メルマガバックナンバー
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ハイファイ堂メールマガジン第85号
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先週のCDプレゼントには多数のご応募がありました。
CDは先週「cappuccino のJazz Live めぐり第3弾」で紹介した
辛島文雄トリオの最新アルバム「イッツ・ジャスト・ビギニング」でした。
ご好評につき「cappuccino のJazz Live めぐり」では
CDプレゼントを続けることになりました。
次の「cappuccino のJazz Live めぐり」は8月の予定です。
前後編2回の予定です。
2日連続で同じドラマーが、同じライブハウスで、日替わりのゲストと共演します。
さあて、そのドラマーは誰でしょう?
気になる方は下記アドレスでチェックしてみて下さい。
http://www.royal-horse.jp/
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【今週のトピックス】
1.不定期連載「ふらり秋葉原」第11回 秋葉太郎
2.解体新書SANSUI AU-111
3.メルマガオークション
4.各店から一言
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●《1.不定期連載「ふらり秋葉原」第11回 秋葉太郎》──
友人の家で1時間くらいLUXの38FDを聴いていると、
前に私も持っていたので懐かしく思い、また欲しくなった。
今日もハイファイ堂に行く。
「川井店長は?」と訪ねると
「今日は店長はお休みです」と店員の宮内君。
「私で良ければ伺いますけど、何をお探しですか?」
「LUXの38FDをさがしているんだけど」
するとパソコンで調べて「前に38FDは買ってますよね」と言う。
「今度は38Fはどうですか?
あまり数がないし、音がやさしくって綺麗で、
ヴァイオリンなんかは最高に良いですよ。」と言ってLUX 38Fをすすめる。
現物を見ると、約30年前とは思えないほど外観は綺麗である。
聴いてみることにした。
タンノイのSUPER RED MONITORをつないでセットしてくれた。
聴いてみた感じは非常に上品な音である。
今すぐ配達出来るのかと宮内君に聞くと、
「今日は配達がいっぱいです。
私で良ければ閉店後9時くらいになりますけど届けますよ」
と凄く感じが良かったので、買うことにしてしまった。
「そんなに欲しくなかったのに衝動買いをしてしまった・・・」
家に帰り38Fがセット出来るように準備することにした。
どのスピーカーにつなごうか迷った末、JENSENのH222につなぐことにした。
SANSUIの真空管のアンプでJAZZを聴きながら、宮内君が来るのを待っていた。
予定通り9時5分前に宮内君がアンプを持ってきて来てくれた。
準備がしてあったので、接続には5分もかからなかった。
スイッチを入れた瞬間お店で聴いたときより、凄く元気がよくきこえた。
スピーカーが違うせいだろうか?
(次週につづく)
●《2.解体新書SANSUI AU-111》──
ジョリークラブ最年長の京都の近藤さんのリクエストに
最年少の大須本店アルバイターの佐竹が応える形式が定着してきました。
近藤さんにとって初恋のようなほのかな懐かしい想い出が蘇る管球アンプ、
SANSUI AU-111を解体します。
佐竹の目に映るSANSUI AU-111はどのような姿でしょうか。
近藤さんから佐竹へのメッセージです。
サンスイ「往年の銘機」とされている真空管プリメインアンプ「AU-111」 、
これは、現代の若いオーディオファイルの方にはぜひ見て欲しいし、
「あの時代こんな素晴らしいオーディオアンプがあったのだなぁ」と
少しでも理解してもらえれば幸いです。
(実際私はこのAU-111を長年愛用していたもので、
このアンプの手のこんだ造りと、音質の良さ、凄さが分る。)
トランジスターが初めて国産アンプに採用されたのは1962年以降であった。
ヒーター不用、小型、発熱が少ない、寿命は永久的といわれたトランジスター。
トランジスター化の流れは60年代になってどんどん押し寄せてきた。
その中にあってトランスメーカーであったサンスイは
1965年(昭和40年)管球アンプの最終版管球プリメイン・アンプとして
AU-111(当時価格¥65、000)を発売した。
当時のカタログにも「これは真空管アンプの終着駅だ」と書かれている。
サンスイ初のブラックフェース、
重量24.5Kg、とダイナミックな重量感に溢れていた。
底足に移動しやすいようにキャスターが付くほどのヘビーウエイトであった。
そのブラックフェースと銀色に輝くメタルノブは
その後のサンスイアンプ大ブレークの起爆剤になったとも言われている。
1960年にサンスイはJBLの輸入代理店となった。
AU-111のサウンドチューンにはJBLスピーカーを使用したという。
当時の取扱説明書を見ると、最終ページに
「組み合わせるスピーカーはJBLを使うとイイヨ!」とある。
AU-111は大ヒットとなり、
「注文に応じ切れず、お店の納期催促にとても困った」
と当時のことを山水電気OBの方が懐かしそうに語っておられた
雑誌記事を思い起す。
私も当時真っ先にAU-111を導入した一人である。
その圧倒的な聴感S/N比と音楽性豊かな音質と表現力は
他の追随を許さなかった。
真空管アンプとしては異例なほどのパワー(45W×45W)によって
音楽のダイナミズムを大切にするその音楽性豊かなアンプ設計は
高い評価を集めた。
「トランスのサンスイ」と云われたサンスイは
得意の大型・大容量タイプの電源トランスを惜しみなく採用した。
真空管アンプの生命を左右する電源部トランスはレギューレーションに優れていた。
