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秋も深まってまいりました。朝晩の冷え込みが身に染みてきた感じのする昨今いかがお過ごしでしょうか。ハイファイ堂 秋葉原店 廣川勝正です。
さて、今回は「ヘビメタバンドのギタリストが子供をつくったらオペラ歌手になっちゃった」という印象を持ったスピーカーを紹介したいと思います。
そのオペラ歌手とは今回ご紹介のスピーカー、JBL/TS6000です。
何の予備知識もなしにブラインド試聴を行った場合、その音を聴いて誰もメーカー名を言い当てる事は出来ないでしょう。それほど今までのJBLのイメージを覆す程の音の持ち主なのです。
しかも最近、愚作スピーカーばかり聴かされてきた中で、このスピーカーはよい意味で大きく裏切られた感じでした。久しぶりに「やればできるじゃないか!」と強く感じたスピーカーだったのです。
さて、JBLといえば皆様ご存知の通りアメリカ西海岸を代表するスピーカーブランド、プロフェッショナルシリーズやコンシューマー用を含めて日本で最も人気のあるスピーカーブランドといっても過言では無い程です。
さて、30年以上のキャリアを持つオーディオファイルにとってJBLの音といえば、上の写真の4343に代表されるスタジオモニターシリーズの音を思い浮かべると思います。
全帯域に渡ってカラッと乾いており、タイトでグイグイと音像が前に迫って来る、言葉で表現すると以上の様な音のイメージではないかと思います。
しかし、それは4343や4344までの音のイメージを表してる言葉でもあります。例えば2005年以降のJBLスピーカーしか聴いた事の無い方にとっては、1980年代以前のJBLスピーカーの生き生きとした気持ちのよい音に驚かれる事でしょう。それほど過去のスピーカーと近年のスピーカーとは音に大きな違いがあるという事です。
ちなみに私個人の感想を申し上げさせて頂くと、JBL一つを例に挙げても過去のスピーカーに比べて現代のスピーカーの音とコストパフォーマンスにはがっかりさせられています。
4343や4344の頃の理にかなった全体のバランス、透明感があり音抜けの良い気持ち良さが殆どの現代機では聴くことができません。異様なほどに低域側にバランスが偏っており、こもったり詰まったりした感じの、聴いていて全然気持ちのよさが感じられない現代のスピーカー達、本当に悲しくなってしまうほどです。
世の中の音源の移り変わりによるところが原因だとは思いますが、アナログ時代の真っ当な音作りにもう一度立ち返って欲しいと常に感じる今日この頃です。
今回取り上げたJBL/TS6000の音の良さとは、過去のスピーカー達の音の良さとは異質なものです。だからこそ「ヘビメタバンドのギタリストが子供をつくったらオペラ歌手になっちゃった」という表現になってしまったというわけです。
ここでこのスピーカーの特徴を述べさせてもらうと、全帯域の振動板を新開発のMag-Alloyのドーム形状に統一し、音の質感の統一を狙った構成となっており、これはこれよりもかなり高価なスピーカーブランドのレヴェルオーディオのウルティマシリーズとほぼ同一と考えてよいと思います。つまり、価格的にはかなりマトモという事が言えます。加えて出てくる音も至ってマトモ。一番驚かされたのは音離れの良さ。音が鳴り出した瞬間、フワッと広がる音場空間の広さとピンポイントに決まる音像定位にはかなり驚きました。その点では10倍ほどの価格で販売されている欧州のどこぞのメーカー製に一歩も引けをとっていないと感じました。
ただし、JBLという先入観を持って聴くと、その音に対して、かなりおとなし過ぎると感じるかもしれません。このスピーカーにはメーカーの先入観を捨てて、独立した一個人(一個体)として評価してあげて欲しいのです。これからオペラの世界に飛び込もうとしている新人ソプラノ歌手に対して、親が全然毛色の違う世界の人だからこの子も同じだろうと見て欲しくないのです。
さて、話は変わって左の写真の様にスリムな奥行きとリアのバスレフポートの影響からか、低域のコントロールにはテクニックが必要だという一言を付け加えさせて頂きます。
いかがでしたでしょうか。
そこまで言うなら、是非一度聴いて確かめたいと思って頂ければうれしい限りです。
ハイファイ堂 秋葉原店は今回の様な希有な機種との出会いのあるお店です。是非ご来店して、個性溢れる音の世界を堪能して頂けたらと思います。
では、また次回。
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