まず初日のブルーノート番号順勢揃い!から一枚。 DEXTER GORDON/ONE FLIGHT UP /BLP-4176 NEW YORK USA/MONO やはりオリジナルで聞くA面全部を使った「TANYA」が凄いです。一発目のスネアで一気にとてつもない緊張感が漂い、その空気のままメンバー全員が呼吸を合わし見事な演奏を披露しています。しかしデックスのテナーは男臭くてかっこいいです。なんか正座して聞いてしまうような威圧感がありますね。CDでは絶対感じることのできない、溝に刻まれた空気感を是非味わって頂きたいです。
次は2日目、ジャズ・主要レーベル大放出!から一枚。 THE BILLY TAYLOR TRIO/A TOUCH OF TAYLOR / PRLP-7001 NYC/MONO PRESTIGEの12インチ7000番台、記念すべきトップ・バッターです。内容は第一弾として発売したとしては何の特徴もない、本当に素朴で流れるようなピアノが印象的です。あまりスイングものは聴きたくないし、バラードもちょっと違うし・・・といった時にピッタリのリラックスして聴ける一枚です。