メルマガバックナンバー
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ハイファイ堂メールマガジン第88号
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夏だから暑いと言ってしまえばそれまでですが、
少しでも涼しく快適に過ごしたいものです。
休日はクーラーの効いた部屋で音楽を聴いてのんびりするのもいいのですが、
暑いときだからこそ行ってみたいところもあります。
夏の暑さが厳しいことで有名な京都にお住まいの近藤さんから
うらやましくなるようなコラムが届きました。
暑さが厳しい故に京都の観光スポットは空いていて狙い目です。
市街地を散策したcappucinoさんは素敵な宿とカフェの情報を送ってくれました。
京都が世界中の人々を引きつけるのは観光資源だけではありません。
古いものが大切にされているだけでなく、
生活の中にしっくりと溶け込んでいることも魅力です。
オーディオも現役ですばらしい音を聞かせてくれる古いものがたくさんあります。
先週日本橋店が紹介したDIATONE R305の記事を覚えていらっしゃいますか?
DIATONE R305を愛用している読者からメールをいただきました。
じっくり使い込んでみないと分からない良さをお伝えできるのではと思い、
掲載させていただきます。
ご好評いただいているサマーセール。
こんなに暑いのにご来店下さるお客様に感謝を込めてお買得商品を補充しました。
セールの情報はホームページの冒頭でお知らせしています。
セール情報の更新日時は店舗毎に異なります。
ハイファイ堂は年中無休ですからお盆も平常通り営業しております。
メルマガも通常通り発行しますので来週もよろしくお願いします。
来週号ではCDプレゼントを予定しています。
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【今週のトピックス】
1.涼しさ求めて貴船の川床
2.cappuccinoの「ちょっとお勧め」
3.いぶし銀の音
4.不定期連載「ふらり秋葉原」第14回 秋葉太郎
5.メルマガオークション
6.各店から一言
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●《1.涼しさ求めて貴船の川床》──
川床と言えば鴨川と貴船川が有名ですね。
鴨川は交通の便が良いのですが、涼しさでは断然、貴船です。
川床の読み方は「かわゆか」でも「かわどこ」でも構わないようですが、
「床」を「ゆか」と読む方が夏の季語としてよく使われるようです。
京都の近藤さんは涼しさを求めて貴船に行ってきました。
京都の毎年恒例暑い夏の「祇園祭」も終わりました。
しかし、これからが夏本番です。
蒸し暑い京都の夏、夕暮れ迫る頃、久しぶりに叡電出町柳駅から
叡山電車(鞍馬線)に乗り、私と妹の家族6人で 「貴船の川床」に行ってきました。
都会の雑騒と暑さを逃れ、やはり温度は市内より3〜4度低いようです。
何より湿度が低いからそれ以上に涼しく感じられた。
川を吹き降ろすそよ風の心地よさ、渓流の水は澄み、
水はある所では盛り上がり、美しい曲線を描き流れていた。
床に座っていると水音は涼やかに響き、見ると両岸の大木からは、
木漏れ日がキラキラと輝いていた。
川床は川の上に板を張り、その上で食事などをする京都の夏の風物詩です。
川床の指定された席につくと「涼しいぃ〜! ! !」
と思わず歓声を上げるほどの冷風が・・・
川の真上に位置するため、風が吹くたびに
天然のクーラーともいえる冷風が起こるのです。
川のせせらぎとカジカの鳴き声を聞きながら、
その川で冷やした冷たいビールと美味しい料理を堪能し涼しい風にあたっていると、
暑さも忘れ何とも言えない夢心地になりました。
また、ぐうぜん隣り席に祇園の舞妓さんがお客さんと一緒に来ておられ、
その情景と実によくマッチした綺麗なこと。
もう最高に幸せな気分にさせてくれました。
帰り道、お店で頂いた団扇で扇ぎながら
