「テナー・サックス」2008年4月18日おすすめCDは下記の店舗で試聴できます。 コンのおすすめCD グラント・スチューワート「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」 京都店 カプのおすすめCD don weller / bobby wellins「nine songs」 日本橋店 |
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コンのおすすめCDグラント・スチューワート 「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」 グラント・スチューワート(ts)、ピーター・バーンスタイン(g)、ルイス・ナッシュ(ds)、ピーター・ワシントン(ds)、タルド・ハマー(P) 2007年5月NYで録音 バーズレコード XQDJ-1001 2007/9/26 発売 曲名 1) ディス・クッド・ビー・ザ・スタート・オブ・サムシング・ビッグ 2) ファビオ・コンプレックス 3) シャドウ・オブ・ユア・スマイル 4) カワ・パワー 5) あなたと夜と音楽と 6) ダニー・ボーイ 7) アイ・ウォーント・ダンス 8) 枯葉 |
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男性的なテナー奏者、グラント・スチューワート、その堂々たる吹きっぷりはまさしくテナー・サックスの王道をいくもので、30代半ばという若さだが、その分厚くよくスイングして歌うテナーのプレイ・スタイルを聴かせてくれる。グラント・スチューワートがテナーを吹くきっかけを作ってくれたのは、幼少の頃ギターリストだった父親から、チャリー・パーカーやコールマン・ホーキンスのテナーを聴かされたことだったという。 そのためではないだろうが、聴けば躍動感あふれるテナーの伝統を受け継ぎながら、現代的でメロディアスなフレージングで、そのプレイにはエネルギー感があり見事なまでの新鮮な響きを聴かせてくれている。2006年にビデオアーツ・ミュージックから発売になった「テナー・アンド・ソウル」でも現代テナーマンの実力を、我らテナー・サックスファンに披露してくれたのが昨日のように甦る。スチューワートが以前に言っていたのは「ソニー・ロリンズのように吹きたい」と願いながら、このジャズ界に現れたともいう。 まず1)「ディス・グッド・ビー・ザ・スタート・オブ・サムシング・ビッグ」では、その独特の持ち味でもあるスローバラードは後回しに、軽快なリズムのアップ・テンポなビートに乗って爽やかなメロディで吹いていく。そのプレイは聴いていても快適そのもので、若いがそのテナーにはオーソドックスな重さもあり、そこから心強い意気込みが感じ取れるリズム感が素晴らしい。またギターのピーター・バーンスタインがスチューワートのテナーに合わせ歯切れのよい響きを提供してくれているのも頼もしい。2)「ファビオ・コンプレックス」3)「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」6)「ダニー・ボーイ」では得意のゆったりしたスローバラードで趣向を凝らし、情感のこもった演奏を披露している。 またベテラン奏者、ルイス・ナッシュ(ds) ピーター・ワシントン(ds)も繊細にして骨太で抜群の演奏を繰り広げてくれる。このアルバムの出来がすばらしいのも、この二人の大物が参加してくれているから実現できたもので、タルド・ハマー(P)のように新人の素晴らしい音質も忘れてはならない存在である。 サウンドはテナーの究極ともいえる線の太い音色は聴けば聴くほど素晴らしいと感じる。また力強く弾むベースとエネルギッシュにリズムを刻むドラムス、ギターのアコースティックな弦を弾く響きも繊細で、質感にも富み華麗でテナー・ファンを魅了さすオーディオ的にも優れた一枚である。 |
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カプのおすすめCDdon weller / bobby wellins 「nine songs」 Don Weller(ts)、Bobby Wellins(ts)、Mark Edwards(p)、Andrew Cleyndert(b)、Spike Wells(ds)、with Simon Baggs:Ruth Funnell(viol.)、Rachel Calaminus(viola)、Matthew Forbes(cello)、Alan Bernes(cl.bass cl) 2007.May.June.July 曲名 1) our waltz 2) we'll be together again 3) my man's gone now 4) killing me softly 5) cabin in the sky 6) chelsea bridge 7) soul eyes 8) di's waltz 9) nocturne no.15 |
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ドン・ウェラーは1947年英国生まれ、ボビー・ウェリンズは1936年スコットランドのグラスゴー生まれ。英国を代表するモダン・テナーのベテラン名手二人によるアルバムです。”our waltz”“we'll be together again”は昼下がりに街角のカフェで男女が語り合う情景が浮かびます。ジョージ・ガーシュイン作”my man's gone now”に続く”killing me softly”はロバータ・フラックの妖艶なヴォーカルが記憶に残っているかと思います。本アルバムではストリングスをバックにピアノ、サックス、ベース・ソロに繋ぎ、再び甘くサキソフォンが語りかけます。亡マイケル・ブレッカーへ捧げた”cabin in the sky”スパイク・ウェルズのブラッシュ・ワークとストリングス、サックス&ピアノ・ソロが儚く聴こえます。ビリー・ストレイホーン作”Chelsea bridge” はアレンジと情感溢れるピアノ・ソロをお愉しみください。マル・ウォルドロン作”soul eyes” はバックメンバーも渋いですが歌心あるサックスを堪能。粋なピアノからスタートする“di’s waltz”はドン・ウェラーとボビー・ウェリンズが競演しています。優美でドラマティックなドン・ウェラーの作品です。最後は”nocturne no.15”で締めくくります。ここでもマーク・エドワーズのピアノサウンドが良い味を出しています。 ジャズに興味が沸かないという主人が珍しくこのアルバムが流れている部屋でパソコンをいじっている。どうやらBGMとして聴いているようだ。。。?確かにサックスの心地よい音色がスッ〜っと体をすり抜けていくような印象を受ける。体調がすぐれないという時は聴いていて疲れなくていいかもです。 ドン・ウェラー(trks 2. 4. 6. 7. 8)とボビー・ウェリンズ(trks 1. 3. 5. 8. 9 )が共演していますので聴き比べも愉しいかもしれません。ご試聴ご希望の方はご遠慮なくお申し出ください。お待ちしております(^^) |
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