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風邪をひきました。今年になって初めての風邪です。でも考えてみると昨年のこの時期にやはり風邪をひいてました。この風邪で厄介なのは病院でもらった薬が年々効かなくなってきていること。あぁ、歳なのかなぁと何気なく、しみじみと感じる大須本店の小島です。
ショックなニュース。かつて私が愛用していたSACDプレーヤーの第一号機、ソニーSCD−1のピックアップ交換がメーカー修理不可になったと知り、愕然としてしまいました。1999年発売、製造は2003年頃まで続いたと記憶してますからそれから数えてほぼ10年。せめて固定ピックアップメカだけは供給し続けて欲しかったなぁと感嘆しております。
そこで今回は今まで発売された固定ピックアップ(以降PU)メカの代表的、特徴的なCDプレーヤーを紹介します。
CDP-5000S
最初の固定PUメカを組み込んだコンソール型CDプレーヤーの民生機仕様。発売は1983年と既にこの時期に固定PUメカが作られていたことには驚きですが当時の開発者の方が言うには、「当時はPUを精密に動かすのが非常に難しく、むしろターンテーブルを動かす方のが技術的に容易だった。それが結果的に高音質に繋がった」とのこと。このメカニズムが10年の歳月を経てCDP-R10で復活するとは誰も思わなかったでしょう。
CDP-R10 1993年発売 定価1,200,000円
ソニー史上最高のCDトランスポート。10年ぶりに復活した固定PUなのはもちろん、ディスク面を上向きに乗せて上からレーザーを当てるパイオニアのCDプレーヤーと同じターンテーブル方式を採用。なのでPUはディスクの上側に付いているという、メカマニア垂涎の機構になってます。
その後、国内ブランドではエソテリックがP-0を発売し最強トランスポートの両雄が揃った時期がありましたがこちらの方が生産量が圧倒的に少なく希少価値が非常に高いモデルです。
CDP-XA30ES 1996年発売 定価66,000円
グレードは3シリーズなのでESスタンダード機なのですがこのプレーヤーの特徴はなんといってもデジタルフィルターの数でしょう。可変デジタルフィルターという、20kHz以降の超高域の減衰カーブの角度や位相の変化を付けることで音のニュアンスを変えられるというものでそのプリセットパターンが一般の機種でも3〜4個のところがこの機種と上位機種のXA50ESでは9種類も用意されています。これは20kHz以上の音の変化なので可聴帯域内を調整できるグラフィックイコライザーのような劇的な音質の変化はないのであくまでフィーリングで切り替えてもらう程度のものです。
この30ESはその後一度もモデルチェンジをしないまま生産が終わりました。上位機種の5シリーズは1998年に一度モデルチェンジしています(CDP-XA55ES)。
CDP-X5000 1995年発売 定価120,000円
開発設計者が個人用に作った試作機を製品化してしまったという曰くつきのCDプレーヤー。このCDプレーヤーの特徴はなんといってもアナログプレーヤーの動作感覚をCDプレーヤーで再現したところ。アクリルパネルをスライドさせCDを載せ、スタビライザーを置く。アナログプレーヤーを掛けるような手間が音楽をより深く聴く心境にさせます。ところでこの手の手動スライドディスクパネルの採用はそれ以前に、ベルトドライブで有名なCECで既に使用されていたことは案外知られてないのではないでしょうか?
このプレーヤーの面白いところはそれだけでなく、材質を変えたスタビライザーやディスクリッドそのものをを別の素材のものに交換するといったオプション品を備えていたこと。遊び心満点のプレーヤーでした。
CDP-MS1 1998年発売 定価220,000円
固定PUプレーヤーで最も異彩を放つデザイン。CDP-X5000のデザインと業務用プレーヤーの卓上タイプの傾斜のついたデザインを融合したかのような独特なスタイルが特徴。本体に傾斜が付いている分、ディスクの取り出しが容易で使いやすい印象です。がしかし、このプレーヤー本来の特長はその部分ではなくデジタルイコライジングがこのプレーヤーの中で行えるというところ。ディスク格納部分の右側に細かなボタンがついていますがこれらのボタンを使って低音/中音/高音の3バンドを個別に増減、振幅の調整などを行います。結構いろいろ弄れます。こちらの機能に重点を置かれているためか、リモコンもイコライジングボタンが中心に据えられており、一般的なボタンの局番ボタンがなんと1つもありません。私も以前使ったことがありましたがあまりに硬派なリモコンで使いにくかったため、メーカーからSCD-1用のリモコンを別で注文して使っていました。
このようなあまりにマニアックな仕様で定価もそれなりにしたためか生産量もかなり少ない台数で製造を終えてしまっているようです。おかげで中古市場に現れるのも非常に少ないレアモデルになってます。
こうして固定PUメカのプレーヤーを見てみると箱型の定番モデルに加え、X5000などを始めとしたデザイン的にも個性的なモデルが多かったなあと感じます。当時はまだCDというメディアが主軸で動いていたころだからこのようなモデルが出ても時代的に許されたのかもしれませんが、iPodやハイレゾ音源をはじめとするPCオーディオなどでオーディオを楽しめるようになった今、CDプレーヤーに個性を持たせる時代ではなくなってしまったのだろうかと勝手に切なくなってしまいました。
大須本店 小島 陽介
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