メルマガバックナンバー
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ハイファイ堂メールマガジン第87号
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いつも真面目な原稿を書いてくれる京都の近藤さんから、
先週のハイファイ堂レコードの「エロジャケ特集」について、
「これぐらいではセクシーでしょう」とおすすめエロジャケ情報が。
ヴィーナスレコードの「バット・ビューティフル」
(チャールス・カクファーソン&スティーブ・キューンTKCV-35331)を一度御覧あれ。
このCDとLPのジャケットとなると、ジャズ雑誌「スイングジャーナル8月号」でも、
「これは所詮エロではないか」と談義されたくらいエロっぽいジャケットである。
近藤さんのディテールに富んだオーディオアクセサリー群後編をお届けします。
ご好評いただいている「解体新書」ですが、
解体不能でも商品の素晴らしさを熱く語りたい商品を取り上げることになりました。
タイトルは「IPPIN図鑑」(=いっぴんずかん)です。
今週はMcIntosh MC500を取り上げます。
本日よりサマーセールが始まります。
8/31までのセール期間中にご来店の上、お買い上げいただくと、
その場で1000ポイントプレゼント致します。(お一人様1回限り)
DMをご持参いただくか、「メルマガを見た」と申告して下さい。
暑い最中、出かけるのは億劫だという方はまずホームページをご覧下さい。
お買得商品情報はホームページでもお知らせします。
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【今週のトピックス】
1.ディテールに富んだオーディオアクセサリー群後編
2.IPPIN図鑑 McIntosh MC500
3.不定期連載「ふらり秋葉原」第13回 秋葉太郎
4.メルマガオークション
5.各店から一言
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●《1.ディテールに富んだオーディオアクセサリー群後編》──
以前からシステムの音質で高域感に満足した効果が得られないため、
スーパートゥイーターの追加も検討していました。
しかし、スピーカーケーブルをHarmonix HS-101SLC、
ジャンパーケーブルをHarmonix MAX-Jumperに替えた途端、
その悩みは吹き飛んでしまいました。
S/Nと解像度がすごく上がった感じで、再生されるブラシの音は、
ブラシの本数まで数えられるくらい繊細で明快な表現であり、
目の前のスピーカーから鮮明に手に取るようにハッキリと分かるのには
驚きと感動でいっぱいでした。
よく言われる「スピーカーの存在を感じさせない音質」とは、
このようなものなのかと改めて感心させられました。
(しかし、SACDプレーヤーの導入によって、ハイファイ堂さんにお願いして
スーパートゥイーター「JBL UT-405」を導入しました。)
より高音質へのグレードUPができたと思っています。
しかも、ピアノのタッチは明快で輪郭がハッキリしていて、
ピアノの音では今まで聴いた事のない低域感の厚い音質で、濁りもなく、
ましてエネルギー密度が高く緩みのない高速レスポンスと、
その見事なまでの再現性には驚きでいっぱいでした。
SACDソフトも聴いてみたが、音質はより繊細感と透明感が増した再現性で、
その再生音は一段とクオリティが高く、
抜群に優れたピュアな音質を提供してくれました。
それだけではない、更にエージングが進につれ、
そのパワーの凄い事と更に質感が高まった。
低音もより自然的な音質で、けっして弱くならないところが気に入った。
少音量でも実に豊かに響き、そして、自然に出てくるエネルギー感と解像力、
音離れも抜群で気持ちのよい臨場感でした。
まして、ワイドレンジとダイナミックな音の立ち上がり、
そのスピードにも物足りなさはなく、音の空間と実在感が素晴らしい。
一回りスケールの大きなサウンドが楽しめました。
また、このほっとさせる空間は、どうしてこのように出せるのか、
音の色彩感と艶がいい、最後の静寂に消えるまでの音の変化が
表情として楽しめました。
最後はHarmonixのチューニングフィート(TU-201improved黒色)ですが、
「これは 素晴らしい、気に入った」
TU-201improvedを設置して一音を聴いた途端思わず出た言葉でした。
今まで微弱でしか聞え難かった音がクッキリと浮かび上がり、
低域感はより豊かで分厚く骨太な音質になってきた感があります。
