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こんにちは、大須本店の佐々木二朗です。
上の画像は先日入荷しましたYAMAHAのレコードプレーヤーGT2000用の砲金ターンテーブル「YGT-1」です。重さはなんと18kg!(通常のGT2000本体重量が28kgです。)
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レコードプレーヤーやCDなどの再生機ですが、日本国内のものと海外メーカーのものと明らかに違う特徴があります。それは重量です。国内のものはとにかく’重い!’
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MICRO/SX-8000/2 総重量127kg ベースのBA-600が50kgありますが、それを引いても77kgもあります。
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TERAGAKI/Σ3000 36kg
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YAMAHA/GT-2000L 28kg
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DENON/DP-3750 20kg
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一方海外メーカーのものだと高級機であるはずのthorens/TD-226でも20kgほどで、中堅機のDP-3750どほぼ同じ重さです。しかし価格はTD-226は定価657,000円でDP-3750は129,000円でおよそ5倍!
※1kgあたりの金額は、 (TD-226 約33,000円/kg) (DP-3750 約6,500円/kg)
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例外的にTHORENS/PRESTIGEは60kgありますが、それでもSX-8000/2の127kgには遠く及びません。
ちなみに1kgあたりの価格はPRESTIGEが約30,000円/kgでSX-8000/2は約20,000円/kgです。
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こうしてオーディオにおける重量と価格の関係をみていると、国内メーカーのもののほうが海外メーカーのものより1キロあたりの金額は圧倒的に安いと言えます。
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さらにこの傾向はCDプレーヤーにも引き継がれていて、 MICROのCD-M2は22kgで約12,000円/kg YAMAHA/CDX-10000は25kgで約15,000円/kgですが、 海外メーカーのSTUDERのA730は6kgで約165,000円/kg Mark LevinsonのNo.390SLは10kgで約135,000円/kg McIntosh/MCD7000は9kgで約66,000円/kgです。
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特にkgあたり単価が高いブランドというと英国のLINNが上げられます。特徴は軽いのに高い!
ご存知LP12は定価:290,000円、11kgで約30,000円/kgです。キロあたり単価はPRESTIGEと同等です。 さらにCDプレーヤーになると驚異的な数字を見せてくれます。
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CD12 定価:2,940,000円で12kg 約245,000/kg
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AKURATE CD 定価:997,500円で5kg 約200,000円/kg
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海外メーカーの高級CDプレーヤーの重量は STUDER/A730は6kg Mark Levinson/No.390SLは10kg McIntosh/MCD7000は9kg LINN/CD12は12kg 同じくLINN/AKURATE CDは5kg と、大体10kg前後で軽いものは5kg程ですが、それと比べて国内メーカーの高級機は総じて重たいです。
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MICRO/CD-M2 定価:270,000円 22kg 約12,000円/kg
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YAMAHA/CDX-10000 定価:400,000円 25kg 約15,000円/kg
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ESOTERIC P-01 定価:2,200,000円 44kg 約50,000円/kg
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P-0 定価:1,200,000円 47kg 約25,000円/kg
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Accuphase/DP-720 定価:1,100,000円 28kg 約40,000円/kg
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結論! 国内メーカーのレコードプレーヤーやCDプレーヤーは海外メーカーのものと比べて重量のあるものが多い。そしてCDプレーヤーは国内メーカーのものは総じて高級機になればなるほど重量級の個体になるが、海外のものはそうでもない。(以外と軽い。)
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以上、オーディオにおける重量と価格の関係という、ナンセンスな調査発表でした。(最後まで真面目に読んで頂いた方、すみません!)
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