2010年02月26日おすすめCDは下記の店舗で試聴できます。 コンのおすすめCD ケニー・バロン 「マイナー・ブルース」 京都店 カプのおすすめCD アン・バートン 「雨の日と月曜日は」 大須本店 |
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コンのおすすめCDケニー・バロン 「マイナー・ブルース」 ケニー・バロン(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、ベン・ライリー(ds) 2009年3月NYで録音 ヴィーナスレコード VHCD-1032 2009/8/19 発売 曲名 1)マイナー・ブルース 2)ビューテフル・ラブ 3)エミリー 4)フォー・ヘブンス・セイク 5)ハウ・デイープ・イズ・ジ・オーシャン 6)トゥ・レイト・ナウ 7)ドント・エクスプレイン 8)ハッシャバイ 9)アイブ・ネバー・ビーン・イン・ラブ・ビフォア |
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ジャズファンを魅了し続けているジャズ・ピアノの巨匠ケニー・バロンが放つ最新アルバムは、ヴィーナスレコード移籍第一弾として送り出す音質にも非常に優れた一枚だ。揺るぎない自信に溢れた究極のピアノを披露してくれている。力強く美しく響くケニー・バロンのピアノは音に関しても、オーディオファンを満足させてくれること間違いなし。独自のスタイルとスイング感溢れるトリオ演奏には魅了され、時の経つのも忘れ、しばし聴き入ってしまう。 1)「マイナー・ブルース」、2)「ビューテフル・ラブ」を聴いても、好感が持てる演奏である。何時聴いても分かりやすいリズムとスイング感、まして繊細かつダンピングの効いたノリのよいピアノは、ひときわ光輝いているようであった。3)「エミリー」、4)「フォー・ヘブンス・セイク」はいきなり、流れるような心地よいリズム感と非常にエネルギッシュな躍動感で始まり、(5)「ハウ・デイープ・イズ・ジ・オーシャン」、6)「トゥ・レイト・ナウ」ではケニー・バロン独特のスリリングなインタープレイが独創的である。美しくも力強いアドリブとメロディが上手く交差し鍵盤上を軽快に弾んでいく。(7)「ドント・エクスプレイン」、8)「ハッシャバイ」では、ピアノの粒たちが美しく透明な音場に浮かび上がって、静寂な世界に導いてくれるような感触を抱く。また9)「アイブ・ネバー・ビーン・イン・ラブ・ビフォア」、10)「マイ・アイデアル」では、ジョージ・ムラーツの分厚く深く沈み込むベースも、断然魅力で文句なく、たっぷりと響く胴鳴りがより深く沈み込んで、床を這うように腹身に染み込むのだ。このような太いベース音を聴かされると、より嬉しさが込み上げくる。一方ドラムスのベン・ライリーは、さすが呼吸もピタリと合っている。ドラムスはなかなか細やかな感じで発せられている。実に美しい繊細なシンバル・レガートであり、メリハリの効いた鮮明な押し出し感は実に見事なものだ。しかもレンジ感の広いスマートでカラフルな演奏が気に入った。これが現在のケニー・バロンのピアノ・トリオの音なのだ、と強く感じ取った瞬間でもあった。 サウンドはHQCD盤ということもあり、ピアノが左に定位し美しく躍動感タップリとして、ドラムスは右に溢れんばかりの豊かさがあり、ベースは中央に深く沈み込むように本当によく伸びる。4ビートの効いた一体感を醸し出し、ジャズらしい緊張感が漂ってくるようにスリリングで聴いていても、自然と緊張感が解れていく。オーディオ・リファレンス・ソースとして愛聴盤になるだろう。 |
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カプのおすすめCDアン・バートン 「雨の日と月曜日は」 アン・バートン(vo)、ケン・マッカーシー(p)、稲葉国光(b)、大隈寿男(ds) 1977.6.1,2 東京 録音 曲名 1)I Thought About You 2)If I Were A Bell 3)Desperado 4)You And Me Against The World 5)Laughing On The Outside 6)You’d Be So Nice Come Home To 7)I Cover The Waterfront 8)Rainy Days and Mondays 9)Still Crazy After All These Years 10)I Won’t Cry Anymore 11)Send In The Clowns |
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花粉症と風邪引きが重なりつらい日々を送っておりました。Cappuccino同様テンションが下がり気味の皆様へ今回のおすすめCDは「アン・バートン」です。ひ弱になった心を温かく包み込み癒してくれます。喧騒を離れて、たまには家でのんびりするのもいいんじゃないかなと思わせてくれます。 アン・バートンは1933年オランダ・アムステルダム生まれ、’55にプロ・デビューをして、ヨーロッパ各地のアメリカ軍キャンプを主な仕事場として20代を過ごす。若い頃はドリス・ディが歌のお手本だったそうですが、ビリー・ホリデイのレコードを聴きジャズ・ヴォーカルに目覚めたということです。1989年、生地アムステルダムで永眠。享年56歳。(ライナー・ノーツ引用) では、アルバムのご紹介とまいりましょう。1)” I thought About You “ 朝の家事を終えた後に熱い日本茶をすすりながら聴いています。ブルーでセンチな歌ですが、車窓から移りゆく景色や風を感じます。5) “ Laughing On The Outside “ ピアノとのDUOからドラムス、ベースが加わり、スインギーでエレガントリーにとても心地良く仕上げています。10)” I Won’t Cry Anymore “ はアルバムの中ではジャズ色が濃い、ピアノ・トリオならではの愉しい仕上がりです。名曲である3)” Desperado “ は洋楽ファンでなくともお馴染みですね。イーグルスのドンヘンリーとグレン・フライの共作。当時、クリクリ目がとてもチャーミングだったリンダ・ロンシュタットのアルバムにも入っていました。この辺りの音楽はレコード時代に良く聴いていたcappuccinoですが、アン・バートンの達観したクールさの中ににじみ出る温かさにとても魅了されました。コール・ポーター作6)”You’d Be So Nice Come Home To “ は飾り気のない歌唱がとても新鮮で好感を覚えます。4)” You And Me Against The World “ と8)” Rainy Days and Mondays “ はポール・ウイリアムス作。前者はヘレン・レディで後者はカーペンターズで有名です。ピアノとのDUOでアンの声が間近で静かにエモーショナルに聞き手の心を射止めます。Cappuccinoのお気に入りの楽曲9)” Still Crazy After All These Years “ はポール・サイモンの作品です。彼独特の世界をアン・バートンは語り掛ける歌唱で見事に彼女の世界へと誘います。アルバム最後を飾るのは11)” Send In The Clowns “ 大きなホールより小さくて親密な感じのライブ・ハウスで歌う事を好んだという彼女ならでは。ほっこりと余韻を与えるアン・バートンの歌声、歌唱をご堪能くださいませ。ご試聴ご希望の方は店頭スタッフにご遠慮なくお申し付けください。お待ちしております。 |
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