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LUXMAN/SQ505Xと当時の広告
ハイファイ堂メールマガジン第705号 大丸心斎橋店
LUXMAN/SQ505X
1971年発売のトランジスタープリメインアンプです。年に数台は必ず入荷のある機種なので、そこまで入念に向き合ったことはなかったのですが、今回最初の音出しチェックの時点でふと自分好みの音が鳴ってしまったので気になって聴き込みました。「簡単」ではなく「非常に難しくない」と表現するのがしっくりくる準備万端の万能選手で、ややこしいことするよりこのアンプで鳴らせば、とりあえず高い位置で一つ着地点を作ってくれる。そんな頼もしさがあるアンプでした。
「このアンプがある限り、アンプは特性だけでなく音色でも論じられるでしょう」と謳われた管球式プリメインアンプの名機SQ38FDの音色をうまくトランジスターアンプに落とし込んでいるように思います。メーカーが「"オーディオ界の代表作"と言いたかった」とコメントするくらい念の入った製品だったというのも頷けます。
そんなSQ505X、色々掘っていく中で当時の広告に行き当たりました。
「このアンプの音はどんな風に聞こえるでしょうか?」
オーディオに多数決なんて馬鹿なこと。
趣味の世界じゃありませんか。
とは言うものの、特にアンプの場合は、土台になっているのが進歩を前提とした科学ですから、ときには多数決に従わなければならないこともあります。
真空管アンプで素材の多数決を無視してきましたが、トランジスタ・アンプでは冷静な判断に立って、ひとまず直結回路とピュアコンプリメンタリーで素直に?多数決の仲間入りをすることにしました。
仲間入りした途端に内容的な特徴が吸収されて、一見、平凡なアンプになってしまいましたが、回路構成だけがアンプのすべてではありませんので悲観することもないでしょう。
同じ回路構成で音質がこんなに違うのか?
こんな疑問が出てくるところに、科学に完全に牛耳られていないオーディオの痛快さが残されているわけです。
これは人間の耳の方があやふやだということかもしれませんが、
「機械のように正確な耳」なんてものがもしあれば、その方がおかしいのですから、気にすることはないでしょう。
では、人間の耳でどうぞ。
(スイングジャーナル誌 1971年10月号掲載広告より)
「どんなオーディオ機器が現在よく売れているか?」
どんな製品がよく売れるのか?このキャッチフレーズに真先に飛びつくのは、おそらくわれわれメーカー側の人間でしょう。
一番、気にしていることだからです。
売れないものを作るのは無理であり馬鹿げています。
骨折り損なだけならまだしも、それ以上の損失です。
そんなことは初めから承知なのですが、それでいて一発必中というわけにはいかないのはどうしたことでしょうか。
答えはわかっているのです。
必要なものを作れば良いのです。
理屈はそうですが、では一体必要なものとは何か。
これが問題です。
マニアの方に聞けばわかるでしょうか?
必ずしも、そうは参りません。
なぜなら、マニアの方も出来上がった製品を見てから「俺が求めていたのはこれだった」と気がつくことが多いからです。
困ったものです。
必要は人によって同じではありませんが、しかしどこかで共通しているようです。
(ステレオ誌 1972年11月号掲載広告より)
○○談義の「つまるところ、つまらない(面白くないという意味に非ず)。」感が色濃い広告で、どの世界のどの道にでも共通して言える哲学的なニュアンスを謳っているのが面白いなと思いました。終わりなき旅と知ってもなお、一歩踏み出して一つ形にする。情熱しかありませんから、感動するほかありません。
余談になりますが、、ずいぶん前に、秋元康氏(作詞家、放送作家、AKB48等の総合プロデューサー、等々)と後藤正文氏(4人組ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル)の対談をテレビで見たときも同じようなことを思いました。動画は落ちていませんでしたが、文字に起こしてる方がたので下記URLを参照して頂いて。
https://48love.wordpress.com/2012/01/22/akimoto_yasushi_goto_masafumi_our_music/
http://www.otosaga.com/news_HuQQUulAW.html
趣味でも仕事でも、何を通して世界を見て知るか、そこで湧き上がった感情をどう体現するか。
ラックスマンの現行プリメインアンプL-590AXIIに至るまでの途方もない脈々とした流れのように、考え続けるしかありません。
では、今回はこの辺りで。
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