ダストカバー始めました
メンテ一覧
LPセットまとめ買いが安い!
技術者募集
ダストカバー始めました
|
LPセットまとめ買いが安い!
|
技術者募集
fukunami
レコマ君のジャズレコード独り言
PART-2 第28回目「モノラル・カートリッジのこと」
2008年7月11日 レコマ君
レコマ君へのお問い合わせはこちらから
http://recoma.hp.infoseek.co.jp/
今回は「モノラル・カートリッジ」について述べます。(続)
「ORTFON」の「カートリッジ」に関して。
前回、「CG25D」、「CA25D」の誕生のこと述べましたが、「ORTFON」の歴史を少し観てみよう。
「カッティング・ヘッド」からスタートし、「グラムフオン・インダストリー」から「フオノフイルム・インダストリー」と社名変更する1946年がスタートと考えられる。
オルトフオン フオノフイルム時代のプラシエル型「タイプ B」
S/B 社のカタログから引用
オルトフオン フオノフイルム時代の「タイプ C 」
S/B 社のカタログから引
1948年 「オルトフオン:ORTOFON」=ギリシャ語の「ORTO=正確」と「FON=音」を組み合わせた商品名(米語=ACCURACY IN SOUND) を採用する。
1951年 「フオノフイルム・インダストリーA/S」の傘下で「オルトフオン社」が設立される。
次に、1957年「ステレオ」用のカッター・ヘッドが開発。これは「モノラル」用を2つ組み合わせたもの。
1958年頃「エレクトロ・ソニック・ラボラトリー社」がこのオルトフオン製品を「ESL 100」、「ESL 99」のブランドで販売する。
1957年から1959年にかけて「ステレオ・カートリジ」の名機といわれる「MC型」の「SPU」が誕生する。
この後「SPU」(ステレオ・ピック・アップ)のシリーズは数々の機種を発売する。
「SPU」のシリーズと「CG25D」、「CA25D」「モノラル・カートリッジ」のシリーズは別々のシリーズと考えてよい。
「SPU」のシリーズに「CG25D」、「CA25D」があるのではなく、「SPU」シリーズの「モノラル・カートリッジ」は「SPU MONO」になる訳だ。
この「SPU MONO」は「CG25D」、「CA25D」の生産が終了した1989年の後に発売されている。
後述の輸入元とリンクしていることもあり、その辺りも観てみよう。
「オルトフオン」の輸入元の最初は「ソニー」と言われている。
次ぎが「オーディオ・ニクス」の時代になる。この時代の「SPU」や「SPU GT」は「赤/白」の木箱に入っており、「オーディオ・ニクス」のシールが貼られている。
ただ不思議なのは「オーディオ・ニクス」の扱いになる「CG25D」、「CA25D」がない。
この「オーディオ・ニクス」時代のものは人気も高いが経年変化が気になる時期のものだ。
「CG25D」、「CA25D」については生産はされていたが「オーディオ・ニクス」は取り扱いをしていなかったと考えられる。
「オーディオニクス」時代の赤/白ケース
後の「ハーマン」時代と同じだが資料のように「オーディオニクス」のシールが貼られている。
HIFI堂「過去情報データ-ベース」から引用
次が「ハーマン・インターナショナル」の時代になる。この「ハーマン・インターナショナル」では「CG25D」、「CA25D」も扱われており、「SPU」シリーズも「赤/白」の木箱に入っていて、「ハーマン」のシールが貼られている。
「ハーマン」時代の特徴は、シエルの横側等に「メイド・イン・デンマーク」の「丸いシール」が貼られていること。
「ハーマン・インターナショナル」時代の「ハーマン」のステンシルが貼られた赤/白のケース。
HIFI堂「過去情報データ-ベース」から引用
オルトフオン 「CA25D」
HIFI堂「過去情報データ-ベース」から引用
「メイド・イン・デンマーク」の「丸いシール」
HIFI堂「過去情報データ-ベース」から引用
その後「オルトフオン・ジャパン」に移行する。この「オルトフオン・ジャパン」は大きく別けて前期と後期に別けられる。
「オルトフオン・ジャパン」の前期は「赤い木箱」(角のあるタイプ)のケースに入ったものになる。この時代になると「SPU」シリーズも色々な機種が発売される。ただこの時代には「CG25D」、「CA25D」の生産は終了している。
このことから、「オルトフオン・ジャパン」は1989年過ぎからの輸入元と考えられる。
この時代の「モノラル・カートリッジ」は「SPU MONO」でカバーすることになる。「CG25D」、「CA25D」の後継機としてこの年に発売されている。
「オルトフオン・ジャパン」時代の「SPU MONO」
赤の木箱。
これが「オルトフオン・ジャパン」前期の木箱のケース。