川沿いの料亭や旅館を眺めて歩いていると、丁度、燈篭に明かりが灯り、
これまた何ともいえない憂いを誘うようでした。
千年もの昔から都人に愛された京の奥座敷の美しさと深さを
再認識させられました。
また、貴船川沿いにはもみじの木が植わっており、
紅葉の季節にも多くの人が訪れる名所でもあります。
JAZZとオーディオも良いが、暑い夏は貴船の川床が最高です。
ここで舞妓さんの言葉を借りて一言、
「メルマガ読者 はんも、きょうと<貴船の川床=きぶねのゆか>に 、
い ち ど お い で や す 〜!」。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040806/kyoto.html
●《2.cappuccinoの「ちょっとお勧め」》──
皆さん、こんにちは。
日本全国夏本番を迎えました。
子供たちが待ち望んでいた夏休みも半分近く過ぎました。
毎日、暑さとどう付き合おうか考えてしまいますね。
この暑い時期に、これまた暑い夏で有名な京都へcappuccinoは行ってきました。
ここまでで“暑い”を何回使ったかな。
今回、ご紹介したいお店は、清水寺、三十三間堂等の観光スポット。
三条、四条の繁華街も徒歩圏内の好立地にある
“五条ゲストハウス”“五条カフェ”です。
五条通りに面したこのお店は、築100年、元老舗料理旅館を改修され、
1階をカフェ、2階をゲストハウスとして昨年(2003年)8月にオープンされました。
オーナーの森谷(もりや)さんがお店を始めた“経緯”をお伺いしました。
森谷さんは、奈良ご出身。(なかなかの好青年ですよ〜)
20才頃に外国に住みたいという希望で日本を離れ、
現地で就職口を探されましたが、日本で働くのと変わらない環境なので、
これなら日本で外国人の方を対象にした仕事をする方が自分の希望に近いと思い、
“五条ゲストハウス”“五条カフェ”をOPENされたということです。
宣伝はなし。
英語に強い森谷さんが英文でもホームページを作成されていますので、
外国からの長期宿泊者も多いそうです。
取材中も3人お出掛けされました。
勿論、外国の方でした。
お店の切り盛りは森谷さんご夫婦だけで頑張ってこられましたが、
1周年を機にスタッフが入る予定。
「2階のゲストハウスは、まだ掃除してませんが宜しかったらどうぞご覧ください」
とおっしゃったのでご一緒しましてお部屋を拝見。
男性用相部屋、女性用相部屋、個室、談話室等。
8月までは予約がいっぱいのようです。
最近、洋風の家が多いなか、こんな和風の家も懐かしく、
和みのある雰囲気でいいなぁと思った。
国籍が違っても共通する日本文化にふれながら話がはずむんじゃないかな。
実は、森谷さんは、外国のお客様に日本芸能の三味線の説明をされています。
演奏も披露したいところですが、まだそこまでは・・・。練習に手がまわらない。
津軽三味線の坪井先生(長唄三味線:今藤佐敏郎)、見捨てないでくださいね〜。
将来はLIVEも聴けるカフェにして欲しいなぁ。と思いました。
今藤佐敏郎の部屋「三味線と生きる」
http://www.imafuji.com
音楽好きな私が気になっていたのがBGM。
はい、勿論Jazzが流れていました。
インターネットから引き出してるようです。
ご夫婦はRock好きで、バンドをされたりしていましたが、
お客様の評判が良いのでJazzをかけてるそうです。
最後に、森谷さんは“五条ゲストハウス”“五条カフェ”で外国から訪れた人と
京都の人たちが自然と交流できる場になって欲しいという夢があります。
少しずつですが、手応えを感じてるようです。
8月7日から10日まで“陶器まつり”が催されます。
森谷さんのお店の前にも屋台がたくさん出店されるらしいですよ。
ご夫婦も初めてのことで楽しみにされてるようです。
京都・五条坂陶器まつり公式ホームページ
http://www.toukimaturi.gr.jp/
別れ際に“名刺”をいただきましたが、cappuccinoは名刺を作ってない。
こりゃ、必要かなぁ?
