店が無い日の方が珍しい状況で店内でも様々な言語が飛び交っております。オーディオの壁は国内外問わず自身のシステム向上心は皆一緒なんだと感じます。皆様如何お過ごしでしょうか。ハイファイ堂京都店の近藤です。
今回、今年もお世話になったAccuphaseブランドに関して設立当初から今までの流れを製品と一緒に追っていきたいと思います。宜しければお付き合い下さいませ。元々は1972年にトリオ(のちのケンウッド、現:JVCケンウッド)の創業者・春日二郎氏らが設立した。当初の商号はケンソニック株式会社。ケンウッド(当時はトリオの海外ブランド)の「ケン」を社名に入れていたとされています。※Wikiより抜粋
まずは写真上の左がケンソニック時代のC-200コントロールアンプ。右が相方のパワーアンプP-300です。このセパレート機器の秀逸なデザイン性、機能面も現在でも通用するクオリティを持ち、多くの方に愛された製品です。特にコントロールアンプC-200の利便性は高くPhonoが2系統、通常のLineがFront側含め4系統も装備されています。現在の製品ではほとんど見られないREVERSE機能やMONOへの切り替え等、大型飲食店舗などの空間でステレオソースを再生する場合これらのセレクタが付いている点が非常にウケが良いとの話をお客様から頂戴した記憶があります。
その5年後に登場する名機、C-240。当時の最高級オーディオシステム用として企画されたステレオコントロールアンプでパネルフェースは回転ツマミ4個、レバースイッチ1個、プッシュスイッチが57個ものパーツで構成されている拘りの作品。音質面での評価も高く、LP時代の国産製品を代表する機器の一つです。ヘッドアンプ部もモジュール化され、湿度での温度変化にも安定な動作を発揮します。
時代は流れ20世紀アキュフェーズを象徴する傑作機の登場。ベストセラーC-280がマイナーチェンジを繰り返し辿り着いた3世代目Vモデル。瞬時に音量を調整できるよう5ステップ式ロータリー型アッテネーターの圧倒的重厚なボリューム操作の感触が質の良いパーツで組み上げられた製品だという事を実感出来るモデル。XLR入出力が多数設けられ、Phonoは2系統に削減されていますがCD/Lineの5系統という豊富さが際立ちます。その他、現在では次第に浸透してきつつあるロジウムメッキの特製ジャックを入出力ジャックに使用しています。
アキュフェーズを語る上で必ずと言っていいほど登場する1998年製のC-290Vがここで登場します。現代フェースの基礎を築きあげたとされるその美しいフェースデザインとパーシモン仕上げウッドキャビネットとの高級感漂う雰囲気が高解像を予感させます。この機を境に背面のインプット端子群からフォノイコライザー部分を排除し、スロット方式としたところもこの機器の特徴。時代が求めるソースがLPからCDへ徐々に移り変わってきた背景もあったのかも知れません。今ではアキュフェーズのプリメイン・プリアンプでは常識となった背面スロット方式は20世紀に完成されていたという事も驚かされます。
そして21世紀、3桁のモデルから4桁へ移行、C-2000、C-2400、C-2800とエントリークラス、ミドルクラス、フラグシップとそれぞれのユーザーに合ったモデルを選べる時代となりました。その中の1台がC-2800のマイナーチェンジC-2810。機械的な接点が存在しない「AAVA」式ボリュームが採用されはじめた頃の製品です。背面スロットもADシリーズのフォノイコライザーをオプションで展開。プリメインとの互換性のあるフォノボードもありました。現在では中古市場にもあまり出回らず人気アクセサリとなっております。
そして皆様も記憶に新しい事でしょう。創立40周年記念傑作コントロールC-3800が満を持して登場します。AAVAを2回路平衡駆動とした「Balanced AAVA」を初搭載で、更に高純度の信号伝送を可能にしています。C-2810より更なる厚み、低重心を獲得しています。このモデルでついに背面スロットを完全排除し、単独のフォノマシンC-27を発表したのもこの時でした。
更にその上を目指した至極のコントロールセンターC-3850が発表されたのが去年のお話。国産製品でここまでフロントフェースデザインを一新する事なく守り続けられてきた安定、安心のデザインは唯一無二の存在。豊富な入出力系統でLINE入力6系統 バランス入力6系統は圧巻の取り回し。アナログプリアンプとしてかつてない高SN、エネルギー感を両立させた究極がこの1台に詰まっています。
そしてアキュフェーズは今年6月に新製品のコントロールアンプC-2850を発表しました。フォノスロット機構は同社2000番モデルに関しましては継続して搭載していく方向性のようです。こちらはまだハイファイ堂では中古として取り扱いはございませんが、1~2年後には徐々に市場に出回ってくるのかも知れません。ビンテージから最新のオーディオまで幅広いラインナップで展開しているハイファイ堂、各支店のお近くへ来られた際は是非お立ち寄り頂ければ幸いです。スタッフ一同皆様のご来店お待ち致しております。
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2024-04-19 現在メンテナンス中のスピーカー達です!近々商品化されると思いますので是非ご検討ください!
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2024-04-11 続々大型スピーカーやアンプなど入荷してます!ジェービーエルのエベレストやオラクルのプリメインなど変わり種も多いです。今後の商品化をお楽しみに。
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2024-04-19 McIntosh管球コントロールアンプの1番人気、C22の良品がメンテナンス完了です。鮮やかで押し出しを感じるマッキンサウンドは永遠に色褪せない魅力です。ウッドケース付き、復刻と見間違うほどのナイスコンディションです!
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2024-04-19 JBL 4435が2ペア入荷! 京都商品部でメンテナンス後販売予定です。
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2024-04-19 福岡店の新着です。TANNOY ARDENが綺麗に仕上がっているほか、McIntosh MA7200やHARBETH HL MONITOR MK4など入荷しています。ご興味のある方は是非ご連絡ください。
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