ハイファイ堂中古オーディオサウンドフェスタ in 松坂屋静岡店 場所:松坂屋静岡店 本館7階特設会場 開催日:6月8日(水)→6月13日(月) 営業時間:10:00-19:30※最終日は午後4時閉場 ◆◇◆松坂屋静岡店◆◇◆ 〒420-8560 静岡市葵区御幸町10番地の2 電話:054-254-1111 松坂屋静岡店ウェブサイト ↓↓↓ http://www.matsuzakaya.co.jp/shizuoka/index.html |
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みなさま、こんにちは。 メルマガ編集担当の横井です。 |
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静岡市、松坂屋静岡店で行われている「ハイファイ堂」中古オーディオ サウンドフェスタ。初日の6月8日(水)に行ってきましたので、イベントの様子などをご紹介します。 |
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梅雨に入り、予報でも雨マークでしたが、催事初日の6月8日は晴れました。 お天気が回復したので淡い期待を抱いていたのですが、残念ながら行きの新幹線では富士山のてっぺんが雲に覆われて見えませんでした。富士の裾野あたりには雲はなく、やや霞んで見えました。遠く広がる樹林帯は染めたばかりの若い藍の色をしています。きっと森の中では緑の季節に向かって一斉にせわしく動き出していることでしょう。 |
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静岡駅に着きました。 さすがは海よし山よしの静岡。梅雨の晴れ間というのにしつこい湿気を感じず、こころなしか空気が澄んでさわやかです。 |
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松坂屋静岡店は、静岡駅の北口です。バスターミナルと道路を挟んで駅の真向かいにあります。 松坂屋静岡店に行くには地下道を通るのが便利です。画面左にあるエスカレーターで地下に下ります。地下に降りたら案内に従って右手に進みます。 なお、駅の構内からも地下道が直結しているので、雨でもぬれずに行けます。 |
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松坂屋静岡店、地下1階の入り口です。 |
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お? 暗くて見落とすところでしたが、入り口の左側の壁にハイファイ堂催事の案内プレートが。 |
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本館の7階売り場です。 百貨店はただいま父の日商戦の真っ只中。 寝具売り場の端にレコードの面陳棚が? |
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ハイファイ堂の催事スペースに着きました。 お隣は寝具売り場。お向かいは旅行かばんの売り場です。 |
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催事スペースは広いとは言えませんが、スッキリとしています。建物の構造によってはレイアウトに苦労するのですが、奥に巨大なタンノイ、手前にパラゴンをバランスよく配置し、レコードで壁面を飾りました。 |
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一枚一枚、点検・洗浄済みレコード2000枚を用意しています。その内、300枚を展示しています。お探しのレコードが見当たらない時にはスタッフにお声掛けください! (※未点検未洗浄品は今回の松坂屋静岡店催事ではお取り扱いしていません) |
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さて、今回の催事のためにハイファイ堂の屋台骨である修理・商品化部門が総力を挙げて取り組んでまいりました。 ところが、直前になって出店予定品が次々とご成約となり、喜ばしいながらも思わぬ番狂わせに準備スタッフの目が白黒しました。 催事出店を控えていたにもかかわらず、売約済となった商品の一例を挙げますと、JBL/4343、TANNOY/BERKELEY、JBL/SA600、McIntosh/MC352・C42、WADIA/850STD・・・ |
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そんな危機(?)をかいくぐって、無事に催事初日にイベントスペースに据えられたセットを一部ご紹介します。 |
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スピーカー: TANNOY/3LZ(Monitor GOLD) レコードプレーヤー:Technics/SL-7 プリメインアンプ:LUXMAN/SQ38FD |
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スピーカー:TANNOY/AUTOGRAPH 大きいです!大人の肩くらいの高さはあります。 レコードプレーヤー:DENON/DP-67L コントロールアンプ:LUXMAN/CL-35/2 パワーアンプ:LUXMAN/MQ60 CDプレーヤー:LUXMAN/DU-7 |
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まだまだあります。 ハイファイ堂ホームページの「キーワード」に「松坂屋静岡店」と入力して検索すると、催事で現在お取り扱いしている商品の情報がピックアップされます。 |
