「BLUE NOTE」レーベルは12インチ盤時代に入り、1955年から1500番代が始まる。1500番代は1958年に4000番代へと引き継がれる。先ず1500番代のものから取り上げよう。 1500番代の中には 1501&1502「MILES DAVIS 」のVOL1&2 1503&1504「BUD POWELL」のVOL1&2 の他、J.J.JOHNSON, THELONIOUS MONK, HORACE SILVER等、10インチ盤からのリマスターされたものがある。1535番の「AFRO-CUBAN」も10インチ盤で発売されていたものに未発表曲を加え、12インチ盤にしたものだ。 (写真は過去情報データベースより引用 MILES DAVIS vol.1)
LPとしての最初の録音は1507番の「THE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFE BOHEMIA」である。この「THE JAZZ MESSENGERS」は「ART BLAYKEY & THE JAZZ MESSENGER」が通称であるが、当初はSILVERの結成した、HORACE SILVER QUINTET(BLAYKEYも参加)の頭につけたもので、リーダーは、HORACE SILVERだったと考えられる。1500番代の初期はバップジャズの継承で、中期からハードバップに移行していく。 (写真は過去情報データベースより引用 THE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFE BOHEMIA)