P.F.スローンの3枚目のアルバムです。(1972年作) P.F.スローンといえば、1967年に日本でもシングルヒットした「孤独の世界」が有名です。どちらかと言えば、シンガーソングライターというよりは、職業作曲家側の人でありましたが、ボブ・ディランに影響を受け、自らも歌うようになります。ジョニ・ミッチェルのブルー又はピカソの青の時代のようなジャケット同様に内省的な内容です。1〜2曲目の控え目な楽曲から3曲目「THE NIGHT THE TRAINS BROKE DOWN」のこみ上げる熱っぽい歌声は身に染みますね。このアルバムリリース後、ソングライターとして姿を消してしまいますが、1994年に復帰されています。