低音の情報量が増え、音量感が大幅にアップする。
ダイナミックレンジと音の解像度が各段に向上。
大音量時にも音がつぶれない。
音の立ち上がりが鋭くなり、音の一つ一つが鮮明になる。
反応が速くなる、スピード感がよりアップする。
重低音域が拡大、臨場感が増す。
音抜けの良さと、音圧が凄く向上した感じを受けました。
低域感が増すだけではない、
中・高域の解像力も抜群に良くなったのには実際に驚きました。
SN比も高く、
(チューニングフィートでSNの向上とは信じられないでしょうが、これが現実です)
音の濁りが消え、一音一音が鮮明になる。
高域感も以前より耳障りなザラつきがなくなり、
大音量再生でも音は崩れず瞬発力がより増してきた感があります。
再生音の反応が速く、スピード感が素晴らしいし、
設置して一音が出た時から全帯域にわたり伸び伸びとして、
ダイナミックレンジと音の切れ及び解像度が上がってきた。
(今後エージングが進むと、かなりの高音質を求める事が出来る。)
これだけの再現性があるとは最初の時点では考えていなかっただけに、
これは本当に鳥肌が立つくらい見事というほか言葉がないくらいです。
設置してその抜群の効果には十分に納得できるものであると思います。
現在、多種あるオーディオアクセサリー類の中で「縁の下の力持ち的存在」の
チユーニング製品、Harmonix TU-201improvedの設置、
これほどまでに即高音質につながる方法は他にないと改めて思いました。
また、これは大型のハイエンドスピーカー用に導入するには最適であると感じました。
(現在使用のJBL4344MK?には相性バツグンです)。
「即導入したい。」とまでの気持ちにさせる超魅力のTU-201improvedは
実に素晴らしい。
良かった、やはりHS-101SLCとMAX-Jumper、
そして、チューニングフィートの導入、その選択には間違いなかったことを、
羨望していたハイクオリティサウンドの実現で、
これは最も優れたデイテールに富んだオーディオアクセサリー群であると
強く感じさせられました。
以上
オーディオアクセサリーはディテールに富んでいます。
アクセサリー選びが一段落の近藤さんのオーディオ仲間から電話がありました。
「CARDAS Golden Ref ACとRCAを持っていくから試聴しよう」
「気よく眠っていたあの虫が目を覚ますかも知れない。 コワ〜イ!」
と近藤さんはおっしゃるのですが、
CARDASの最高級ケーブルの視聴レポートが届くかも知れません。
●《2.IPPIN図鑑 McIntosh MC500》──
「IPPIN図鑑」の命名は二宮です。
IPPINというたどたどしいローマ字を敢えて採用したのは、
「逸品」と「一品」の両方の意味を込めつつ、
表現に携わるジョリークラブの腕の未熟さを前もってお断りしておくという意図です。
「図鑑」か「図解」か悩んだのですが、
このコーナーが長続きすればオーディオを系統的に解説することになると思い、
「図鑑」にしました。
解体新書の名コンビ京都の近藤さんと佐竹が中心です。
解体新書と同じく商品の選定・本文を京都の近藤さん、
写真取りと写真コメントは佐竹、商品の手配は寺本が担当します。
記念すべき第1回目は大須本店在庫のMcIntosh MC500です。
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/oldhifido_info5.cgi?model_no=04-20156-32752-00-2004-08-02&lang=j
京都の近藤さんから佐竹へのメッセージです。
新企画「IPPIN 図鑑」でMclntoshのパワーアンプ MC-500を取り上げましょう。
MC-500はかなり高価でもあり、作りが手強いし、解体もしずらいので、
豪華で優美なフォルム、フェース等をIPPIN図鑑で紹介しましょう。
オーディオアンプは書画骨董のようにスタティックなものではなく、
エレクトロニクス機器である。
動態保存はそのまま倉庫にぶち込んでしまえば唯、朽ち果てるだけである。
ハイエンドオーディオが本当の意味での道楽極致とすれば、
いつまでも愛着を持って可愛がって使って欲しい。
それに飽きたら、好きなアンプをまた求めて、
アンプはいつまでもメンテナンスを施して、
リサイクルエコロジーの流れに乗るべきだと思う。
現在のオーディオ業界の現状を見る限り、かってのように次から次への新製品は、
今後現れる状況ではないからである。
歴代マッキントッシュアンプの中でも物量投入が一番高いのはMC-500と云う事で、