HIFI堂「過去情報データ-ベース」から引用
「オルトフオン・ジャパン」時代の「SPU GE」
HIFI堂「過去情報データ-ベース」から引用
後期「オルトフオン・ジャパン」になると「復刻」タイプがカタログを埋めることになる。この時代のケースは「赤色のケース」(角の丸いタイプ)になる。
正確には後期に前半と後半(現在まで)が有るがこの辺りは次回に述べます。
♪今週の推奨盤♪
「ORTOFON MC 20」
規格 MC型 0.07mV 針圧1.7g 内部インピーダンス2.5オーム
針先ファインライン
写真はHIFI堂「過去情報データ-ベース」から引用
ステレオ・カートリジだが、特に1960年前後の「ジャズ」に適している。
価格もリーズナブルで買い替えもし易い。
品物もよく出てくるので、コンデションの良いものを選ぶことも可能。
出力値が低いので最適な昇圧器は「MCA-76」のヘッドアンプになるが、「ORTOFON T-20」も良いサウンドにしてくれる。
メールはこちら。
mailto:
mifumi@tb3.so-net.ne.jp
レコマ君へのお問い合わせはこちらから
http://recoma.hp.infoseek.co.jp/
大須本店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37 (052)249-2600
秋葉原店
〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F 3F (03)5818-4751
日本橋店
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611
福岡店
〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681
営業時間
11:00~20:00/福岡店のみ水曜定休
お問い合わせは
こちらをクリック
株式会社ハイファイ堂トップページ
トップページへ
ジャンク店トップページへ
English
会社案内・振込先
お問い合せ受付け
インターネット参加
オーディオ買取
メルマガバックナンバー
メルマガ登録・解除
特定商取引法及び
古物営業法による表記
ハイファイ堂みせますカム!
入荷案内登録
ポイント会員特典について
修理規定
送料について
返品ポリシー
プライバシーポリシー
過去情報データベース
検索
オーディオ高価買取一覧
DENON
/
viola
B&W
/
cello
TANNOY
/
SONY
DIATONE
/
JBL
Mark Levinson
Accuphase
EXCLUSIVE
TAD
/
McIntosh
audio-technica
Jeff Rowland
Sonus_Faber
Luxman
カートリッジ
トーンアーム
真空管
/
昇圧トランス
出力トランス
チョークトランス
電源トランス
プリ用電源トランス
インプットトランス
RCAケーブル
XLRケーブル
電源ケーブル
フォノケーブル
オーディオ買取の流れ
全店
分割12回まで無金利ショッピングクレジット
秋葉原店
2024-04-25 JBL S5500やMARK LEVINSON No.23Lなど入荷してます!今後も随時入荷予定ですのでお楽しみに!
福岡店
2024-04-26 ただいま福岡店にはAccuphase E-306やTRIODE TRV-300STなど入荷してます!随時商品化していきますので、ご興味のある方は是非チェックしてみて下さい!
日本橋店
2024-04-26 MARK LEVINSONの初代SACDプレーヤー、No.512がメーカーメンテナンス済みで入荷しました。スムース&ニュートラルなサウンドで音楽ジャンル問わず忠実に再生。センタートレイの王道なルックスも魅力的です。
大須本店
2024-04-25 McIntosh 弩級モノラルパワーMC1201入荷!!パネル清掃後ウェブアップします。
商品部
2024-04-26 現在メンテナンス中のスピーカー達です!近々商品化されると思いますので是非ご検討ください!JBL C50 OLYMPUS S8R、CORAL X-102、JBL 4425
一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC規定に基づいて営業しております
買い替え相談・ご意見などを受け付けます。(このページから商談することはできません。)
*
*
*
*
メッセージの確認画面へ
クリア
詳細検索
●ジャンル
●キーワード
●価格
~
●年代
年代を選択する
●入荷日
●国
メーカー国籍を選択する
●表示件数
●画像一覧
●ジャンクを除く
Eメールアドレス
パスワード