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kyoto
京都店の永井と申します。ただでさえ湿気が多いとされる京都。梅雨真っ盛りで、いっそうじめじめとしてきました。先日クーラーの効いた部屋からムシムシする外へ出たらメガネが一瞬にして曇ってしまい、びっくりしました。オーディオ機器にも大いに影響する湿気…。早く梅雨あけしていただきたいものです。
さて今回は、お客さまとお話ししていてよく話題になる、レコードの音とCDの音の違いについてお話ししたいと思います。
昔持っていたアナログレコードをCDに買い換えて盤もレコードプレイヤーも処分してしまったが、やはりあのレコードの音質が懐かしくて最近またレコードを集め直している。ついては良いプレイヤーが欲しい…という方が増えています。「扱いやすい」「プチプチノイズが無い」そして『音が良い』。そういったメリットからCDに乗り換えた方が、「いや、やはりレコードの音質のほうが良い」と感じることがある。この理由はなんでしょうか?
あるレコーディング雑誌に載っていて、僕が「なるほど!」と思った「アナログ:デジタル」話がありまして、それを思い出しながら少々お話をしてみたいと思います。
こんなにデジタルの技術が進み、CDが普及した時代にもアナログレコードにこだわっている人たちがいます。特にクラブで音楽をプレイするDJたちは、かたくなにアナログレコードにこだわり、様々な形でデジタルのテクノロジーを取り入れながらもコアになる音源はレコードを使っている人がほとんどです。スクラッチなど、アナログ盤でしかできない(最近ではCDでスクラッチが出来る機種もありますが)ことをしたいがために使っている、という面ももちろんありますが、やはり彼らもその音質の良さにこだわっているのです。何となくわかるけど、そんなにレコードの方が良いのか?アナログ:デジタルの情報量の対比をわかりやすい映像の話でしてみましょう。
家でテレビを見るとき、そのくらいの小さな画面なら多少荒い(情報量の少ない)映像でも気にはなりません。しかし、同じ映像をプロジェクターなどで拡大し映画館で見るとしたらどうでしょうか?家庭用の大画面テレビほどの大きさでも昔録画したビデオなどを見たら「うわー大画面で見たら結構荒いなぁ」と感じます。それの何倍もの大きさで同じものを見たら、おそらくかなりガタガタして見ていられないほどの映像になるでしょう。テレビの映像はブラウン管や液晶の画面を拡大するとわかりますが、細かい粒子が集まって出来ています。そういった情報は「大きくなると荒さが目立つ」ということです。
さて、映画館で見る映画はそういった画面の荒さを感じません。これは、フィルムに焼き付けられた一コマ一コマを連続してみるパラパラ漫画方式(アナログ信号)だから、一瞬一瞬の画面の解像度は大きくしても変わらないからです(もちろん大きいほど画質は損なわれますが)。しかしビデオやDVDなどのデジタル映像は粒の集まりで、その粒の細かさが画像の良さとなっているので、拡大に弱いのです。
そう、音の世界でも同じです。アナログレコードから拾われる音情報は粒の集まりというものではなく連続した波形、いわゆるアナログ信号なので、デジタル信号と違って音を大きくしても波形の情報が損なわれにくいのです。
レコードとCD。お家である程度の音量で聴くにはあまり気にならないレベルの差が、大きなホールなどで大音量で聴くには大きな差となります。昔レコードの音を沢山楽しんでいたオーディオファンや、大音量でシビアに音を聴くDJたちにはアナログ信号の音の良さが特に良くわかるのですね。
ですが最近ではSACDやDVD AUDIOなど、デジタル信号の情報量を増やしてより良い音質を実現しているものもあり、CDの音質に満足できなかった方々の支持を得ています。同時にDVDの映像も含めてそういった様々なフォーマットのソフトを楽しめるユニバーサルプレイヤーにも人気があります。
クラブDJの世界でもアナログの使い勝手を取り入れたDJ用CDプレイヤー(
PioneerのCDJシリーズ
)などが開発され、普及し、CDでDJするスタイルも珍しくはなくなってきました。これは、現場の空気を知っているDJたちがCDの音質をやっと認めた、ということなのだと思います。
京都店のフロントを飾る2台!
DJからオーディオファンまでに支持される大人気レコードプレイヤー
Technics SL-1200MK3D
と、
音質重視で定評のある現行ユニバーサルプレーヤー
LUXMAN DU-50
どちらも良い音出してます!
さて次回は「同じ型番のCDでも音質が違う?」マスタリングのお話をしたいと思っています。
ではまた!
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2026-05-29 audio-technica等各種カートリッジ入荷してます!アナログライフを楽しみたい方は是非お見逃しなく。
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