皆さん、京都を訪れた時は、是非足を運んでくださいませ〜。よろしゅうに。
“五条ゲストハウス”“五条カフェ”に興味を持たれた方はHPをご覧ください。
http://www.gojo-guest-house.com mailto:stay@gojo-guest-house.com
京都市東山区五条橋東3-396-2
TEL/FAX 075-525-2299
森谷 栄二
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040806/kyoto2.html
●《3.いぶし銀の音》──
愛知県知多郡のN様よりいただいたメールを紹介致します。
DIATONE R305についての記事は、
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040730/nihon.htmlやや過小評価ではないかと思います。
このスピーカーはとても難しく、ケーブルを変えたり、
アンプを変えたりするとまったく違った音を出します。
サンスイ・マランツ・ミュージカルフィデリティなど石を試しましたが、
どれもいまいち。
大須のハイファイ堂で酔っ払って買ってしまったロジャースが一番でした。
クラシック、ジャズ(確かに少し甘いかな)、
ボーカルはすばらしい高音を聞かせます。
(高音とはきつい音であるとの認識しかない私には驚きでした。)
低音も、こんなにしまった音はなかなかありません。
しかし、音質の悪いCDはそのままに表現してくれます。
LPは大体が締まったいい音を聞かせます。
確かに丸いのですが、鮮明すぎる今のスピーカーにない、
疲れない、いぶし銀の音を出しますね。
タンノイがはしゃいだ音に聞こえます。
日本の実力もなかなかです。
N様が「酔っ払って買ってしまったロジャース」とは
管球式プリメインアンプRogers E20aです。
先週紹介したDIATONE R305は1969年製です。
アンプが球から石へと移行する時期ですが、
現役で活躍しているアンプはまだ管球式が多かったはず。
球のアンプを意識して作られたスピーカーなのかもしれません。
●《4.不定期連載「ふらり秋葉原」第14回 秋葉太郎》──
どういう球のアンプを作るかを友達やハイファイ堂の川井店長に相談してみた。
私の頭の中では300BとかKT88とかが無難かなと思ったりもしたが、
真空管の本を色々読んだりしているとますます訳が分からなくなってきた。
別の友人に聞くと「300Bを作れば嫌になればすぐに売れるよ」と言われた。
「他の球だとなかなか売れないよ」とも言われたので、
私は「300Bというのはブランドなのか、
女の子のブランドでいうとヴイトンとかシャネルか?」と聞くと
「その通りですといいとか悪いとか関係ないんです。オーディオの世界は。
300B=ヴィトンといった感じですね。」
私はやっぱりブランドはどうでもいい。
自分の耳を信じて6V6で作ることにやっと決めた。
部品を集めるのに秋葉原に向かった。
電源トランスは好みの既製品がないので、注文する事にした。
出力トランスは既製品で間に合った。
出力管には6V6のシルヴァニアの球をペアで2セット購入した。
その他抵抗やコンデンサーも購入した。
シャーシーは色々見て回ったが、自分の好きな物は既製品ではなかった。
注文すると5万円はすると言われ、
自分で何とか作ろうと思い、池袋の東急ハンズに行った。
いろんな材料があるので、鉄にしようかアルミにしようか?
今日は見るだけで帰った。
(次週につづく)
●《5.メルマガオークション》──
87号の開札結果です。
1. 1.Audio Accessory特別増刊 アナログレコード再生の本
入札:5件 最高価格: 6,000円
2.アームリフター AUDIO TECHNICA AT6006
入札:4件 最高価格:12,000円
今週の締切日時は8/12(木)21:00です。
1.STEREO SOUND NO.23特別増刊 ステレオ・カセットのすべて
昭和47年7月25日発行 B5版292ページ
今ハイファイ堂常連の間で密かなブーム「カセット」特集!
