見所はやはりエディとジョンの32年振りの日本での競演でしょう。 低音が響き渡るSEからエデイとジョンが登場。二人がステージ中央で並んで肩を組んだ 姿を観た瞬間から、まさかこのようなシーンが観れるとは、と感無量になりました。 そしてSEの低音がそのままオープニングの「In The Dead Of The Night」のイントロに つながるカッコイイ演出でスタート!ちょっと心配だったジョンのボーカルは問題なく 調子が良かったと思います。やはりこのオリジナルのボーカルで聴く「UK」ナンバーは 格別です。そのままアルバム同様「By The Light Of Day〜Presto Vivace And Reprise」 と組曲風に続きます。バックの演奏はマルコのドラムは文句なし。相変わらずの馬鹿テク 振りを炸裂しています。初見参のアレックスですが「In The Dead Of〜」の見せ場の ギターソロではまさにホールズワースを忠実に再現しており、控えめながらもその テクニシャン振りを発揮していました。 ジョンの以前のソロ・ライブでもUKナンバーは演奏されていましたが、やはりこの メンバーで披露すると格別に違いを感じます。中盤ではクリムゾンの「Starless」を フルサイズで披露。そのスリリングなプレイは鳥肌ものです。 昨年の「UZP」でも披露された「Nevermore」がジョンのボーカルで聴けるのも非常にレア でした。この曲の間奏のキーボードとギターの掛け合いはまさにテクニックの応酬と いった感じで見応え、聴き応えがありました。 本編エンディングはエディのヴァイオリンが活躍する「Caesar's Palace Blues」と UK初期のライブでも演奏していた「Sahara Of Snow Part.II」で一旦終了。 アンコール1曲目は32年前の来日公演で新曲として披露された「Night After Night」。 続いて私の大好きな「The Only Thing She Needs」。この曲のかっこ良さは本当に痺れます。 ラストはエディとジョンが二人残ってエレピの弾き語りで名曲「Rendezvous 6:02」で しっとりとエンディングを迎えました。 それにしても凄まじい、近年ここまで高水準のコンサートは稀でした。本当に大満足の内容でした。
PARADISE LOST この音源はファーストアルバム発表直後の1978年ボストン公演を収録したブートCDです。UKにとっても記念すべき?初のコレクターズCDになります。伝説のオリジナルメンバーのライブ音源との事で発売当時はかなり話題になりました。それと特筆すべきはその音質の良さで、ほとんどオフィシャルと変わらない高音質で正に戦慄の音源の登場でした。あまりの音の良さに後にオフィシャル盤としてリリースされていますが、これが正真正銘のオリジナル盤です。肝心の内容ですが、まだ演奏にこなれてない感じが見受けられます。特にホールズワースのギターがぎこちないですが、やはり百戦錬磨のミュージシャンの集まりだけあって、スリリングな演奏が聴かれます。それとこの時期に既にセカンド・アルバム収録曲が新曲として披露されていて、4人編成による演奏が聴けるところが聴き所です。