今回で何回目の来日になるかは判りませんが、前回の公演より2年振りの来日となります。私自身マイケルを観るのは多分10年振り位かと思います。今回の来日メンバーは前回同様ボーカルにゲイリー・バーデンを従えた布陣ですがリズム・セクションが前回の全盛期を支えたクリス・グレン/テッド・マッケンナ、コンビからなんとファーストアルバムで叩いてるあの一流セッション・ドラマー、サイモン・フィリップスとブリティシュ・ロック界を代表するベーシスト、ニール・マーレイの強力コンビです。彼らは最新のスタジオ・アルバムにも参加していましたが、まさかライブまで一緒にやるとは!このラインナップは是非観たいと思わせるくらい期待がふくらみます。マイケル、ゲイリー、サイモンと揃うとやはり名盤ファーストアルバムの再現を期待してしまいます。実際のショーではオープニングが「Feels Like A Good Thing」とファースト収録の最近滅多に演奏しない曲から始まったので期待通りの内容を感じさせました。 ライブを観て(聴いて)感じたのはやはりリズムセクションの強力さで、サイモンのドラムのフレーズはあのファーストアルバムで聴けるものと一緒のオリジナル通りで独自のフィルなどが健在で懐かしさでいっぱいになります。それに比べてゲイリーのボーカルは相変わらず不安定でしたが想定内の範囲だったので「こんなものかなぁ」といった感じです。但しマイケルとの相性は抜群ですし、マイケル・シェンカーのクラシック・ナンバーのほとんどはゲイリー在籍時のものですからやはりオリジナル・シンガーで聴くのが安心します。 そして主役のマイケルですが全体の雰囲気が初来日の頃のような感じでなかなか良かったです。プレイに関しては波がある人だと思いますが、少なくとも私自身が観に行ったショーでは全盛期とまではいかないがかなり調子良く弾きまくっていたと思います。やはりリズムセクションがしっかりしている事と盟友ゲイリーの参加が大きいのではないかと思われます。 それではゲイリーバーデン在籍時のマイケル・シェンカー・グループの名盤を紹介してみます。