また、「今の時代このような質、量ともに高いアンプの出現は今後考えられない」と、
輸入発売元エレトリの方が言っておられた。
だから、今回取り上げるMclntosh MC-500こそ、
何時までも大事に最も愛着を持って使ってほしいアンプの一つである。
ハイファイ堂さん在庫の、このMC-500極上クラスの美品ということ。
私も2台をブリッジ接読(1000W+1000W)でモノラルとして使ってみたくなった。
” 静かなる巨人 ” と称されたMclntosh MC-500
1949年以来、常にハイクォリティ・パワーアンプの技術を先導し、
世界の指標であり続けたマッキントッシュ。
しかしその圧倒的な信頼性と豊潤細美な音の味わいはついに抜かれることなく、
独自のアウトプットトランス・テクノロジと合わせて、
孤高ともいえるモニュメンタルな地位を築きあげた。
そして93年最も進化したハイパワーステレオ仕様のMC-500。
フル・グラスイルミネーションパネルの深いかがやきも堂々と、
2/4/8Ωの負荷に対して500W+500W一定の連続出力トランスは単巻トランスで、
ほぼ2Ω負荷としてトランジスターの電源容量能力100%利用した方式である。
無信号時の消費電力は約200Wに過ぎません。
温度が10°C低ければアンプの寿命は2倍。
このことがマッキントッシュの基本理念であり、
事実として名高い長期信頼性の原動力になっていると思う。
スピーカーのインピーダンスの仕様に対応する優れた方式といえる。
オーディオアンプとしてよく考えられたものであると思うし、
何時まで聴いても聴き飽きないサウンドで、また、決して聴き疲れしないのがよい。
そのことが、世に比類のないマッキントッシュ・クォリティを提供する
”静かなる巨人”と云われているのが、その由縁であろう。
☆あの独特な美しいブルーに輝くパワーメーター、出力トランス、全体のフォルム、
フェース等々、きれいなデジタル写真で可能なところまで。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040730/ippin.html
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
●《3.不定期連載「ふらり秋葉原」第13回 秋葉太郎》──
目が覚めて時計を見ると正午を少し回っていた。
外を見ると天気も良く、体調もいいので、自転車に乗り、
約30分かけて秋葉原に着いた。
真空管屋さんを覗くと、6SN7GT(RCA)の球が目に入った。
値段を聞いてみると、手頃な値段だったので同じ値のものを4本揃うかと訊ねると、
「2本ずつペアになっているので、揃いますよ」と言って、
4本同じ値のものを用意してくれた。
私はあまり真空管の知識が無く、同じ値のものと、
バラバラの値のものとどう違うかはよく分からない。
同じ値のものを買っとけば間違いないと思い、購入した。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040730/photo/tarou.jpg
いろんな店を廻り、ビタQのコンデンサーとアーレンブラットリーの抵抗を買ったが、
なかなかアーレンブラットリーの抵抗が揃わないので、デールのものも購入した。
帰りにハイファイ堂に寄り、川井店長に真空管の事を訊いたところ、
「プッシュプルの場合は2本で一つの特性になるので、
この数値がバラバラであると、音が滲んだりぼやけたりする」と言われたが、
私にはあまり理解できないので、とにかくマッチドペアで使っていれば
良いのだと思うことにした。
友人に訊ねると、真空管というものは1本ずつ数値が違い、
ロット番号で見て同じ工場・同じ日に作った連番のものしか使用しない
神経質な人もいるといっていた。
私が思う程単純なものでないとおもい、アンプをつくるのが不安になってきた。
(次週につづく)
●《4.メルマガオークション》──
86号の開札結果です。
1.ステレオサウンド別冊 TAPE SOUND 6 1971
入札:3件 最高価格:2,000円
2.MICRO AX-1G
入札:4件 最高価格:8,000円
今週の締切日時は8/5(木)21:00です。
1.Audio Accessory特別増刊 アナログレコード再生の本
音元出版 平成12年7月30日発行 B5版234ページ
発行の比較的新しい本の中でも一番人気のアナログレコード再生の本です。
店頭ではかなり競争率の高い本です、新しい割にあまり見ないのと、
最近のハイエンドなアナログ機器など今でも新品で買えるものが
多く載っているのが特徴です。
