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オーディオとJAZZに魅せられて 第11話「JBL4338」 近藤賢二 2005年4月8日
JBL4348の後に試聴したのはJBL4338である。4338はJBLの新しいモニタースピーカーで、4344MK2、4348を一回り小型にしたような雰囲気である。大口径ウーファーとホーンを組み合わせた正統派3ウェイ。
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JBLらしいユニット構成で38cm大口径ウーファーとバッフル横幅いっぱいに広げられた大開口バイラジアルホーン、そして9KHz以上を受け持つトゥーイーターの組み合わせは、一見してまさしくJBLならではの本格的3ウェイフロア型であると感じた。見方によっては2ウェイ+スーパートゥイーターとも言えるが、本物のコンプレッションドライバー+大開口ホーンだから、聴こえとしてのトランジェントは抜群である。その上でスタジオモニターシリーズに共通するレベルコントローラーが付属しており、好みのバランス調整ができるのも魅力の一つでもある。 (写真右は筆者が試聴したJBL4338、左はJBL4348)
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いよいよ試聴だ!CDプレーヤーにソフトをセットしてスタートする。アンプのボリュームを上昇させる。音圧はぐんぐん高まる。いやぁ〜素晴らしい能力だ。データーを見ると93デシベル(8オーム)である。気持ちがいいのはボリュームを上げると、その分だけ音圧が直線的にアップすることである。JBLの昔も今も共通する素晴らしい音質である。昔と大きく違うのはワイドバンドであることと、音のしなやかさである。JBLはクラシックがどちらかといえば苦手であったが、K2 S9800の登場以来、音楽での苦手がすっかりなくなった。ジャズ、ロック、ポピュラーから広範なクラシックに至るまでオールマイティな能力を垣間見た感じである。 (写真は筆者が試聴したCD、ス・ワンダフル/ザ・グレート・ジャズ・トリオ)
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ジャズでは「ス・ワンダフル/ザ・グレート・ジャズ・トリオ」とクラシックでは「マーラー交響曲“悲壮”」を聴いたが、とにかく開放感としなやかな音質、音調は格別なもので、ピアニシモも美しく、小音量になると低域、高域が痩せ細った感を抱くスピーカーとは違い、豊潤さを保持しながらボーカル「シェリル・ベンティーン」なども肉質感があって艶めかしい。ベースの骨太感もご機嫌である。4348と同じでユニットのインライン配置も効果を齎しているのであろう。SACD再生ワイドバンドゆえのこれまた素晴らしいクリアな再現性だ。これなら「K2 S9800シリーズよりも好みに合う」という方も少なくはないのではと思う。最近のJBLは凄い! (写真はJBL K2 S9800、過去商品情報より引用)
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