そしてメンバーが登場。ジョブソン、ウェットン、ボジオの3人が揃いました。 まさか生きている内にこのメンツでUKが観れるとは、この瞬間だけでも感無量です。 オープニングは「Alaska 」でスタート。イントロからテーマに移る瞬間にドラム ロールからアタックするその衝撃音!凄いです。音は硬いですがパワーが半端ない です。伊達にこの巨大セットを使用しているわけではありません。 3人UKは昨年の4人編成と比べても聴き劣りしません。逆にボジオのパワーに 煽られて負けじと熱い演奏を聞かせます。2曲目は強引に「Night After Night」へ ウェットンのボーカルも調子が良いです。この曲はシンプルな曲ですがボジオは お構いなく細かいフィルなどテクを決めています。次に早くもサプライズ! 日本公演の前の北米ツアーではセットに入ってなかった「Nothing To Lose」を披露。 昨年の公演では私の観に行った日には演奏しなかったのでこれは非常にうれしいです。 多分日本では人気のある曲なのでセット入りしたと思われますが、ポップな曲ですが 間奏のヴァイオリン・ソロが非常にかっこ良いです。「Thirty Years」「 Rendezvous 6:02」 「Carrying No Cross」 と熱演が続き、ここでウェットンのお決まりMC「キミタチサイコダヨ」 を披露。ジョブソンのキーボード/ヴァイオリン・ソロの後、お待ちかねボジオの ドラムソロのコーナーです。ワールドミュージック風のエスニックな感じから始まり 徐々に盛り上がっていくパターンで圧巻の一言でした。 そして本日2度目のサプライズ。33年前の初来日の時に新曲として披露した 「As Long As You Want Me Here 」をジョブソン、ウェットンの弾き語りデュオで 披露しました。これは予想していなかったのでまさかの選曲でした。 その後「Danger Money 」「In The Dead Of Night 」で一旦終了。 アンコールは「Caesar's Palace Blues 」「The Only Thing She Needs 」と 後半は怒涛のパフォーマンスで圧倒しました。 観終わった感想はとにかく完全にテリー・ボジオの独壇場!といった ライブでほとんどボジオしか追っていませんでした。