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スタッフたちの焦りを尻目に、誰もが足を止め、見入る聴き入る銘機PARAGONが堂々たる風格で静かにたたずんでいます。京都商品部の修理スタッフが手塩にかけてメンテナンスしました。味と深みのあるオーク色のエンクロージャーが本当に美しい逸品です。音を鳴らしている前に立つと、「おお、いい!」と、つい声が出てしまい、ひれ伏したくなります。 と、その前に大きなカメラが・・・? |
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なんと、NHKしずおかのTVクルーが取材に来ていました。 社長も汗だくでインタビュー収録に挑みました。 |
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NHKしずおかの取材は2時間近く行われましたが、すぐに編集を済ませ、お昼と夕方のローカルニュース枠で早速放送されるといいます。お昼の放送予定まで1時間弱あります。慌てて最寄りの家電量販店を探し出し、放送を見届けに行くことに。 |
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トピックスのタイトルは「父の日を前にレコード楽しむ催し」。 さすが、カートリッジの針先までよく撮れています。 5分間のローカルニュース枠のおよそ2分間も放送されました。夕方の番組では拡大版が放送されるということでした。 (新静岡駅ビル・セノバ4階のノジマにお邪魔しました。ありがとうございます) |
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左が収録の様子。右がON AIRです。 何人かのお客様にも取材されていました。ご協力くださったみなさま、どうもありがとうございました。 |
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さてそうこうする内に、レコードコンサートの時間が迫ってきました。 ハイファイ堂レコードコンサートではおなじみ、オールYAMAHAのセットがスタンバイしています。 静岡県はYAMAHA、KAWAIなどの大手楽器メーカーのお膝元ですが、ふるさとでの演奏を前にやや緊張気味?いえいえ、緊張しているのはこれからコンサートのナビゲーターを務める担当スタッフのほうでした。 |
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本日13時からのコンサートのプログラムはレコード店の皿屋の担当で「 URC(アングラ レコード クラブ)からカレッジフォークまで」。 コンサートの開演前からお客様が集まり出し、はじめに用意したイスの数では足りず、10脚ほど足しました。 |
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長身で細身、平成育ちの皿屋は、なぜか昭和歌謡をこよなく愛する稀有な若者です。 前回のレコードコンサートでは戦後歌謡を取り上げていましたが、今回はボブ・ディランの影響を色濃く受ける1960年代以降のフォークに焦点を当てたプログラムです。 |
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ボブ・ディランの「風に吹かれて」に始まり、五つの赤い風船、高田渡、友部正人、よしだたくろう、ガロ、もとまろ他...ラストは加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」。全12曲の演奏中、ほとんど席を立つお客様はおらず、大半の方は最後まで聴き入っておられました。 |
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コンサートが終わったあともすぐには席を立たずに続けて、よしだたくろうなどをリクエストされるお客様もいらっしゃいました。おそらくフォーク全盛期に青春を過ごされた年代の方々が多かったとお見受けしました。 静岡県といえば、掛川市にヤマハが運営するリゾート施設のヤマハリゾートつま恋があります。かつて吉田拓郎やかぐや姫がオールナイトコンサートを開いたり、ポプコンが開催されたりしていました。つま恋には日本のポップミュージックの発信地というイメージがあります。 こうしたお土地柄やお客様の年齢層などを加味して、あとから思うに、初回を飾るプログラムとしては、これ以上なく的を得た選曲でした。 また、NS-1000Mの鳴りっぷりも冴えていました。いつも、特別何をというわけもなく、高品質の仕事をさらりとこなします。 |
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次のコンサートまで1時間ほどありますが、ますますお客様が増えてきました。 お土地柄、やはり様々なジャンルに渡り音楽を愛好する方が多くいらっしゃるのでしょうか? レコードの売り上げが良く、平日にもかかわらず、大忙しの催事初日となりました。 |
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松坂屋静岡店でのハイファイ堂中古オーディオサウンドフェスタは6月13日(月)まで。レコードコンサートも毎日2回開催しています。 レコードコンサートのプログラムはこちらをご覧ください。 ↓↓↓ http://www.hifido.co.jp/merumaga/special/160603/index.html |
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松坂屋静岡店近辺には駿府城公園、県立美術館など見所も多くあります。静岡駅の観光案内所ではお茶の葉をアロマ・ディフューザーで燻して、香りをたてていました。さすがお茶の名産地、お茶の意外な使い方があるものです。 ぜひ観光がてら、ハイファイ堂中古オーディオサウンドフェスタにお立ち寄りください。多くのみなさまのお越しをお待ちしています。 |
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取材日:6月8日(水) 写真と文:横井昌美(メルマガ編集担当) (右画像のみ二宮あゆみ撮影:駿府城公園内) |