出力管は6L6GC P,Pによる、AB級回路方式のプッュプル固定バイアス動作、
また多重負帰回路の構成で全帯域にわたって平坦な特性が得られた。
コントロールアンプ部にカソードフォロワーを含めて4段という
贅沢な増慎回路を使用し、
初段から最終出力段まで全増幅回路をNFアンプで構成、
低ノイズ、低歪みを誇った。
貴重なアナログレコード再生に「12AX7」2段とし
MMカートリッジに万全のシフトで対応した。
内部配線は基板を一切使わないハンドメイドによるダイレクトワイヤリングを徹底し、
基盤を使用することから生じる音質変化をクリアにした。
そして、1999年秋 AU-111 vintage(¥440、000)が
200台限定復活生産され発売になった。
これはあっという間に売れてしまい、アンコールを望む声に応えて、
2001年3月(受注生産開始)21世紀モデルとして
伝統の真空管アンプ復活モデルAU-111G「vintage」(¥480、000)が
再発売された。
近年常識となっているプリント基盤はあえて採用せず、手間隙のかかる、
性能がもっとも良好であるラグ板、手ハンダ配線で
当時のままに復元されているのは驚異である。
☆ 解体して見せて欲しいところ。
(1)真空管全体 (6L6GC/12AX7)
(2)基基盤配線回路(手配線)
(3)大型電源トランス
(4)アンプには珍しいキャスターが付いているところ
(5)今では懐かしい裏面SP端子/コネクター/プラグ端子等々
その他、若い佐竹君から見て、「これは珍しい」という個所、
手のこんだところはどんどん見せて欲しい。
もちろん、見て懐かしいところ絵になるところ、制限しません。
佐竹の解体はこちらをご覧下さい。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040716/kaitai.html
●《3.メルマガオークション》──
84号の開札結果です。
1.ADLIB 創刊号
入札:2件 最高価格: 600円
2.MICRO AX-5G
入札:9件 最高価格:17777円
今週の締切日時は7/22(木)21:00です。
1.決定盤永久保存 平凡、週間平凡秘蔵写真集
「スタアの40年」マガジンハウス発行
昭和63年6月2日 A4版 436ページ 定価2,000円
平凡、週間平凡の創刊から休刊まで40年の歴史で生まれた、
写真、記事を選りすぐり400ページにまとめた写真集です。
使われている写真の数は3,000枚を超えいるそうです。
美空ひばり、力道山、石原裕次郎、長島茂雄、三島由紀夫、
吉永小百合、山口百恵、松田聖子等々、
歌手、俳優、スポーツ選手、お笑い、など250名以上を幅広く収録。
20年代の写真などはかなり貴重な物だと思います。
古い割にきれいな写真が多く見ていてかなり面白いです。
美空ひばりの写真、記事はかなり充実していると思います。
付録はスタアの水着40年です。これもかなり貴重なものです。
紙質がいいので結構重いです。
表紙などに汚れが有ります。少し折れたページもあります。
ページの落ちなどはありません。
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=49&id=0404901&l=JP
●《4.各店から一言》──
<秋葉原店>
こんにちわ。秋葉原店宮内です。
暑い中、いかがお過ごしですか。
クーラーに当たりすぎて体調を崩さないようしたいものです。
今回は、パワフルなSL-1200MK3Dを紹介します。
宮内雄教
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040716/akiba.html
<日本橋店>
皆様こんにちは。
やっと近畿も梅雨が終わった模様です。
高校野球も予選がもうすぐ始まりますし、
プロ野球のオールスターも新庄の活躍などで盛況に終わりました。
若干パリーグの方で混乱が見受けられますが......。
そして、本格的な夏がいよいよやって来た模様です。
私初のハイファイ堂での夏、
どのようになるかはドキドキしながら期待しています。
今回は、パイオニア最後の高級DATデッキ、D-07Aを取り上げたいと思います。
小山 博
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040716/nihon.html
<大須本店>
こんにちは、大須ハイファイ堂の浅井です。
いや〜、最近、めっきりと熱くなりましたね。
ハイファイ堂ではハイエースで配達をしているのですが、
クーラーでカンカンにしているのに、
それでも直射日光の熱さに、ちょっとまいってしまいます。
そんな中、今回はあえて真空管アンプの紹介をしたいと思います。
やはり、その時に心を動かされたことを伝えるのが一番だと思いますので。
浅井隆太郎
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040716/osu.html
<ハイファイ堂レコード>
常連さんのお店にビアガーデンがあることが判明。
でも9時までしかやっていない。
ビアガーデンってなんで何処も時間が早いのでしょう??名古屋だけ?
大阪は遅くまでやってたなぁ。
だれか深夜営業のビアガーデン作って〜。
今週のハイファイ堂レコードHPは「直球・夏の5枚」です。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040716/2f.html
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福岡店
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営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休