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エンクロージャーの構造
ハイファイ堂メールマガジン第703号 京都商品部
こんにちは、京都商品部の徳重です。
今回は、エンクロージャーの構造〜どのように板を接合しているか、どのように補強しているか等についてお話させて頂きます。
一口にスピーカーのエンクロージャーと言いましても、実に多種多様の形状のものが有りまして、それぞれ組み方や補強の仕方も多種多様です。
今回は直方体、つまり「四角い」エンクロージャーの場合、という事でお話させて頂きます。
お馴染みJBL 4344のように四角いエンクロージャーは、天板・底板・前面板・背面板・左右の側面板と、合計6枚の板を組み上げている訳ですが、それぞれの板をしっかりと接合していれば、それだけでエンクロージャーとしては十分な強度が得られる筈です。
それではどのように板同士を接合しているのか、確認してみました。
ポイントとなるのが天板・底板と側面板の接合だと思いましたのでチェックしてみましたところ、互いの板の角を45度の角度で切削して、貼り合わせて直角になるような工法が採られていました。これだと互いの接着面もより広く、接合後の強度も優れているようです。
勿論、45度の角度で正確に切削しないと隙間が生じたり、直角に接合しない事になりますので、自作に取り入れるのはかなり困難だと思います。
上の画像は左が4344の背面、右がLancer77の前面です。角部分に斜めの切れ目が入っている事が確認できます。
画像左がYAMAHA NS-1000Mの背面、右がTANNOY 3LZ純正箱の背面です。
どちらも前述の工法が採られています。
現在仕事場内に有るほとんどのエンクロージャーが、この工法で組み上げられていましたが、これが絶対という訳では無いようです。
例えば名器DIATONE 2S-305(画像は背面から見たところ)は、別の工法で接合しているようです。
ものによっては、板に補強を施す場合も有ります。
4344の場合、背面板と側面板に補強材が取り付けられていました。
アコースティックギターのボディに施されている、力木(ちからぎ)のようなものでしょうか。
VICTOR SX-3も、背面板に補強材が取付けられています。
このSX-3の背面板のような合板の場合、パーティクルボードに比べて反りが生じやすいので、補強は必要だと思います。
ところでこのSX-3背面板補強材ですが、音響特性を考慮して「ハ」の字にレイアウトしているのでしょうか(ギターの力木を連想させます)。
補強といえば、前面板と背面板を部材で結合しているモデルも有ります。
エンクロージャー全体の剛性が上がるようです。
左がTANNOY ARDEN、右がDIATONE 2S-305Dで、共に木材で結合しています。
ラフトクラフト製のエンクロージャーは、ボルトとナットで結合していました。
今回チェックした中で、特に補強材を多く用いていたのが、YAMAHAのNS-1000(左)とNS-1000X(右)でした。
前面板・背面板の結合はもとより、ユニットやターミナル取付け部(開口部)周辺全てに補強が入っていました。
両モデル共、かなりの剛性を持ったエンクロージャーといえます。
その分重量も増しますので、どちらも運搬時「大きさの割に重いなあ」と感じていましたが、今回内部を確認して納得しました。
さて、数回にわたりましてスピーカー内部の、普段使用時には見えない部分〜ネットワークの配置、吸音材の種類、材質等〜について見てきましたが、如何でしたでしょうか。
改めて、スピーカーシステムを組み上げる事は大変な事だと痛感しました。
スピーカーシステムの要であるユニット類については、また機会が有りましたらお話させて頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
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