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御世話になっております、京都商品部の八木です。
今年の冬は暖冬という事で、寒さが苦手な僕としてはありがたい限りです。
来週末には個人的に非常に興味のある「大阪オートメッセ」というチューニングカー・ドレスアップカーの祭典があります。
今年はどんな車が出展されるのか今から楽しみです!
さて今回のメルマガでは、定番ではありますが、JBLの人気スピーカー「L101」について個人的にいろいろ調査してみました。
まずは基本的なところからですが、このスピーカーは今から約50年前の1965年に、JBLのS1というユニット構成システム(LE14A+175DLH+LX10の組み合わせ)をC56DORIANエンクロージャに収めた商品として「L101」と名付けられ、JBLより発売されたそうです。
外観も特徴的で、天板にアドリア海産大理石(地中海のイタリア半島とバルカン半島に挟まれている所)、両サイドはウォルナットのオイルフィニッシュ、フロントに七宝組格子(日本の伝統的木工加工)のグリルをあしらい、そのデザインは今でも人気の要素となっております。
天板の大理石も飾りかと思いきや、最低共振周波数を大幅に下げる事にかなり貢献しているそうです。
丁度この年に日本のサンスイ社がJBLの総代理店になり、ようやくJBL製品も日本で入手しやすくなってきた頃で、それもあってか非常に高価ではありましたが、このL101は非常に人気があったと思われます。
特に音の要であるドライバーホーン「蜂の巣ホーン(175DLH)」がJAZZのサックスを心地良く鳴らしてくれるようで、JAZZ愛好家には一際人気があったそうです。
またこのウーファー「LE14A」の黄色いゴムエッジ「ランサロイエッジ」もオリジナルの大切な要素で、だいたいのものが硬化してしまいまともな動作ができなくなっていますが、軟化処理をしてやると当時のような低域の鳴りが楽しめます。
ただヒビや割れがあるものは軟化しても破れてしまうので、やむなくウレタンエッジに変更致しますが、これはこれで低域の量感が増し、現代のサウンドには合わせやすいのかなという印象もあります。
また特徴的な白いコーン紙も、くすんだホワイトになってしまっているのが多いため、当社で調合したオリジナルに近いホワイトで塗装し、美しい外観に仕上げるようにいたしております。
さて、このL101は少しずつマイナーチェンジが行われていたようで、発売当初は背面のプレートに「C56 DORIAN」とあったのが、後の個体になると「L101|LANCER101」と変わっています。
おそらくですがこのタイミングで天板の大理石も、もう少し白い、質の違うタイプのものに変更されていると思われます。
(左がC56 DORIAN,右がLANCER101)
エンクロージャも僕の調べ(ハイファイ堂に入荷した過去のもの全てから調べました)ではどうやら5タイプ(僕の見解で最初期・前期・中期(ここまでC56 DORIAN)、後期、最後期(ここまでLANCER101)と分けます)あるようで、特に最初期のもの(SR44000~50999まで?)は背面にエナジャイザー(エンクロージャに搭載できるパワーアンプ(JBL/SE408S,SE400S)をエナジャイザーというそうです)を入れられる仕様になっています。
実際に入ったものは見た事がないのでどのようになるかは非常に興味があります。
また1973年にサイズに少し変更があり、それまでのW440×H580×D320からW440×H620×D310になっているそうです。
個人的にはLANCER101時代はここからなのではと推測しています。
また175DLHも最初期、前期(SR51000~51869まで?)時代は丸形のものが、中期(C56DORIANのSR51870以降?)からは角型になっています。
またフロントバッフルも角型が入る様に彫り込まれています。
ただ後期(LANCER101 SR10000~?)最後期(LANCER101 SR13700~?)も角型ですが、後期は角型をベタ付で取付るのに対して、最後期はまたしても角型の彫り込みがあります。
ただ中期のものより少し幅広に彫られている様にも思います。
(左上は最初期と前期、右上は中期、左下が後期、右下が最後期)
またサランネットも最初期のエンブレムは「!」のJBLマークがついているらしく、前期以降はいつもの「JBL」マークで、そして取付方はC56DORIAN時代は3点ダボですが、LANCER101時代からは両サイドに木枠+マジックテープになっています。
格子の左右の詰まりもL101のほうが広がっているようです。
他にもどこを境目かは断定できませんが、175DLHのホーンのプレートも「1217-1290」から「HL87」に変更されています。
角型からかと思うところもありますが、
LANCER101時代から変わっている可能性のほうが高いように感じます。
1986年にはJBLの創立40周年を記念して、このLancer101を復刻させたS101が発売されました。
使用されているユニットは違いますが、その外観はかなり近づけたものになっており、サイズもW445×H629×D320と少しの違いで抑え、またサウンドもL101をもとに、より現代的にリファインされています。
いかがだったでしょうか?
こういったわずかな違いもわかってくると非常に面白いものがあると思います。
ただ、あくまで個人的な観点なので賛否両論有るとは思いますがご容赦ください。
それではまた!
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