新しい年も始まりまして 本年も京都店、始まって参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。 |
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...と、年が明け元気いっぱい張り切って、旧年のものはその年の内に、心機一転と考えてはいたものの、実際のところ疲れは年々持ち越すばかりです。 体の疲れは感情にも影響を及ぼす様で、時折きちんと休ませてあげる事は精神的にも大事な事の様ですが...なかなか抜けないこの疲れ。 はたまた忙しくてそんな時間も取れないのが現状でありまして、しかしながらその目紛しい日々の中でもできる事、「体の疲れ」と「脳の疲れ」をきちんと把握して各々に応じて対処してあげる事の重要性の存在、これに関しては普段あまり区別なく過ごしておりましたが、 今年は今までとは違い未知のものでも試していこうかなと冒険心と共に心に誓っておる次第であります。 |
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ではでは兎にも角にもまずは疲れの種類のお話から。 一つは体の疲れ、まー単純に肉低的疲労の事でして、動けば疲れる当然の事なので何て事はない、休ませてあげるのが一番ということですね。 もう一つの疲れが、意外とこれにきちんと対処してあげていない事が疲れを抱え続ける原因になる、脳が疲れている状態です。 言われてみれば、昔に比べ運動量が減っているのに疲れが全身に溜まっているというのは不思議なことで、 結局はここに問題があってもおかしくないのかなーと薄々気になってはいましたが、特に汗をかくわけでもないし、体の疲れ、能力で片付けてしまう原因となった訳です。 |
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まーそんな今までの事は今年は置いておいて、脳の疲労を引き起こす問題の1つとしては、先の不安を無駄に抱え込みすぎたり、過去の失敗をいつまでも悩んでいたり 頭の中にグルグルグルグルと同じ事ばかり浮かんでいると、脳の処理がそちらを優先してしまい 現在の目的に対するパフォーマンスがどうしても低下してしまうという事から来ていたりするそうです。 一過性の気分モノだからと思い、気合いと根性でそのパフォーマンスが低下している状態で何とか現状をこなそうとすると、ますます負荷がかかり、ますますパフォーマンスが低下する悪循環にはまっていく訳です。何をやってもうまくいかない時期ってありますし、運も影響しますがそういった事もあったのかもしれません。 (ただ短期的なストレスは良い効果も見られるので全てが悪いわけではないそうですが、長期にわたるとやはり悪影響がでてくる様で注意が必要の様です) これに対する対処は多々ある様ですが(ある程度の現在の不安を取り除く自己研鑽などの努力も必要との事ですが)、単純に将来に対する不安や問題は大きくても今目の前にある問題で対処できないものは実は少ないと言われており、壁にぶつかった時には大きく深呼吸をしたり、今ここを意識できる行為を行う事によって自らの行動を自らの手に取り戻す事から始め直すことが、実は意外と重要の様です。 |
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あとは単純にパフォーマンスを上げたいだけなのであれば、何ごとにも楽しんで自主的に行動できるだけの許容範囲を持たせる事がコツのようです。 一定の単調作業は端から見ると簡単そうですが脳をずっとその単調な作業に集中させるという事はかなり大変な様で、 単調で面白みのない作業はどうしてもパフォーマンスの低下が避けられない様です。 ただその中でも自主性をもたせた改善案などある程度の許容があれば楽しみがあり集中力が維持されるとの事です...面白い事にしか集中できないのは元々の本能なのでしょうかね。 またミスを減らす方法としては、様々な事を同時進行に処理をさせるマルチタスクな仕事方法は能力の証の様に思われがちですが、正直脳は同時に1つの事しか実は処理できないらしく何を行うに関しても常々切り替えて処理をしているため、同時並行処理はかなりの割合でミスが増え、実は能力、時間の無駄使いという話もあります。 仕事の内容を単調になりすぎない位のある程度の区切りでまとめ、その上で行う方が切り替え回数が少なく実は効率的との話ですが、なかなか状況に合わずうまくいかないのが現状ですけどね。 |
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とはいえ何にでも楽しんで取り組み、自主性を育んでという事が集中力を活かすには大事という事は、オーディオ好きの皆様はすでに持っている様な気もしますが 単純に通常の脳疲労の解決方法があるみたいです。それは... 「疲れを感じたら昼寝をする」 これは能力が簡単にUPする効果的な方法の様です。 結局は...といったところですがなかなか受け入れられにくい行動ですけどね。 |
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まーそういった中で、今回は現京都店のシステムのご紹介から うたうたと包まれる様に柔らかい音楽をききながら 疲れを癒すのもよいかもという事と共に 今年も何かと足を運んでくださいとの思いも込めて... といったところからお時間を使わせていただければ...ではでは |
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TANNOY/Corner York MONITOR SILVER 15”とLUXMAN/CL-35&A3500 見た目にも可愛らしくサイズ感もバッチリのビンテージスピーカー。情報の多くは目から入る事もあり見た目にも麗しい製品に囲まれるのも大事です。ビンテージモニターシルバーの軽やかに伸びのいい高域の響き。LUXの中低域のふくらみと相まって繊細な線に和みのいい量感が広がっています。 |
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QUAD/ESL63とQUAD/44&405 実は評判以上に良い音をだします。家庭レベルではそこまで大きな音は出さないと考えた時には、低域感の不足はあまり感じられないと思います。前後の詰まった厚みのある低域は少し苦手ですが、広がりのあるふっくらな低域の量感に支えられて大きく左右に広がる音の音像の良さは、ボーカルのハーモニー、小音量でも包まれる様に奏でてくれる音場は贅沢なシステムとして感じられます。 |
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SONY/SS-G7とNEC/A-10 Type4 JAZZを聞く上でも十分な厚みと迫力を感じさせてくれる国産セット。A-10のPhono回路が良くできていて、レコードの音色に関しては中途半端なシステム構築はいらない程。グッと色濃く響かせる重心のしっかりとしたシステムです。 |
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そんなこんなで無理やり根性でやり抜こうと思った時期もありましたが、うまくいくやり方でやっていく事も大事かなと感じている今日この頃であります。 そんなところでハイファイ堂京都店、本年も変わらずお客様に色々な事をご提案、ご提供出来る様な居心地の良い空間を目指していきますので、どうぞよろしくお願いします。 京都店 稲田裕紀 |