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オーディオとJAZZに魅せられてPart2
第19話「JBL Project Everest DD66000 を試聴して (2)」
2006年11月17日 近藤賢二
資料を見ていくと、新設計のボイスコイルを採用した38cm口径(1501AL)ウーファー2基と10cm口径ベリリゥム・ダイヤフラムを持つ大型(476Be)コンプレッションドライバー、そしてスーパートゥイーター(045Be-1)構成の4ユニットからなる3,5ウェイということだ。
(写真はハーマンインタナショナルブースに飾ってあったDD66000のカットモデル)
それに従い目前に置かれたDD66000をよく見ていくと、38cm口径ウーファー2基を互いに少し外向きに角度を持たせて安定感のあるワイドプロポーションは、往年の名機ハーツフィールドを思い起こさせるし、パラゴンのイメージとも、オーバラップさせる官能的な魅力が備わっている優雅なものだった。
ダブルウーファーのバッフル表面には最高級の本革が張られている。これを見るとさすがどこまでもプレステージ・フラグシップスピーカーであるのだと感じた。ダブルウーファーシステムの横幅いっぱいに広がる巨大なホーンのため、そのホーンの形状も大きくとれ、申し分のない再現性だということだ。
担当者の説明ではハーマンブースの試聴用DD66000は「まだ下ろし立てなので慣らしきれていないため、音が硬いと思いますがその点ご了承ください」ということであった。
(写真はハーマンインタナショナルブースに置かれていた、キャビネット色がチェリーのDD66000。左横に少し見えているのがメイプル色のDD66000。キャビネットカラーはローズウッド、チェリー、エボニー、メイプルの4色。メイプルとエボニーは受注生産ということ。)
さらに担当者は「これから午後1時10分から2時まで2Fのイベントルームでは、オーディオ評論家三浦孝仁氏によるDD66000の解説とデモンストレーションが開催されます。盛況が予想されるため席が取れるどうか分からないので、参加される方は早い目にイベントルームにお越しください」とアナウンスがあった。2FイベントホールではDD66000をマークレビンソンのパワー、プリー、CDプレーヤーを使ってデモをやるそうだ。「これはハーマンブースだけに入り浸りになる訳にいかん。じっとしておられない」しかも追加説明で「4Fのアキュフェーズのブースにおいても2台のパワーアンプを用いてバイアンプ駆動でDD66000を鳴らしていますが、こちらの方がエージングに時間をかけているので試しに聴いてみてください」ということだった。「これにも試聴に行きたい。いやぁ・・これは2日程時間がほしいところだ!」
さて一番気になる音質であるが、そこで本家ハーマンブースの試聴では最初にクラシックでサイモン・ラトル指揮の管弦楽組曲ホルストの「惑星」を聴いたが、広大な音源に後押しされるように、全体の音の繋がりが非常にスムーズで、管弦楽器のすっきりとした爽やかな音と、このような超弩級スピーカーにありがちな神経質なところが全く感じられなかった。複雑な構造なのに、まるでフルレンジユニットで聴いているような素直な再現性を思わせるところなどはさすがJBLである。感心させられた。今まで経験したことのない、その何とも言えない弦の強く張った、凛としていながら芯の強さを直感した。またよく締まった低域感も明確に鳴らしきるこの質感には圧倒されんばかりであった。
(写真はハーマンインタナショナルブースでの試聴で使用されたDD66000エボニーのリアのアルミダイキャスト製のエアーポートとバイワイヤ接続端子部分)
続いて管弦楽とヴァイオリンのアンサンブルでの弦楽器の朗々と、床の底から響きわたる再現性には惚れ惚れする素晴らしい響きを聴かせてくれた。一方ジャズではトランペットでウイントン・マルサリスのミュートを効かせた熱くエネルギッシュで歯切れのよい音が艶やかに表現されているのも見事だった。またジャズ・ピアノも今まで聴いたことのない、音域の幅が広い輝かしい質感を伴い、スタィンウエイの鍵盤上を美しく分厚く疾走していくようで、エネルギー感と音質は豊かなボリューム感を伴って奏でていくのである。ウッドベースも量感豊かで締まりのある低域感とリアリティ性が抜群に高い。シンバルの高域感は伸びやかで繊細にして躍動感に満ち溢れているようだった。同じくジャズでは猪俣猛のドラムスとベースの演奏を聴いたが、その生々しい低音と繊細で透明感のあるハイアット&ブラシが何とも言えないくらいの再現性であった。ストレスなくどこまでも伸び伸びと大音量で美しく鳴り響く高音質に、ゾクゾクしたものが背筋を走る。ダブルウーファーのよさを存分に味わった。
DD66000の聴く者に生々しく迫ってくる迫力は、まさに文句のつけようのない見事なハイエンドスピーカーの誕生だと感じた。
(つづく)
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