アナログレコードをCD-R化など平成のレコードの扱い方のバイブルといえます。
オーディオアクセサリーの増刊号だけに
アクセサリー関係についてのページも多いです。
普段レコードをどう扱えばいい音がでるか、長く使えるかがわかります。
サブタイトルの「無尽蔵な音源を上手にピックアップ」と
裏表紙のEPSON Σ5000,2000がこの本の姿勢を的確に表しています。
すでにアナログプレーヤーを持っている方も、
これから初めてみようと思っている方にもお薦めの一冊です。
ちなみにハイファイ堂の広告も載っています。
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jphttp://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=51&id=0405101&l=JP
2.アームリフター AUDIO TECHNICA AT6006
入荷しました。今回はAT6006です。
オイルダンプ式オートマチックアームリフター。
動作確認済。
外観は少々使用感があり錆もありますが、動作問題無くちゃんとリフトアップします。
商品お問い合わせ先日本橋店
mailto:nihon@hifido.co.jphttp://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=51&id=0405102&l=JP
●《5.各店から一言》──
<秋葉原店>
東京も雨が降ってくれと思うぐらい日照り続きの毎日です。
今週も暑い中でも気を抜くとトンでもないお宝が入荷してきております。
STUDER/A730、MCINTOSH/MC2500等々。
是非、チェックしてみてください。
三浦 公也
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040730/akiba.html
<日本橋店>
暑いですね、皆様如何お過ごしでしょうか。
10年ぶりの酷暑の夏ですが、
一方で東北、北陸では大雨で大変な被害が出ている様で、
年々異常気象がエスカレートして来ているのでは、と思います。
さて、久しぶりに担当させて頂きますが、取り上げるもの
はやはり、というか、またか、というか、あのメーカーのあのスピーカーです。
徳重 健
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040730/nihon.html
<大須本店>
皆さんこんにちは
暑い日が続きますね。
今回の大須店は真夏のジャンク市です。
しかもなかなかいいものがかなりありますよ。
岩村浩一
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040730/osu.html
<ハイファイ堂レコード>
ハイファイ堂レコードの主力商品はレコードとオーディオ書籍です。
レコードにも云えることですがオーディオ屋さんのハイファイ堂内のレコード屋なので、
普通のレコード屋さんでは見向きもされないレコード
(オーディオチェックレコードなど)がよく売れます。
今週のハイファイ堂レコードHPは人気のオーディオ書籍をご紹介いたします。
ただいま書籍買い取り査定額を大幅UP、買い取り表作成中です。
眠っているオーディオ書籍などあれば是非是非お問い合せ下さい。
mailto:hifido@hifido.co.jp
村越洋一
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040730/2f.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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大須本店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37 (052)249-2600
秋葉原店
〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F 3F (03)5818-4751
日本橋店
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611
福岡店
〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681
営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休