実際に聴き比べてみました。 BILL EVANSのWALTZ FOR DEBBYを試聴してみたところ、バイワイヤリング接続時の方が締まりがあり、音の定位も良く感じました。 もともと透明感のある音色が売りのスピーカーなので透明感は若干の差かなと感じましたが、一番の違いは音の奥行き感と音場感でした。 ライブ盤ですのでフォークやナイフが食器と当たる音や拍手、喧騒が入っていますが、リアリティが違い、空間の広がりがわかります。 この生々しさには驚きました。 あたかも目を閉じて聴いているとその場所にいるような錯覚を覚えました! 改めてこのスピーカーのポテンシャルを思い知る結果となりました。