2008年12月26日おすすめCDは下記の店舗で試聴できます。 コンのおすすめCD 山中千尋 「ブラボーグ」 京都店 カプのおすすめCD 敦賀明子with ジミー・コブ 「ニューヨーク・シティー・セレナーデ」 秋葉原店 |
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コンのおすすめCD山中千尋 「ブラボーグ」 山中千尋(p)、ビンセンテ・アーチャー(b)、ジーン・ジャクソン(ds) ユニバーサルクラシック&ジャズ UCCJ-2071 2008/9/24発売 曲名 1) アクエリアン・メロディ 2) カリヨン 3) タイム・フォー・ラブ 4) ユニ 5) ボウ・デイタール・イ・ホラール 6) ブラボーグ 7) ドイス・ブラ・ラ、ドイス・ブラ・カ 8) サークル 9) ル・フリュイ・デファンドゥ 10)スタカート 11)星に願いを 12)バックストローク・ダンス |
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昨年は欧州デビューも果たし、ますます躍進をし続けるピアニスト山中千尋。最近は女性ジャズ・ピアニストによる新作が続々と登場しているが、その中でもオリジナリティ溢れる曲とスタンダードなレパートリーでひときわ輝いているのが山中千尋だろう。音質がいいことで評判のCDソフトSHM-CD盤との組み合わせで、山中千尋のピアノ・トリオアルバムが発売された。 1)「アクエリアン・メロディ」、2)「カリヨン」は明るく鍵盤を駆け抜けるような躍動感がある。山中千尋の集中力の高さを窺わせる見事な演奏でラテン調というかボサノバ風というか、ダイナミックないいリズムで奏でられていく。ドラムスのジーン・ジャクソンのスネアもなかなか力の入った捌きを披露してくれているのも見事だし、ベースのビンセンテ・アーチャーのこれも力強く腰を落とした低域も安定感がある。3)「タイム・フォー・ラブ」は異例で9分余り力強いピアノが続く。非常にスリリングでもあり、疾走する中山のピアノは勢いを増す。4)「ユニ」、5)「ボウ・デイタール・イ・ホラール」は、タッチも素晴らしく現代的なジャズの中に見事に消化させているところはさすが彼女らしい。6)「ブラボーグ」は、アイルランドの民謡をアレンジしたという叙情的で、山中の個性と美が融合しているようなピアノが素晴らしい。7)「ドイス・ブラ・ラ、ドイス・ブラ・カ」、9)「ル・フリュイ・デファンドゥ」11)「星に願いを」、そして最後の曲12)「バックストローク・ダンス」においても、力強いピアノは変わらずベースは豊かさと切れ味が抜群によく、ドラムスは程よいバランスである。全曲が感動を呼び起こす全身全霊を込められたグローバルなアルバムだ。 ピアノ、ベース、ドラムスと三拍子揃ったリズム・ワークが素晴らしく程よい厚みと暖かみのある音は解像度が高く細かな部分までもが見えてくるようである。まるでいいレンズを透してみているようだ。今盤はSHM-CDという威力もあり、今まで知らなかった音が聴こえてくるようにも感じるのである。 |
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カプのおすすめCD敦賀明子with ジミー・コブ 「ニューヨーク・シティー・セレナーデ」 敦賀明子(H-B3 org)、ジミー・コブ(ds)、エリック・ジョンソン(g)、ウェイン・エスコフェリー(ts) 曲名 1)シスター・セイディ 2)アーサーズ・シーム (ベスト・ザット・ユー・キャン・ドゥー) 3)星に願いを 4)ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト 5)ドリフティン 6)ポートレイト・オブ・ジェニー 7)イージー・ウォーカー 8)24 Mill Street 9)リカード・ボサ・ノヴァ(ザ・ギフト) 10)ブルーセット 11)ゲーターズ・ブルース |
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今年最後のおすすめCDに選びましたのはハモンド・B-3オルガン奏者、敦賀明子さんのアルバムです。教会音楽でオルガンには厳しいニューヨーク・ハーレムの黒人の方々だけでなく、一流ジャズ・ミュージシャンたちからも高い評価がある彼女の新作をご紹介したいと思います。 私事で恐縮ですが、数年前にジャズ・クラブの老舗NYビレッジ・バンガードでルー・ドナルドソン・カルテットのライヴを聴きサックス奏者ルー・ドナルドソンやオルガン奏者ロニー・スミスのノリノリ・サウンドがとても印象に残っていたcappuccicno。その頃、NYでご活躍の敦賀さんは日本でもスイング・ジャーナル誌で高い評価をされ注目されていました。ロニー・スミスのお弟子さんである日本人H-B-3オルガン奏者敦賀明子さんの里帰りライヴがあるというので、ファンキー&ブルージー・サウンドが大好きなcappuccinoはドラムスにグラディ・テイト、ギターに井上智と共演されていました彼女のライヴレポートをさせて頂きました。大変ご多忙な中、お電話やメールでも気さくにご回答くださり又、プロとしての率直なご意見を頂き、レポートする立場として参考になりましたし、とてもお勉強させて頂き感謝しております。今回のアルバムではマイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」にも参加されたというジャズ・ドラムスの名手ジミー・コブが参加ということでドラムスも大好きなcappuccinoにとっては愉しみなアルバムです。前置きが長くなりましたが楽曲のご紹介とまいりましょう。 本アルバムでは11曲中2曲が彼女の作品です。ホレス・シルバー作1)「シスターセイディー」はR&Bテイストで上手くアレンジされています。2)「ニューヨーク・セレナーデ」はバート・バカラック作曲、高音でセンシティブな歌声で人気のあるAORミュージックのクリストファー・クロスでお馴染みの曲です。スインギー感満載。ハービー・ハンコック作5)「ドリフティン」はファンキーサウンドで良いですねぇ〜。ウェイン・エスコフィリーのテナーから涌き出るフレーズ。心地よい温もりのエリック・ジョンソンのギター。全体の融和を計りながら奏でる敦賀さんのオルガン。コンガ・サウンドのジミー・コブのドラムス。まさしくグルーブするジャズというものでしょう。Cappuccinoのお気に入りは敦賀さんのファンキー&ブルージーなオリジナル曲7)「Mill Street」と11)「ゲイターズ タイム」です。オルガンとドラムスのリズムが時折上手に隠し味を出します。ソロ演奏ではメリ・ハリをつけたアキコ・ワールドに吸い込まれてしまいます。どの楽曲をとっても熟練されたジミー・コブのおおらか且つ繊細なスティック捌きと敦賀さんの女性のエレガントさ、センシティブ、可憐さなどに加えて時にエモーショナルなサウンドをハモンド・B3・オルガンで最大限に駆使した上質なファンキー・ジャズ。敦賀さんのコメントにあるようにどのファン層にも飽きがこないようにバラエティーに富む選曲を心がけたというだけあり本当にあっと言う間に聞き終えてしまいます。スインギーで愉快なサウンドをご家族、素敵なお仲間とご一緒にご堪能ください。ご試聴ご希望の方はご遠慮なく店頭スタツフにお申し付けください。お待ちしております。(^^) ☆不況の煽りを食う人々が大勢おられるという悲惨な年の瀬ではありますが、なんとか年を越せるようにお祈りしております。ハイファイ堂メルマガご愛読の皆様、今年も有難うございました。来年も「コン&カプのおすすめCD」をどうぞご贔屓に!皆様良いお年をお迎えくださいネ!☆ |
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