ステレオ・カセットの楽しみ/
最新カセット内外30機種の試聴とデッキとテープの相性テスト/
カセットミュージックテープ200選/…
カセット保守のテクニックや
長岡鉄男の「カセットデッキの上手な使いこなし」など見所満載!!
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=52&id=0405201&l=JP
2.THORENS スタビライザー ¥20,000
今回のスタビライザーは特に程度が良く自信を持ってオススメできます。
トーレンス・ファンはもちろんのこと、アナログ好きは一度使用していただきたいです。
ゴムのひび割れ等はありません。
スペック
・直径6.8cm
・高さ2.8cm
・550g
・真鍮製
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=52&id=0405202&l=JP
3.昇圧トランス ソニー HA-T10 ¥6,400
コネクター型の昇圧トランスです。
小さいのになかなか実力派で、結構音が前に出ます。
音抜けも良く、キレも良いのでこもった感じがありません。
昇圧トランスマニアは一度使ってみてください。
スペック
・3〜40オーム対応
・超小型ダブルボイスコイル使用
・利得26dB
・特性20〜30,000Hz
・出力インピ:47KΩ
商品お問い合わせ先大須本店
mailto:osu@hifido.co.jp
http://www.hifido.co.jp/cgi-bin/auction/show.cgi?s=d&num=52&id=0405203&l=JP
●《6.各店から一言》──
<秋葉原店>
暑い日が続いております。
ハイファイ堂は8月の暑さに負けじと全店サマ−セ−ル開催中です。
TANNOYフロア型スピ−カ−、ヤマハモニタ−スピ−カ−を始め
他にもお買い得商品を多数用意してお客様のご来店をお待ちしております。
もちろん試聴も大歓迎です。
ご自身の耳で聴いて納得していただいてからのご決断で結構です。
このチャンスに以前から欲しかったあの商品をGETしてください。
ご来店、お待ちしております。
川井智博
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040806/akiba.html
<日本橋店>
皆様こんにちは。
8月に入り、いよいよ「残暑」の季節になりましたね。
まだ8月初旬で真夏のまっただ中なのに、
「残暑」というのもおかしい感じがするなあ、
ということを、昔から残暑見舞いを書いているときなどに思っていました。
昨日私は休日だったのですが、吉野川の清流に泳ぎに行き、
そのあと温泉に入り、鮎料理を味わってきました。
良い気分転換になりました。
で、リフレッシュした心と身体でご紹介する機器は、
マランツのCDプレーヤー、CD-34です。
小山 博
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040806/nihon.html
<大須本店>
久しぶりにメルマガを書きます。
いざ書こうと思うといろいろ頭の中を巡ってなかなか絞り切れません。
商品の紹介がいつも多いようなので、
今回は「私のハイファイ堂」をつづってみようと思います。
越濱靖人
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040806/osu.html
<ハイファイ堂レコード>
LPの詰まった通称「折れコン」と格闘の毎日。
100円レコードの準備で少しは痩せるのでしょうか?
高価なLPは抜いているつもりなのですがお客様の方が上手です。
今日はビングクロスビーがサンタの格好したジャケット発見。
「これも100円だよねぇ??」「あっ……そ、そうです…。」
きょうは2回悲鳴をあげました。
100円セールは毎日商品入れ替わり。
8月31日まで名古屋・ハイファイ堂レコードで開催中です。
お近く&ちょっと遠いけど夏休みの方、御来店をお待ちしております!!
私が大須へ戻る前に某ルートより大量に買い取った「あやしいLP」。
決して華やかとは云えないラインナップ。
HPに掲載するにはちょっと、と思っていました。
ある日聴いてみたらええ感じ。
今週のハイファイ堂レコードHPはこの「あやしいLP」を特集します。
村越洋一
http://www.hifido.co.jp/merumaga/040806/2f.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F 3F (03)5818-4751
日本橋店
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611
福岡店
〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681
営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休