次ぎの「THE SCENE CHANGES / BUD POWEL」BLP 4009 「LIBERTY」ラベルの「MONO」盤。「リバモノ」だ。これは片面「RVG」の刻印があるスタンパー。このアルバムの「LIBERTY」、「MONO」盤を見たのは初めて。これも「サプライズ」だ。また「VANGELDER」でなく「RVG」の刻印も「サプライズ」だ。通常「RVG」の場合「RVG STEREO」となっているが、「MONO」盤だから「RVG」だけなのか?
これは「NYC」ラベルの「MONO」盤で「VANGELDER」刻印のアルバム。「BRING IT HOME TO ME/BLUE MITCHELL」BLP 4228 で「NYC」時代の最後期のころになる。盤は「NYC」だがジャケットは「LIBERTY」仕様のものだ。この録音は1966年で「ブルーノート」が「リバティー」の配下に移行するのも同年1966年なのだ。上記のジャケットの事情もこの辺りに起因しているのか!?
「A NIGHT AT THE VILLAGE VANGUARD /SONN ROLLINS」BLP 1581 これも「リバモノ」のレア品。スタンパーは「RVG」刻印になっている。このアルバムも「STEREO」ではよく出てくるが「MONO」はレア!ロリンズのブットイ「テナー」はさすが「MONO」ならではのサウンドだ。ジャケットは「NYC」時代の仕様。
次は「SONNY CLARK TRIO」 BLP 1579 この「リバモノ」は「RVG」刻印の「NYC」時代のスタンパーだ。ジャケットはオリジナル・ジャケットと思われるコーティング仕様の背文字の無い、厚手のジャケットになっている。このジャケットは「STEREO」盤では見られないもの。音もオリジナルに近いサウンドをしている。入っている「内袋」も「27YEARS」の「NYC」時期のオリジナルものだ。この現品以外では一度だけ目にしたが以降見ていない。
「THE STYLINGS OF SILVER/HORACE SILVER」BLP 1562 この盤は「LIBERTY」特有のディスク・エッジに"ギザギザ”の滑り止めがある盤 プレスはリバティー時代と判断できるがスタンパーは「RVG」刻印になっている。文字は「BN-LP 1562」のスタンパー。
このディスクも「ギザ」盤。「NEWK'S TIME /SONNY ROLLINS」BLP 4001 この「リバモノ」はレア!で「LIBERTY」盤で出てくるのは「STEREO」がほとんど。ジャケットはコーティング・ジャケットだが裏は「LIBERTY」のライナーになっている。これから推測されるのはオリジナルの表紙が残っていてリバティー時代に使用し製作したこと。これも「アメリカだから…」と。「RVG」刻印、「BN-LP 4001」のスタンパーになっている。